まず放出された・引退した選手は以下の通り(敬称略、※は引退)。
GK : 岡本※・桐畑
DF : フレイレ・橋本・岡村・舩津※・小山
MF : ヘニキ・吉濱・本田※・大西・菊池
FW : 富樫・服部※・畑・石津
こう見ると、結構放出しているんだなぁ・・・。引退も含めて16人もいるのか。既に移籍先が決まっているのは、大西遼太郎選手(ロアッソ熊本に移籍)と畑潤基選手(ブラウブリッツ秋田に移籍)のみというのがまた厳しい。
切ってるのはほぼベテラン(30歳以上)。それ以外の若手で切られたのは、小山新選手と富樫佑太選手だけで、岡本享也選手は引退を選んでるんですよね・・・。
一番残念だったのは富樫選手ですね。入団時はJ3得点王だったこともあり、点取り屋として期待されたんですけど、移籍初年度で大けがをして、そこから歯車が狂いっ放しだったんじゃないかなと。
その一方で、新入団選手も決まっています。新入団選手は以下の通り(敬称略、※は期限付き移籍)。
GK : 林・茂木
DF : 荻野・和田・羽田・遠藤
MF : 横山・北・川上・久保田※
FW : 上野・楠本・田口・浮田
なお、育成型期限付き移籍で出ていた石坂亮人選手が復帰、期限付き移籍だった三國スティビアエブス選手が完全移籍で加入となりました。そうなると、出て行った選手と同じ16人になるんですね。この2選手を含めないと、あと2人入って来そうとも取れますが。
ポイントとしては、若手や中堅どころばかりである点。ベテランの加入は、これまで1人もいません。
中でも、茂木秀選手・遠藤元一選手・北龍磨選手・田口裕也選手などといった他チームの主力級を引き抜いたのは、来年こそという並々ならぬ想いが伝わっては来ます。
現状では、藤谷匠選手・窪田稜選手・藤岡浩介選手・ンドカ・チャールス選手が決まっていませんが、残ってほしいと思っていた柏木陽介選手・宇賀神友弥選手・庄司悦大選手は残ってくれたので、とりあえず大丈夫かなと思っております。柏木選手は来年はほぼ出られないですけど、精神的支柱として若手の育成役(世話係)になってほしいですね。
これで、来年は若手と中堅どころがメインで、要所でベテランというふうになるでしょう。ただ、監督が不安でなりません。
先日、森保一監督の下でコーチを務めた上野優作さんが監督に就任しました。彼は監督経験は浦和レッズユース時代のみ。また小松裕志社長が浦和ルートを使って引っ張り出してきたんでしょうけど、正直監督経験が薄い監督が指揮を執るのは不安でしかないんですよね・・・。来年は中山雅史さんがアスルクラロ沼津の監督を務めるなど、監督未経験者が監督を務めるようですけど、J3はそんな甘いもんじゃなく、監督経験者でも苦労するリーグになっているのに、大丈夫なのかと。来年はJFLとの入れ替え制度が始まるかもしれないので、なおさらです。
まずは、戦力が整って、監督がどのような思いでスタメンを決めるのか。来年のキャンプや練習試合を見ながら、想いを馳せようと思います。ただ、個人的にはフロントはあまり信用していませんから(苦笑)。

