岐阜は、ノリノリの中での福島遠征。5/7の天皇杯岐阜県予選決勝以来、負け無しで来ており、リーグ戦では5試合負け無しになっています。攻守がガッチリ噛み合っているのと意識が高いのが最大の理由なんでしょうけど、この時期は富に調子がいいというのもあるんですよね。去年も監督交代してからしばらく負け無しだった時期がありましたし。
対して福島は、前節のヴァンラーレ八戸戦で完勝しているものの、それ以前は2連敗(天皇杯2回戦を含めると3連敗)とのこと。八戸戦が復調の兆しになっているのかが気掛かりですね。順位は下の方に位置付いているものの、守備が硬いチームなので、簡単に破れない・・・というのが目下の見立てです。

いいですか、皆さん。公式のアナウンスですと、福島駅東口からバスであづま総合体育館で下車となっていますけど、アウェイゲートどころかホームゲートでもその次にあるあづま陸上競技場で下車するのが近いですよ。バス運賃が前者は640円、後者は660円ですけど、20円で最寄りに降りられるのなら、そっちの方がいいって(苦笑)。
なお、とうほう・みんなのスタジアムの正式名称は、あづま陸上競技場。しかし、会津若松市にある陸上競技場があいづ陸上競技場というので、かなりややこしい。現状岐阜戦で会津若松市での開催は無いものの、もし会津若松市に行く時は、気を付けましょうね。

この弾幕にあるように、集客に苦戦しているようで、この日の試合も1085人とかなり少ない。メイン席(約5000人収容)だけしか開けていない理由が何となくわかる。サイドが開放されたのは、昨年のいわきFC戦だけ・・・と思ってたら、後半戦にはチラホラいたけど、何でおんねん、開放していないのに。

ということで、最初は、肉の上杉の「米沢牛串」。米沢牛を使っていますが、見て下さい、この適度のサシの入ったいい肉ではありませんか。


もう文句なしの美味さ。肉汁があふれんばかりに出てくるだけじゃなく、ミディアムレアに焼かれているのか、非常に柔らかなものに。塩コショウも振ってますけど、肉の旨味と甘さがじんわり出てきて、1000円でも安いくらいですよ。

合うことは合うんだな。でも、肝心の高菜が水洗いされているのか、元々なのか、塩気が薄く感じましたね。これは塩気あってもいいぞ。ちょっと濃い塩気とチーズの旨味がマリアージュされれば、結構いいお味になるのではないかと思われ。今度市販のピザで試してみよう(ニヤニヤ)。

もっと盛ってもいいのよ(ニヤニヤ)。味は、ごく普通だったので、可も無く不可も無し。ゆえに、もっと盛っていいと思った。

・・・でもな、ウチらはもう2回ナイトマッチを経験しているんだな。ありがとう、陸上の記録会!<と、皮肉交じりに言っております(ニヤニヤ)。
さて、試合は岐阜ペースだったかなと。福島も攻めているんですけど、岐阜はボールを早い段階で取り返せていたかなと思います。それでも福島の硬い守備がなかなか破れず、もどかしい時間を過ごしていました。要所でいいシュートは出ていたからなおさら。
しかし、突破は突如やって来た。
前半36分、恐らく宇賀神友弥選手の代わりで出場した松本歩夢選手が柏木陽介選手へ下げながらのパス。柏木選手もさらに下げながら左にいた生地慶充選手に回し、左ウィングにいた村田透馬選手に回して突破を図ります。そして村田選手がゴールライン手前で上げたクロスは、相手の守備で何とか防いだかと思ったら、軌道を変えて飛んでいき、右ペナルティエリアそばにいた窪田稜選手の左足にダイレクトイン!そのまま飛んで行った球は、手前で出ていたキーパーが慌てて右サイドに駆け寄るものの、間に合わず、見事ゴールマウスに入ったのです。キーパーはゴール正面での勝負だろうとタカをくくっていたのが仇になったのかな。
見ている側は、オフサイドじゃないよな、大丈夫だよなとやきもきしながらでしたけど、ゴールインが認められて、大いに沸きました。
そしてアディショナルタイムに入る前の前半45分には、柏木選手が蹴ったロングボールをンドカ・チャールス選手が受け止めるものの、近くにいた相手選手にクリアされてしまいます。しかし、距離が短かったため、窪田選手が回収し、松本歩夢選手に託します。十分に溜めて放たれたクロスは、敵のそばだったものの、村田選手の前に落ち、冷静に右隅に流し込む!相手の守備陣とキーパーを乗り越えたボールは、見事に右隅に刺さりました。今シーズンの初ゴールは、誰が見てもゴラッソだと思える見事なゴールでした。練習の時よりも上手いんじゃないの(爆)?
勢いの付いた岐阜は、後半も勇猛果敢に前に攻めていたものの、相手キーパーのファインセーブも含め、福島の守備陣が奮起して、チャンスが来てもゴールを割らせてくれません。一方で福島の攻撃陣も徐々に洗練され、岐阜の守備陣をかいくぐるものの、閉める時はきっちり閉めることができる現状の岐阜のメンバーなら、崩れることはなかったですね(もちろん危ないシーンは散見されたが)。
結果は0-2のクリーンシート。先述の通り、危なっかしいシーンはあったものの、積極的に攻める時と守る時の切り替えが上手くいったのとクリーンシートなので、よしとしたいところです。



これで岐阜は6月無敗(Jリーグ公式戦3勝1分、天皇杯1勝)なだけでなく、5/14のカマタマーレ讃岐戦以来9試合負け無し(Jリーグ公式戦5勝1分、天皇杯3勝(岐阜県予選決勝含む))と突っ走っています。ここまで調子のいい時期を迎えるのは、過去に例があまり無いです。確かに調子のいい時はありましたし、先述の通り、この時期は調子がいいんです。だからこそ、7月の初戦になるホームのいわてグルージャ盛岡戦は負けられない戦いになります。
この先本格的な暑さを伴う夏に突入します。岐阜県の夏は酷暑とも言われるほど。ここで選手の調子を崩すようなことで負けるのだけは避けたい。現行の練習方法も含め、体調管理をしっかりと行って、好調を維持してほしいものです。
そして、今回スタメンから外れた宇賀神選手が、これまで全試合出ているのでお休みというふうであってほしいのと、そろそろカードの累積数が気になります。この累積数も調子のいいチームに暗い影を下ろしかねないので、怠慢なプレーだけでなく、もったいない事象でカードをもらわないようにしてほしいです。

