いわゆるなろう系の中の追放系の作品なのかなと思って見ておりますが、一体どうかなと。この手の作品は、「真の勇者(以下略(笑))」のようなほのぼの系になるのか、「盾の勇者の成り上がり」のようにシリアス系になるのか、そこが気になるところですね。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
ビーストテイマーという動物の力を使役できる能力を持つ主人公は、勇者のメンバーとして行動を共にしていたものの、ある日突然、お荷物だということでクビになってしまう。
心機一転、これからは1人でやっていこうと冒険者としての生活を始めるため、その試験を受けていた矢先、魔物に襲われている1人の少女に出会う。何とか彼女を助けようと全力を振るうが、逆に彼女に助けられてしまう。
実は、彼女は滅多にいないが規格外の力を持つ最強種だった。主人公の優しさに心動かされ、ビーストテイマーだと知った彼女は、主人公に私を使役してほしいと言い、主人公は望み通り彼女を使役する冒険者となったのだった。
というふう。
やはり見ていて、追放系の作品なんだなと実感。冒頭から重い展開になっていましたね。しかも勇者一行というのが評判の悪いメンツだったというから、先述の2作品を混ぜたような展開に(苦笑)。それ以外はというと、いわゆるなろう系のテンプレ的な展開だったんですけど、可もなく不可もない、ごく普通なものになっていました。最初は主人公は何もできない、できることといえば動物の使役くらいだったのが、魔物に襲われた規格外の力を持つ少女との出会いによって、ただのビーストテイマーではなかったことがわかってくるんですよね。実は使役契約を結んだ後のビーストテイマーは、他の動物の使役ができないとのことらしいですけど、こと主人公に関しては、何体でも使役ができるすごい人だったのです。ホントにすごいのに、「すごーい」の一言で終わってしまっているのは何とも残念。もっと驚異的な能力なのですから、見せ場を作ってもいいのにねと思うけど、うさぎを10体近く繋げられる点ですごいと言うべきなのか(苦笑)。
先程も書いた通り、可もなく不可もない作品展開だったので、今後もそんなに大きく盛り上がらないまま進むのではないかと思います。ただ、悪い作品ではないので、じっくり見て行こうと思います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

