2023年03月12日

FC岐阜観戦記2023 第1節 不穏な空気に呑まれる?

FC岐阜、今日はホームの長良川競技場で松本山雅FCと戦いました。
いよいよやって来たホーム開幕戦。しかも相手が松本山雅。隣県(列車でも車でも数時間以内で来られる近距離クラブ)ということで、大勢のサポーターが大挙して押し寄せると思われる中、いかにウチのホームだという雰囲気を作り出せるか。そして選手達がホームという雰囲気の中で相手に呑まれないか、そのあたりがポイントになってくるのかなと。もちろん堅守速攻のお手本のようなプレーと圧倒的な戦力はJ3の中では屈指のものになり、確実に優勝(昇格)候補と言えるでしょう。何で去年1年で帰ってくれなかったんだとツッコみたくはなるが(ニヤニヤ)。<いわきFCの異常さと藤枝MYFCの強(したた)かさのせいだよ(ニヤニヤ)。


さて、週間天気の予報が出た当初は晴れになっていたのが、あれよあれよと悪い天気に傾いていき、昨日の時点では夕方から雨というふうに大きく変わっておりました。そして今日、名古屋を出た時には晴れ間が見えていたのに、岐阜に着く頃には雲が垂れ込める不穏な空気をビンビンに感じ取れるような天候になっていたのです。


今回大きく変わったのが、先行入場の仕組み。
今までは早い者勝ち的な感じで、前日の夕方から席取りのために球団が設定したフォーマットをプリントアウトして貼り付けるということをしていたんですけど、今年からLINEによる抽選順が加わりました。このLINEによる抽選が、先行入場の先行入場になったわけですよ。つまり、先行入場LINE抽選列→先行入場一般列→一般入場列というやや複雑な仕様になったんですよ。今回はアウェイ席入場が隔離されていたので、大きな混乱にならなかったものの、アウェイの人が絡むとエラいことになるんじゃないかと思えてならんのです。アウェイの人だってLINEやってますから。しかも、このLINE入場が絡んだおかげで、いつもより遅く入る格好になり、いつもの席にはもう人がいたので、前より利便性が悪くなった気も・・・。まぁ、松本山雅戦と開幕戦が重なってそうなっただけとも言えるので、今後次第かな。


SOG03_110006今回、会場には様々な選手の看板が立っておりました。去年もあったんだけど、数はそんなに無かったのよね。
こちらはラッツォーリの販売エリアに立っていたもの。右から、窪田稜・久保田和音・茂木秀の3選手とギッフィー。これほぼ等身大の設計なんだね。



SOG03_110229こちらは、かさなるステージのそばに立っていたもの。同じく、村田透馬・柏木陽介の両選手ですな。



SOG03_110353最後は、JR恵那駅の前にあるとんちゃんや大井の宣伝を持った選手看板。ちゃんと出店している店のそばに立ってるという粋な計らい。同じく、庄司悦大・藤岡浩介・宇賀神友弥の3選手ですね。
なお、こちらの商品は後程紹介します。



SOG03_110407今でこそ普通の試合ですが、かつてはトップ・オブ・北アルプスと銘打たれた試合だった時期もありました。そして先程も述べたように、隣県かつホームでの開幕が第4節までお預けということもあって、松本山雅のグッズ販売も行われていましたアルウィンでの開幕戦は、3/26のテゲバジャーロ宮崎戦になるんだ。



SOG03_110423今回、山賊焼のブースも来ていたのですが、そこに呼ばれたギッフィー(ほんもの(笑))。イソギンチャクさん、お久しぶりです(ニヤニヤ)。<レンゲなのー。



SOG03_114837今回入場者特典として、紙ハリセンをもらいました。
こちらは、上野優作監督と庄司選手が写る次節の鹿児島ユナイテッドFC戦側



SOG03_114847そしてこちらが、今日の試合のもの。ホントはこれがスタメンだったんだろうなぁ。<んなこったあない。



SOG03_124343さて、スタメシを頂こうと思ったものの、開幕戦だったのに、やや遅めに向かってしまったのと松本山雅戦ということで人がダダ混みだったがゆえに、欲しいものもあまり買えず、こんなん出ましたけど・・・と泉アソノさんみたいな文言が出ておりました(苦笑)。
ということで、先述のとんちゃんや大井で買ってきた「ハラミ」(左)と「ミノ」(右)「ハラミ」はタレで、「ミノ」は八丁味噌を使っているようです。



「ミノ」は、味噌のコク深い風味があるものの、身そのものは結構硬め。コリコリを通り越してゴリゴリ言ってました(苦笑)。もうちょっと柔らかかったらなぁ・・・。
「ハラミ」は柔らかかったです。タレの味わいも甘味のあるものになっており、なかなかに美味い。今後も出店してくると思うので、期待はしておこう。


SOG03_150418こちらはハーフタイムに買ってきた中華料理 しょうりゅうの「チンジャオロースあんかけ丼」



中のあんが甘めの味になっておりますが、程よいとろみのおかげで温かさがかなりキープされておりました。タケノコとピーマン・パプリカのシャキシャキ感がたまりませんでした。細切り肉もじんわり肉の旨味が出てきてよかったです。


SOG03_155554試合に関しては、小雨が時折ぱらつく中での展開になりました。相変わらず松本山雅のサポーターの声はすごく響くけど、あんまり多いと思えなかったのは気のせい?観客動員数も6733人とどちらかというと少ない。ホントならもう数千人多いふうでもよかったのに、コロナ禍の影響がまだ残っているのか、J3というカテゴリがそうさせているのか、いやはや何とも・・・。

その試合、双方が押し合いをする中で、前半14分に松本山雅が起こした一つのミスが突破口になります。宇賀神→生地慶充→庄司の各選手によるパス回しの中で、松本山雅の下川陽太選手がインターセプトを掛けようとしたものの、後ろに球をそらすミスを犯します。それを見ていた窪田選手が駆け上がり、ペナルティエリアまでボールを保持すると、ビクトル選手の足下めがけてシュートを放つ。すると、懸命に伸ばしたビクトル選手の腕をすり抜け、ゴールマウス右隅に刺さる先制点になりました。いやはや、あのビクトル選手から点を取るのは、結構難しいのよ。特にJ3では鉄壁とも言える部類のキーパーになるので、点を取ること、ましてや先制点を取ることは値千金クラスの価値があるんです。さらに複数点取れようものなら、基本的に勝利を確信してもいいくらいの貴重さ今回は1点止まりですけど、この時は勝てると思ったものです。
しかし、松本山雅というチームは甘くなかった。ギラヴァンツ北九州の数十倍戦力の整っている相手は徐々にギアを上げ、前半終了間際にパウリーニョ選手の規格外シュートで追い付かれます防ごうと思ってンドカ・チャールス選手が足を出したのが、悪い方向に向かったのかなぁ。何もしない方が松本拓也選手も取りやすかったのかもしれないと思うと、何とも運が無い・・・。
その後、後半に入ってからは松本山雅ペースが顕著になり、いつ逆転されてもおかしくない状況に陥ったものの、守備で奮闘を見せていました岐阜側も少ないながらも反撃のチャンスは掴んでいて、シュートまで持って行ってはいましたし、交代時にフォワードを入れ替えたり、ミッドフィルダーを入れたりと攻撃的なシフトを組んでもいたんですけど、実りませんでしたね。

結果的に北九州戦と同じく1-1の引き分けに終わりました。また逃げ切れなかったという点では、どんよりとした雲のような不穏さに呑まれたとも言えるでしょう。終了直後に降ってきた雨はサポーターの涙雨か。






SOG03_160425試合後にやって来るビクトル選手。いつもすまんのぉ。



これで2試合引き分けに終わるという事態になりました。しかもどちらも勝てる試合だった可能性が高かっただけに、ナイスゲームだったとしても惜しい展開だとも言え、これが後々に響かないことを願うばかりです。ただ、確信を持って言えるのは、上野監督のファーストジャーニー(処女航海)が、前途洋々ではなく、前途多難であるということでしょうか。いつ座礁してもおかしくないギリギリのラインで航路を進んでいるふうですね。早いこと堅守速攻のパターンを完成させてほしいのと連携でしょうね。ミスの少ない連携が90分できるようにならないと今後も厳しいでしょう。あと監督に注文したいのは、5人の交代枠があるのですから、使い切ってもいいと思うんです。前も書きましたけど、積極的に代えてもいいと思います。やや早い段階で攻撃枠を増強したのはいいんですけど、後2人、窪田選手から上野輝人選手・和田侑樹選手から羽田一平選手ないしは萩野滉大選手に入れ替えてもよかった気がする。いっそのこと宇賀神友弥選手と羽田一平選手ないしは萩野滉大選手の2人でディフェンスをさせて、川上竜選手を攻撃的ボランチ(窮地の時は守備に振る)にするという強硬策を練ってもよかったんじゃねとか思ったのは、素人判断だったのでしょうか。


3試合目になる3/18は、鹿児島戦になります。鹿児島はホームでFC大阪に逆転勝ち、同じくFC今治戦は引き分けと好調を維持しています。実はなかなか勝てない相手ではあるのですけど、何かしらのイベントが絡むとなぜか勝てる不思議なチームであります。例えば2021年ホームで勝った時は、カレー祭り、去年は岐阜市民総力戦だったはず。またカレー祭りか総力戦をやろう!<もう遅い。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57│Comments(0) スポーツ | 飲み食い系

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