2023年04月01日

FC岐阜観戦記2023 DAZN観戦だぞーん 前編

新型コロナウイルスに感染し、1週間の自主隔離に伴い、不要不急の外出ができなくなったので、今日のホームに行けなくなりましたので、DAZNで見ることになりました。ホーム戦が見られなくなったのは、随分久しぶりなことなんじゃなかろうかと。


実に5年ぶりになるFC琉球戦になるのですけど、行きたかったですね。琉球には、岐阜で活躍していた福村貴幸選手が在籍しているんですよね。その昔、福村選手を追い掛けていた個サポの人が、J3では規格外と述べていたので、結構怖い存在になるかもしれないと思っているんですよね。それに、もしかしたら来てるんじゃないかなとも思ってまして。久しぶりの邂逅に、積もる話も・・・となっていたことでしょう。


さて、岐阜と琉球のこれまでと現状をば。
岐阜に関しては、2019年に琉球と入れ替わるようにJ3に降格以降、選手もいいところを揃えてはいるものの、監督選びに失敗し続け、昨年は昇格争いにも食い込めない有様。そして今年は、元日本代表のコーチを務めた上野優作さんを監督に迎えました監督未経験というのがネックにはなっていましたけど、3月に関してはヴァンラーレ八戸戦の敗北以外は、勝ちないしは引き分けに持ち込み、1勝2分1敗とまずまずの成績を収めていました課題としては、複数得点が取れないところとセットプレーでの失点が挙げられます。ただ、堅守速攻が非常にハマっているのと若手の選手がチームを引っ張ってくれているので、敗北した八戸戦も頭を抱えるような大きな敗北とは感じなかったです。それでもこの一戦で連敗すれば、頭を抱えざるを得なくなり、上野体制に疑問符がつく事態にならないか心配になってきます。

琉球に関しては、2019年に岐阜と入れ替わるようにJ2に残留し、以降戦い抜いたものの、資金力にかねてから問題のあった球団だったので、いい選手や監督を獲得しても、数年後にはいなくなるという事態を繰り返したため、なかなか強化できなかったのが痛手となり、2021年にJ3に降格。5年ぶりにJ3に戻ってきました。こちらも新体制になり、2勝1分1敗と勝ち先行のいい成績課題としては、高い位置(センターサークルより上。特にペナルティエリア付近)でボールを奪われる事態が頻発している、つまりは守備の貧弱さが課題になっています。ただ、J2を5年も生き抜いているのとJ3に降格してもほとんどの選手が残ってくれたとのことなので、個は揃っているようです。またいいベテランを揃えているので、上手く活用すれば、J3では手ごわい相手になりそうです。

そんな岐阜と琉球の相性はというと、実にいい(爆)。これまでの説明が無駄になるくらい岐阜優勢(ギャハ)。2019年に戦った時は、苦しい成績だったにもかかわらず、琉球だけはダブルを獲ったという偉業を成し遂げています。2008年にはJFLで戦っているのですけど、こちらもダブルゲットなんですよ(ニヤニヤ)。つまり1回も負けたことが無いという連敗にならないためにはゲンのいい相手だったりする。これじゃ上野体制の目測も図れないじゃん・・・とか言いたくなるだろうけど、なりふり構ってられないんだから、文句言わない(苦笑)。


そんな色んな想いがあって、現地行きたかったなぁ・・・とかなんとか思いながら、パソコンモニターの前に座っておりました。そうそう、このDAZNでJ3が見られるのも今年いっぱいらしい今後J3では違う環境で見られるようにするとは述べているそうですけど、どうなのかねぇ・・・。あ、この話も長くなるので、またいずれ。





試合が始まると、個の力が強い琉球を意外といなしているというふうに感じました。すると前半8分、フリーキックから始まったこの展開、左にいた村田透馬選手に飛ばしたボールをさらに前方ラインギリギリにいた生地慶充選手に回し、さらにゴール前にいた藤岡浩介選手にクロスを上げ、ヘディングで合わせる!全てが練習の時から散々やりましたと思わせるくらいにドンピシャなプレーで岐阜が先制しました。そして、藤岡選手は今シーズン初得点になりました。やっと来たぞ・・・。
その後は、琉球にも岐阜にもチャンスがあったものの、琉球は岐阜の守備が破れず、岐阜は繋がりがやや悪いように思える部分があって、なかなか次の1点が奪えない状況でした。プレッシャーな部分もあるのかもしれないですね。
焦れた状態が続いていた中で、後半27(72)分、遂に待望の追加点が出ました
藤岡選手が上げた球を村田選手に回し、さらにペナルティエリアにやって来た生地選手に回します。敵の守備に囲まれたので、一旦村田選手に戻すものの、ここは敵に奪われます。しかし、和田侑樹選手→藤岡選手に細かくパスを回した後、宇賀神友弥選手がゴロクロスを生地選手に回すペナルティエリアにいた生地選手が右足を振り抜くと、敵の足に当たりながらも、最後はこの日初スタメンだった琉球のカルバハル選手も対応できず、ゴールマウス右端に突き刺さりました。待ちに待った追加点は、生地選手の2種登録・特別指定選手(共にFC東京)時代以外では初となるゴールとなりました。
一度追加点が取れるようになると、堰を切ったようにまた点が入るもの。後半41(86)分には、センターライン付近で奪った球を浮田健誠→藤岡→田中順也の3選手で回し、最後は田中選手がゴールマウス右隅に流し込んで3点目!ベテランのひと振りがダメ押しになりました。
最終盤に失点したのが余計になりましたが、3-1でフィニッシュ。課題は少なくないものの、大きな課題だった複数得点を獲ることができたのは大きいし、老荘青が点を獲ったことも大きいのかな。


今回も琉球に勝って、琉球戦の不敗神話を継続させた岐阜、次はアウェイで愛媛FC戦となります。新外国人のベン・ダンカン選手が加入し、攻撃に厚みが増したと思いますので、守備の気は抜けないです。むしろ、複数得点をまた奪えるように、攻撃の鋭さを磨いて、最終盤のような不測の事態で受けたダメージを抑えたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:18│Comments(0) スポーツ 

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