冬の新アニメ2023、21回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」で連載され、後にオーバーラップで刊行されているライトノベルレーベルのオーバーラップノベルスで連載中の「とんでもスキルで異世界放浪メシ」です。
この作品は、個人的には期待している作品ではありました。メシ関係はハズレになる作品が少ないのもその一つの理由です。異世界系統でも食堂やら異世界メシやらは当たりやスマッシュヒットが多いんですよね。ということで、『異世界』と名の付く作品の最後の作品、どうなるのでしょうか。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
ある日、高校生達と共に異世界に召喚されたごく普通のサラリーマン。高校生達は召喚勇者としての能力を持っていたが、主人公だけは一般人より少し強く、鑑定とアイテムボックス、そしてネットスーパーという特異な特技を持っているだけで、召喚勇者達からも王国の召喚士や国王からも疎遠に扱われ、手切れ金のようなお金をもらって召喚された国から出ていくことにする。というのも、勇者を召喚したのも隣国との戦争を企てていたからだ。
しかし、彼の持っていた能力は一般の人達から見たら非常にうらやましがられるもので、中でもネットスーパーは、手持ちのお金をチャージすることで現代社会の食品や道具類を購入できる(ただし高級品扱い)という代物だったのだ。
ただ、この能力と元からあった料理スキルのおかげで、雇い人達の信頼を得たばかりでなく、伝説の魔獣との主従関係も結ぶことになる。
というふう。
この作品も、シンプルな進行ながらも、作品の内容はわかりやすい。話も早くもなく遅くもない展開だったので、付いて来やすいですし、異世界で現代社会の商品を仕入れられるという荒唐無稽さがすごい。さすがイオンネットスーパー(笑)。
今後は、様々な料理が登場し、飯テロ番組とかインフォマーシャルアニメとか言われるのかもしれないけど、いいんだよ、わが道を行って楽しませて下さい。個人的には仲間になる魔獣とかがどう活躍するのかが気になります。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。