そんな中でゲーム業界は、どちらにも潜り込めるんですね。前者ならPS4やPS5、後者ならNintendo Switchの携帯モードでプレイするとかで。
では、早速見ていきましょう。今回もマルチ展開の作品紹介です。
最初は、「Kizuna AI - Touch the Beat!」(PS4・Nintendo Switch)(★)。
元々は2020年に配信されたOculus Quest・Oculus Quest 2用のVRリズムゲーム(ペンライトを振ってキズナアイの応援をするゲーム)で、既にPS5で配信という形で発売しています。
基本的には、VRを利用してプレイするのですが、non-VRモードというVRを利用しないでのプレイも可能になっています。またViewモードというステージ内の空間を自由に歩くモードもあります。なお、15曲収録されています。
2番目は、「BATSUGUN サターントリビュート Boosted」(PS4・Nintendo Switch)(★)。
1993年にアーケードで稼働した「BATSUGUN」をベースに、1996年に発売したセガサターン版を移植したもの。なお、東亜プラン最後の作品になります。
アーケードベースのノーマルとアーケード版からバランス調整などを施したスペシャル版というセガサターン版の仕様だけでなく、様々なオリジナル要素、プレイ中の経験値ゲージ・隠しボーナスのスコア累計・再生中のBGMなどが新規ユーザーインターフェースで表示される「Boost Up HUD」という機能とスコアの桁数を増やしたオンラインランキングが追加されます。
最後は、「ふゆから、くるる。」(PS4・Nintendo Switch)(★)。
2021年にPCで発売した同作品の移植版。
移植に際し、人気カップリングのイベントCGが追加されているそうです。基本的にエンターグラムの作品はPC版をほぼそのままにしているのに、今回はイベントCGの追加とは。よほど力を入れているんですね。
次回は各ハードの注目作の紹介です。

