
それが、「エリックサウス監修 ビリヤニ」。「カレーの祭典」で販売されていた一品でしたね。
実は、この「エリックサウス監修 ビリヤニ」、インド大使館の公式Xが大絶賛しているんです。いわく、「インド伝統の風味豊かな味を日本でご賞味ください。インドのバスマティ米を使ったビリヤニは日本人の味覚に合い、瞬く間に好まれる料理となりました」とのこと。ということは、より本場の味に近いものに仕上がっているとのことなのでしょう。
ちなみに、ビリヤニとは、催事や人が集まる時に食べるスパイスの利かせた炊き込みご飯とのこと。米もバスマティという長粒(インディカ)米になっているあたりが憎いですね。
そんな味ですが、米に関しては、インディカ米になっているので、少々パサついた仕上がりになっておりますけど、芯は無くさっくりとした仕上がりとも。スパイスはそこそこで、スパイスが苦手な人も大丈夫な作りになっています。むしろスパイスが利いているのは、カレーの方で、チキンカレーは、食べていくにつれて、じわじわと辛みが増してくる深い味わいのものに。一方でバターチキンカレーは、まろやかな味わいで、辛味も少なめ。チキンカレーとのコントラストが利いているとも言えますが、むしろこれだけでも十分に美味しかったかも。
本場の味を再現しているけれども、日本人の口にも合わせて作られているカレーという位置付けですね。でも、本場の人達が美味しいと言ってるのですから、折り紙付きと言えるでしょう。私もバターチキンカレーなら悪くないかなと思いました。チキンカレーはもう少し辛味以外の味を引き出してほしかったなぁ。

