この作品、2020年には連載が終わっている(足掛け6年の連載だった)んですね。現在は、この作品の1年半後の世界が描かれた作品が連載中とのことらしい。恐らくテレビアニメ化が決まった時に始まった、期間限定の連載になると思われます(巻数が上巻となっているので、続いても3巻までと思われるから)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
剣と魔法と悪魔(人類の敵)がはびこる世界の中で、主人公は今日も村で野良仕事をしながら生活していた。
勇者が地獄の門を封印してから3年経ち、再び悪魔が活発にはびこるようになった中、主人公の村にも悪魔が襲来する。主人公は幼なじみを守ろうと思いワナを仕掛けるも、全く反応しない。それどころか旅の途中に立ち寄った勇者によって悪魔は討伐され、彼の評価は元々地を這うようなものだったのに、さらに下降することになる。
しかし、勇者は主人公の仕掛けたワナによってあっけなく死ぬことになる。主人公のとっさの判断で、勇者は村はずれに埋められるのだが、翌日目を覚ました主人公は、勇者の姿になっている自身を見て驚愕するのだった・・・。
というふう。
こちらは、元々コメディタッチの作品になるだろうなとは思っていたけど、想像以上にぶっ飛んでた(笑)。まさか、主人公が勇者ではなくて、勇者の死体に魂が移ってしまったただの人(病的な太ももフェチ(爆))だったとは。それ以上でもそれ以下でもないのに、機転だけは人一倍利いて、それが窮地を救うあたり、世渡りは上手そうだなと。
対して、ヒロインは打算的だし、移り気なところもあって、危なっかしい。そして主人公を勇者の遺体に乗り移らせた魔法使いは、勘違いも甚だしいアカンタレだった(苦笑)。
・・・とまぁ、1話全体を見て思ったのは、コイツら全員クズだわ(ギャハ)。だいたい大根にパンスト履かせる変態主人公に勇者にしっぽを振ってしまうヒロイン、そして明らかに違う理由で勇者が死んだのに、主人公が強いと思い込んでいる魔法使い。総じて酷い(苦笑)。
ただ今後、この3人が巻き起こす珍道中が、どんなふうな結末に繋がるのか、楽しみではあります。まぁ、そんじょそこらのトンチキとは違うのと、勇者になった主人公の持ってる剣が鈍(なまく)らになってるあたりでお察しレベルかも(ニヤニヤ)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

