
この店も、コロナ禍によって一時期お客さんが減り、現在は営業時間が平日の夕方のみになっているとのこと。


そんなこともあり、今回用意できるのは、3種類だけ。それでも想定外にお客さんが来場していたようで、おかみさんも大わらわになっておりました。皆がこの事態を知っていたので、ええよええよと優しく見守っておりました。
ちなみに、この中にある「にかけうどん」は、豊橋のソウルフードの一つとして知られています。かまぼこ・刻み油揚げ・青菜・花かつおが乗るのが一般的だそうです。

皿で盛られるのかと思いきや、うどんの入る丼鉢で供された。想定外だった(笑)。<さすがに普段は違うやろ・・・。
味そのものは、オーソドックスであり、素朴でありな一品。こちら、鉄板で炒めたことによってできた少しおこげの入った麺は、醤油の香ばしさを引き立て、味に深みを出してくれます。そこにシャッキリとしたキャベツと意外にたっぷり入っている豚肉の旨味に加え、かつお節とねぎ(細ねぎ)のアクセントで、うどん一辺倒な味わいを打ち消して、複雑な味わいを出してくれます。
コロナ禍以降、『逆風』での運営を強いられる中で、学生さん達のために格安(「にかけうどん」で300円、「焼うどん」で400円)で提供しているおかみさんには頭が上がりません。おかみさん曰く、歳もあり、もう辞めようとも思っていたそうですけど、学生さん達のために店を開けていくことを決意したそうです。いつまでも元気で学生さん達のために腕を振るってほしいものです。
しかし、学生さん達のために頑張っている店は、みやこだけではないのです。次回はそこを紹介します。
コースから少々外れたところにあるのですが、今回の聖地巡礼を兼ねたイベントでは必須の場所のようです。

