大詰めを迎えているJリーグですけれども、先日J2の昇格と降格が決まりました。降格に関しては、今回紹介するJ3の情勢次第で大きく変わりますが、個人的にはほぼ決定だと思います。
そのJ3、大方の予想通りというのか、あのチームがすごいというわけで。早速見て行きましょうか。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、★はJ2ライセンス申請中の意味になります。
1位 いわき(66) +45 ★
2位 藤 枝(61) +28
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(59) +17
4位 松 本(57) +14
5位 富 山(54) +9
6位 今 治(53) +15 ★
やはり、いわきFCは強かった・・・。JFL優勝の勢いをそのままに、J3でもほぼ無双状態。ほぼ勝ちっ放しでここまでやって来ました。J2昇格をほぼ決定というふうにしているでしょう。
もし上がれない案件があるとしたら、現在建設を進めているスタジアム(いわきグリーンフィールド)問題でしょう。現在使っているJヴィレッジスタジアムもホームグラウンドとしては使えない状況で、あくまでいわきグリーンフィールドができるまでの仮住まい。しかし、いわきグリーンフィールドはJ3ライセンスを取るための建設までしか進まないため、J2に上がるという際には、条件付きJ2ライセンスになるでしょう。1万人以上が収容できるようにすることが絶対条件になり、それ以外にもいろいろと条件があるのでしょうけど、果たしてそれでOKとなるのかがカギになるでしょう。まぁ、いわてグルージャ盛岡が条件付きでJ1ライセンスをもらっていることから、いわきにも条件付きでJ2ライセンスをもらえるのではないかと思われますけど、楽観視はできない。
ちなみに、同じライセンス申請中のFC今治に関しては、里山スタジアムが来年には完成するでしょうから、純粋にJ2ライセンスが降りるのではないかと思います。やっとナイトマッチのできる設備ができるのね・・・。
1位はいわきでほぼ確定とにらんでいる中、2位以降が混とんとしています。
現状は藤枝MYFCが最有力になっていますけど、地力のある鹿児島ユナイテッドFCと松本山雅FCがピッタリ付けているから怖い。ただ、松本山雅に関しては往時の勢いがないので、1つでも負けないし引き分けに持ち込まれると、昇格争いから脱落の可能性も秘めており、名波浩監督の述べていた「1試合1試合トーナメントの気持ちで挑む」ことが維持できるかがカギになるでしょう。
藤枝は、イケドンで進めるかがカギになるでしょう。最も近い状況として2019年3位に入った時かなと思いますけど、あの時に状況が似ていますね。鹿児島との揉み合いでどうなるか楽しみではあります。
昇格争いにいるカターレ富山と今治は、それこそ残り試合全勝する勢いじゃないと難しいでしょうね。富山は監督交代をして調子がまぁまぁいいだけに、もしかするとというサプライズ昇格もあるかもしれませんが、現状は厳しいでしょう。
残り5試合の中で、いわきとの対戦が残っているのは、鹿児島のみ。ここで鹿児島がいわきに勝つと、大分わからなくなるでしょう。逆に、ここでいわきが勝つと優勝と昇格を手中に収めることになると見ています。11/6に行われるこの試合は、大きく注目すべきでしょう。
いずれにしても、まだ5試合あるので、大きく騒ぐ時ではないかもしれません。今は、いわきが強いことだけ覚えておいて、試合を見てほしいかなと思っています。