秋の新アニメ2023、14回目は投稿サイト「小説家になろう」の作品が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックス(メディアファクトリーの一レーベルであるMF文庫Jの姉妹関係)で連載している「盾の勇者の成り上がり」の第3期になる「盾の勇者の成り上がり Season 3」です。
2期はある程度の期待と不安が入り混じる中での放送になりましたけど、結果的に後者の方が勝ってしまい、やや中だるみ・・・いや緩い感じの内容になってしまいました。第1期の放送内容が、あまりにも完成度が高いというのもあったのかもしれませんが、そんな中でも第3期の放送を獲得したということは、根強いファンのいることを証明してもいます。そんな根強いファンを失望させないためにも、第3期は絶対に上手くいってほしいものです。
あらすじは続きモノなので無し。四霊の一つを倒し、異世界でその元凶も倒して帰還した主人公達が、戦力の立て直しと自分の治める村人達を取り戻すため、闇の闘技場に赴くところから始まります。
主人公達が異世界から戻ってきたら、残りの勇者達が行方不明になり、村人達が奴隷として売り買いされている(しかも、奴隷制度の廃止が尾を引いて値が上がっている)。女王も頼りないどころか、王族を追放された女が行方をくらまして何か企んでいるのではないかという、とにもかくにも主人公達にとっては頭の痛い出来事ばかり。まだ次の波(いわゆる異変)が、すぐに来ないことが救いという状況だったことが幸いし、現状の立て直しを優先することになったんですね。
そんな中でやって来た闇の闘技場。オープニング前のアバンで、いきなりそこでの戦闘シーンだったので、何事ぞと思ったんですけど、話を進めていくにつれて、なるほど納得。先述の状況が、そこに帰結する理由だったんですね。
制作会社も変わったからなのか、ヌルヌルしたオープニングアニメを見られ、作品の内容も前期に比べれば、盛り上がる展開だったと思います。今期は大丈夫じゃないのかな。動くべき人達が動いているので。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。