冬の新アニメ2023、3回目はKADOKAWAのレーベルであるファンタジア文庫(富士見ファンタジア文庫)から刊行されているライトノベルが原作の「スパイ教室」です。
この作品、かなり前からCMで流れていたのもありましたし、アニメ化の話も、そのCMで結構流されてましたねぇ。人気もあるようなので、前評判は高いのではと。しかし、「SPY×FAMILY」という人気作品の出た後なので、食傷気味になるのではないかという不安もあるんですね。ただ、毛色は違うので大丈夫とは思いますが・・・。
なお、地元の放送はまだなんですけど、BSで先行で見られたので、先の紹介になります。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
各国がスパイを駆使して『影の戦争』と呼ばれる争いを行っていた時代。任務成功率は100%ながらも正確に難ありの男によって、死亡率9割を超える通称「不可能任務」に挑む機関を創設する。そこに選ばれたメンバーは、実戦経験の全く無い落ちこぼれ女子7人だった。
早速男は彼女達に授業を施すのだが、教え方が非常に下手だったため、彼女達の不信感を買ってしまい、遂には彼女達は男の組織を抜けることまで考え出す。そのため、スパイのおかげで救われ、スパイになることを決めたメンバーの一人である一人の少女が、彼の抹殺のために立ち上がるのだが・・・。
というふう。
1話は実に淡々と進んでいるのですが、これは男のせいなのかな。平坦な感情(ゆえに立派なスパイなのだが)ゆえの副産物なんでしょう。その中で、メインキャラになるであろう7人の女子が一気に出てきたので、これまた覚えるのが大変だぞ・・・と思ってたら、今回はメインの中のメインになるであろう少女だけを掘り下げて展開されたので、やり方としては悪くないですね。今後も(恐らく)1クールの中で、7人をどれだけディティールを出せるかが課題になるでしょう。上手くやらないと作品が崩壊しかねん(汗)。
で、話そのものは、可もなく不可もない展開。思っていた以上にゆったりとしている(ただ彼女の暗殺計画の解明部分はかなり快活だった)ので、まだ面白味がわからないです。ただ、もう初回でサービスショットを使っているあたり、この先ホントに面白くできるのかという心配は無くはない(苦笑)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。