正直J2への昇格はかなり厳しい状況で、順位を上げるのが精一杯。何とか前節ホームのY.S.C.C.横浜戦で勝ち、このまま勢いに乗りたいな・・・と思っておりますが、長野は曲者ですからね。
長野は、よく言えばハードワーカー、悪く言えば少々荒っぽいプレーが散発している印象です。元々そうだったというのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督になってから一層そうなったとも。
ともあれ、1つでも多く勝って、1つでも順位を上げる。これが今の岐阜に課せられたミッションだと思って戦ってほしいです。昇格は今は考えても無駄ですし、九分九厘無理そうだというのはわかっているので(泣)。
この日は、色々と都合があって試合開始1時間前にやっと着いた。スタメシも面白いのがいくつかあったけど、もうそんなの頂く余裕もなく、雪崩を打つように試合を見ていたのでした(泣)。


内容は、見た感じだと岐阜の方が押していたふうに見えたんですよね。長野も時間帯によっては岐阜の守備を脅かすシーンがあったんですけど、ミドルレンジで正確性が無くて助かったり、桐畑和繁選手のセーブで何とか抑えたというふうでした。
一方で岐阜に点が入らなかったのは、ひとえに正確性の欠如かなと。あとは押し込むとかのもうワンプッシュだとも。
なお、写真は後半から出場した吉濱遼平選手のコーナーキックのシーン。後半35(80)分くらいだと思う。ワイの技術力とXPERIA様のフォローで、何とかここまでのクオリティが出せた(ニヤニヤ)。

後半38(83)分に行われた長野のフリーキックで、岐阜の守備陣の中に飛び込んだのが、途中加入の乾大知選手。昨年移籍元の松本山雅と期限付き移籍先の栃木SC双方で契約満了になり、今年は無所属だった選手が貴重な1点をもたらし、長野は勝ったといわんがばかりに大盛り上がりになっていました。
終盤まで双方ゼロだったら、♪Boys Greenのチャントだろうと思っていたのですが、この事態になったらば確実に来るだろうと思ったら、やっぱり来た(爆)。そしたら、その勢いに乗せられるかのように、もしくは長野の焦りを招いたのか、大きなドラマが待っていました。
アディショナルタイムに入る直前、長野の守備をかいくぐるように庄司悦大選手が前進し、吉濱選手に回すと、長野の守備の隙を突いてシュートを放つものの、ディフェンダーに阻まれた・・・と思ったら、それがどうもハンドリングエリアに当たったらしくPKになりました。
キッカーは途中出場の藤岡浩介選手。最近調子を落としていたように思えたので、スタメン落ちも仕方ないかなと思いながら、彼が決めてくれると信じて念じておりました。
結果は右隅にきれいに決まり、岐阜が何とか追い付いて、その後も双方決め手なく試合終了となりました。結果的にはドローですけど、先述の通り岐阜の方が押していたと思いますし、シュートの正確性があれば、2-0なり3-0なりの試合に持ち込めたと思えるものでした。
ただ、これで藤岡選手は念願の2ケタ得点。テゲバジャーロ宮崎時代にも2ケタ得点を挙げていますが、今回はまだ試合数を残しての2ケタ得点。難波宏明アンバサダーが述べていましたけど、2ケタに乗せたら勢いが付くとのことなので、もどかしい時期をPKでの得点で迎えさせてしまったことには申し訳なさを感じます。それでも2ケタに乗せたことでプレッシャーから解放されたのなら、本人にとっても安心して試合に臨めるのではとも思っています。あとは大暴れして得点王になってくれ!
この後岐阜は、先日雷雨中止になった藤枝MYFCとの一戦が控えています。0-1という不利な状況ですけど、勝ち点3という『忘れ物』を取りに行くためにも絶対にマイナスからのスタートを跳ね返さないといけません。
その後は、2試合連続でアウェイになります。9/17のヴァンラーレ八戸戦と9/25のいわきFC戦です。
そうなると、藤枝戦を除けば、次にホームの試合は10月になるんですね・・・。もうクライマックスに差し掛かろうとしてるJ3。一体どこが抜け出し、昇格を果たすのでしょうか。外野になったワイらは、ニヤニヤしながら眺めていますか(泣)。

