2023年10月16日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その16 ゴールはここじゃない!

FC岐阜、昨日は大阪府東大阪市にある東大阪市花園ラグビー場(以下、花園ラグビー場)でFC大阪と対戦しました。
先週行われたアスルクラロ沼津との一戦に勝利し、首の皮1枚状態の岐阜その状態がず~っと続いているので、緊迫感が出るはず・・・なのに、他のチームも似たり寄ったりなことをしているので、緊迫感があまり伝わってこない(爆)。早いこと介錯されるチームが出てこないかと変な期待を示すばかり(汗)。

一方のFC大阪もJ参入初年度の成績のよさを示しており、試合開始前は5位に就けていましたシーズン開始当初は引き分けの多いチームという印象を与えていましたけれども、この頃は粘り強いチームと見方が徐々に変わっています。この粘り強さを出してくるのかもポイントになってくるでしょう。


SOG03_121619やって来ました花園ラグビー場。あまりに大き過ぎて全てが収まらない(苦笑)。
ちなみに、この競技場は第1グラウンドになります。実は、花園には3つグラウンドがあるんですね。そのあたりは、後程。



SOG03_120946中は、こんなふう。
見た感じ、ピッチは良好そうなんですけど、試合が進むに従って、特に左サイドで土が掘り返される格好になり、芝が剥がれていきました丁度ラグビーの試合が始まったこともあり、芝が荒れやすくなっているのでしょうね・・・。
ラグビー場の痕跡は、写真ではわかり辛いのですけど、ゴールマウスのそばにラグビーのポールを立てる穴があるんですね。それ以外にはラグビーのライン等はわからなくなっていました。人工芝だとその形跡がはっきりわかるんですよねぇ。
スタンドに関しては、全て個席になっており、ラグビーの国際大会の基準は満たしていますが、Jリーグのライセンスは屋根を満たしていないので、恐らく条件付きのはずです。あとアウェイ側であるこちら側は、高くなっているのに対し、ホーム側の席は低くなっており、迫力あるプレーが見られそうです。ただ、サッカースタジアムと比べると、ラグビーを行う関係で少し広めに取られているかなと。



SOG03_125507花園ラグビー場にあるのが、Hanazono Rugby Museum。その名の通り、花園ラグビー場の歴史に加え、国内外のラグビーの歴史・高校や大学のラグビーの歴史・ラグビーワールドカップの紹介などが紹介されています。



SOG03_121638東大阪はラグビーの街・・・ということを象徴しているのが、「花園ラグビーの日 記念モニュメント」というもの。
2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会の花園ラグビー場で開催された4試合の結果と共に隋円形のラグビーボールの石像が据えられています。



SOG03_121237東大阪はラグビーの街・・・ということを象徴しているのが、この自販機にも現れています。東大阪市のマスコットキャラはトライくんというラガーマンなんですね。



SOG03_121141そして、こちらが花園ラグビー場の第2グラウンド第1グラウンドの北(アウェイ)側にあります。写真には収めていませんが、第3グラウンドも第1グラウンドの南東にあり、陸上競技場を備えた複合設備になっています。

さて、この第2グラウンドを改修して作られるのが、FC大阪の新スタジアムとのこと。現状は低い座席群に照明と一応試合はできるレベルにはなっていますけども、J3ライセンスはもちろん出してくれないレベルでしょうね(汗)。何人収容するスタジアムにするのかは不明ですが、少なくとも敷地の広さを見ると、J3ライセンスで手一杯なんじゃないのかな・・・。J2以上のライセンスが出るスタジアムができたら、拍手喝采ですよ(ニヤニヤ)。ウチでいえば、長良川メドウをJ3ライセンス以上の規格のスタジアムにするって言ってるようなものです。



SOG03_145514おまけ
スタジアムの東側にあるのが、生駒山。大阪府と奈良県にまたがる生駒山地にある山の一つで、関西圏では重要な山になります。
在阪テレビ・ラジオ局の送信所(NHKの奈良県内は中継局扱い)が置かれています。ラジオ局に関しては、FM COCOLO(本局)とNHK奈良放送局(中継局扱い)、そして在阪AM3局のワイドFM送信所となっています。



SOG03_124305敷地内ではボッチャの体験会など様々な催しが行われていましたけど、気になったのがありまして・・・。
こちらは、MOBILE X plusという乗り物この手の乗り物は、セニアカーというものが幅を利かせていますけど、結構高いだけでなくデカくて持ち運びに不便といったデメリットもあります。この車は、折り畳みもでき、車輪で転がして運ぶことも可能で、お年寄りにも扱いやすいものになっているようです。オーダーメイドにも対応しているようで、例えば杖を収納するケースも備え付けられるようです。348,000円(税別)が決して安いとは言えないが(苦笑)、使い勝手の良さを考えれば、お安いのかもしれない。
ちなみに、名古屋にある会社も開発や販売に関わっているようです。



SOG03_125336FC大阪には、禹相皓(ウ・サンホ)選手と清本拓己選手が在籍しています。このうち、禹選手はアマチュア時代から活躍しており、今シーズンもスタメンで試合に出ているようです。



SOG03_123843やっとこさ、スタメシの紹介(笑)。


最初は、たこ焼き ひなたの「たこ焼き」です。今回は塩にしてみました。
2022年たこ焼きグランプリの優勝店舗で、大阪府箕面市から来ているようです。



こちら、衣のだしの味わいがしっかりしており、そのままでも十分に美味しい。そこに塩が掛かっているので、しょっぱさのアクセントが付いていました。ただ、もうちょっと塩気は抑えてもよかったかな(ニヤニヤ)。すっぴんでも十分美味しいから、ソースとかいらないんじゃないのとか思ってしまう(苦笑)。


SOG03_131017こちらは、HANAZONO FOOD SHOPの「肉盛り焼きそば」です。すき焼き用の薄切り牛肉が、たっぷり乗っておりました。



焼そばの味そのものは、極めてオーソドックスなソース味でしたけど、中の肉が甘めに仕上がっているので、ソース味の焼きそばのいいアクセントとコントラストになっていました





SOG03_155508試合ですが、先週の沼津戦とは違って、スローテンポな動きになっていました。相手に合わせてしまったのか、暑かった気候を考慮してなのか。いずれにしても、沼津戦のような動きをしていたら、FC大阪は面食らってたんじゃないかなぁ・・・と思って見ていました。
それでも、前半は積極的なプレーを見せて、相手の芝の特性を掴んだプレーはしていたのかなと。ラグビー場って芝が剥がれやすいだけじゃなくて、地面が硬いそうなんですね。だからボールが弾みにくいそうな。惜しいシュートもあったんだけど、ホントなら惜しいじゃなく入るシュートを打たないと、前半無失点は痛かった・・・。

そう思ったのは、後半の失点劇。自分達のパスミスから招いた失点劇なんですよね・・・。最後に点を決められたのも、守備がガラスキになっていたのを狙われてしまったこともあったから。これは沼津戦の失点の反省が生かせてないか。似たような失点シーンだったよなぁ。
応援も勢い付いてきたFC大阪は、畳み掛ける猛攻を仕掛けてきますけど、何とか防いで挽回のチャンスを窺っていました。そして、最終盤の後半43(88)分にようやく繋がります。
庄司悦大選手から川上竜選手を経由して途中出場の窪田稜選手に展開されたボールは、窪田選手のクロスで中央に。それをドンピシャのタイミングで、これまた途中出場の田中順也選手が頭で合わせてくれました。しかし、キーパーの正面だったのですけど、運よく股下をくぐるような軌道を描き、ゴールマウスの中に吸い込まれていきました取りこぼしたようにも見えますけど、なかなか点の取れないキーパーという話なので、取れてよかった。

結果、田中選手のゴールで何とか引き分けに持ち込みました。ちなみに、FC大阪でゴールを決めた選手も田中直基選手と田中尽くしの試合になりました。



引き分けで終われたことがゴールなのかというと、そうじゃないんだよなぁ・・・。ということで、表題の『ゴールはここじゃない』というふうになったのですよ。この表題は、B'zの♪兵、走るの一節なんですけど、歌詞のほとんどが現状に突き刺さるんですよね・・・。これ、確かラグビーワールドカップに合わせて作られた歌だったんじゃないかな。<大正製薬の「リポビタンD」のCMソングだって。

その歌詞にある『アナタは先の方 ずっと先の方』、J2昇格は先の方、ずっと先の方に行ってしまっていないか引き分けで妥協してはいけないのですが、まだ相手のおかげで再び首の皮一枚繋がった状態10位に落ち、ホントに先の方なんですけど、勝ち点差は7に縮まっている『まだ終わりじゃない』という歌詞の通り、サッカーの神様がもう一度チャンスを与えてくれているんです。『追い付きたいなら今はTRY』なんですよ。次が本当にラストチャンスになるでしょうから。


SOG03_155946試合後やって来た禹選手。
ウチに半年しかいなかったのに、ここまで大きく成長してくれたとは・・・。ベトナムに行って酷い目に遭って大変だったのに、ここから起死回生しているのだから、彼はホントすごいよ。



SOG03_160117こちらは、清本選手。
実は、清本選手は、今年右ひざ前十字靭帯断裂という大ケガで全治7~8ヶ月とのことで、まだ復帰もままならない状況大分トリニータ時代にも同じ箇所のケガをしているので、復帰できるのか心配です。



勝てなかったことは痛いですけど、周りのおかげで何とか踏み留まっているのは、何度も申し上げている通り。この勝ち点1を生かすためにも、次の奈良クラブ戦は落とせません。そう、ここで勝てば、最大4位までジャンプアップできる大事な試合になるのです。他はデイマッチ(FC琉球×FC今治のみ前日ではあるものの、ナイトマッチ)なことから、全てがわかった中での試合になるので、そのわかった部分を生かせるかプレッシャーになるのかは、今まで積み重ねてきた経験値次第だと思います。今回の試合のようにベテランの力が大きく生きてくれれば、おのずと勝利を引き込めるのではないのでしょうか。


残り試合7。J2昇格への勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24│Comments(0) スポーツ | 飲み食い系

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