祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
こちら、「平家物語」冒頭の非常に有名な一節ですね。高校の古文で習ったとかいう方も多いと思います。栄華の誇った平家の滅びゆく様を描いた物語なんですけど、この冒頭の一節だけで、平家のおごりから来る滅びの道というのがわかってしまうのですから、何ともすごい文言です。
・・・しかし、これってウチのことやんけ!とか言いたくなってしまいそうですわ(苦笑)。首位に立っておごろうものなら、それが(時期的にもピッタリな)春の夜の夢のようになってしまうわけですし、勢い盛んになっていても結果的に落ちぶれていき、風の前に吹く塵と同じになってしまうんです。
で、どうして「平家物語」の一節が思い浮かんだって?そりゃ、昨日FC岐阜がSC相模原と相模原ギオンスタジアムで戦ったからですよ(ニヤニヤ)。ただ、同じギオンの名を冠したスタジアムに居を構え、現在首位をひた走るFC町田ゼルビアも同じような状況になってるんだよと言ってやりたい(爆)。
ということで、前節松本山雅FCを死闘の末ぶっ倒したことで、首位に立ちました。まだ未消化の試合を抱えているチームもあるので、暫定ではあるものの、上に立つことでプレッシャーに打ち勝ってもらいたいものです。
対戦する相模原は、若手中心だったメンツを昨年の夏以降ベテランも交えたバランス型に切り替えていくと、徐々に勝てるようになり、今年は6位に就けています。未だホームで負けていないというのもあって、かなり手強い相手になりそうで、昨年も勝てなかったんじゃなかったかな。
この日は、朝少し雨が降ったものの、日中は曇りとなり、また雨が降らなかっただけよかった。こちらは、相模原ギオンスタジアムのある相模原麻溝公園で咲いていた桜。丁度満開の時期だったんですよ。少し肌寒かったですけど、桜はもう春の盛りを感じさせます。
スタジアムのアウェイ列付近には、こんなものが。ウチの歓迎を選手イラストで表しているようです。まずは、荒木大吾選手(左)と石田崚真選手(右)。石田選手は相模原に2年在籍していたんですね。
こちらは、與那覇航和選手(左)と林祥太郎選手(右)。與那覇選手はルーキーなのでわかりますけど、林選手をチョイスした理由は何ぞ(苦笑)?誰かファンがいるんでしょうか。
そして、北龍磨選手(左)と茂木秀選手(右)。・・・ファンサが最高とかウチのチャントを知っているあたり、さてはウチに潜む忍者だな(ギャハ)!?
しかし一番不憫なのは、石田選手はあるのに、同じ相模原にいた川上竜選手のイラストが無かったことやね(汗)。
スタジアムに着いてからスタメシ開店までの時間が長かったから、スタメシがこれほど待ち遠しいと思ったこと思ったこと(笑)。最初は、去年もお世話になった、なかみせの「焼き鳥」。鶏皮(右)と軟骨(中央)にしました。
塩味にしたのは、津久井大豆辛みそが付いてきたから。
焼き鳥そのものは、結構塩気の利いたものになっていました。それでも香ばしい味わいがよかったですね。辛みそに関しては、結構にんにくの味わいが強いものになっていました。なので、にんにくによる辛味というのが強かったですね。
この店では、団子も買っています。みたらし団子にしてみましたが、三色団子やあんこの載った団子もありました。こちらは何と2本で100円。先述の「焼き鳥」は同じく250円ですから、結構破格値です。
ちなみに、今年も「うな丼」を買わせて頂きました。こちらは800円でした。やはり破格値(笑)。
もう一つスタメシを紹介。こちらは、高座豚手造りハムの「ミックスグリル」。同所で製造された様々な種類のハム・ソーセージなどが詰まっておりました。これにご飯を入れた丼もありました。
どれも美味しかったんですけど、一番は皮付きのハムですね。脂が乗っていて、皮の部分もじんわり脂が出てくる。そして中に肉汁の詰まったソーセージもよかったですよ。
試合前には相模原のマスコットになるガミティがやって来てくれました。随分久しぶりな感じがする。しっかり見ていないだけか(ギャハ)。
試合は、相模原が今まで組んでいた3-5-2のフォーメーションから3-4-2-1のフォーメーションに変更してきました。この3-4-2-1は前節のカマタマーレ讃岐戦で試したもので、これで勝てたことから今回も・・・となったのでしょう。ウチは恐らくこのフォーメーション対策を施していなかったんじゃないのかなと思える(実際、上野優作監督が試合前のコメントで5-2-3とは言っているものの、今までの戦術で攻めてくるんじゃないかと見ていた)ほど、動きが悪い。藤岡浩介選手はグラウンドが悪いと言っていたので、雨上がりで勝つ水を多く撒いて、スリッピーだったのかなとも。そのせいなのか、相模原の攻守が結構ねちっこい。ことごとく動きを封じられて、これまで見られた電撃戦が繰り出せなくなりました。それでも、双方が抑え込んだのか決め手を持てなかったからなのか、スコアレスで折り返します。後半に入って、先制を挙げたのが岐阜。後半8(53)分のことでした。
この日スタメンに出場した生地慶充選手のコーナーキックからスタートしたこのプレー、田口裕也選手が頭で合わせ、鋭いヘディングシュートとなってキーパーに襲い掛かるものの、弾き返されます。しかし、そのこぼれ球を藤岡選手が見逃さなかった。前方に選手がいた中でも、とにかく蹴り込もうと必死に押し込んで、先制点をもぎ取りました。シュートと言うには泥臭いものでしたけど、1点は1点。この必死にもぎ取った1点を守り抜くことだけ考え抜いてほしいとこの時は思いました。
しかし、敵もさるもの。ここでギアを上げてきたように思いました。結果的に力で押し切られるような感じになってしまい、後半22(67)分に追い付かれてしまいます。
その後は、逆転しようと双方必死にあがくものの、決め手に欠けてしまい、1-1の引き分けになりました。しかし、岐阜は最終盤もう少しだったんだけどねぇ・・・。松本山雅戦のような展開になってもよかったけど、そうは問屋が卸さないですか・・・。
この試合を引き分けたことで、同じ勝ち点でありながら得失点差で大宮アルディージャにかわされてしまい、2位になっています。岐阜には1敗というものもあるので、勝ち点差以上に大きな差を感じずにはいられません。
しかし、まだ2位にいます。今後の展開次第では上位に居座れるだけのチャンスがまだあるということでもあるのです。まだ「平家物語」の一節を語るべき時ではない。いや、語ってはいけない。これから栄華を極めんとしている時に、滅びゆく者達の物語の一端に入るわけにはいかない。まだまだ立ち向かっていくぞ!
次の試合はホームでカターレ富山と、その次の試合もホームでテゲバジャーロ宮崎と戦います。
富山とは平日ナイトマッチ。中3日の厳しい日程ですが、相手も同じ。ただ、富山は調子が上がっているので、気を抜かないように戦っていきたいものです。ホームでは複数得点を挙げて勝ってはいるものの、守備陣を中心に疲れが出ているようにも見えるので、ここはウノゼロでもいいので、確実に勝てるように戦術面でしっかり立ち向かってほしいものです。
さぁ、J2昇格までひた走れ!待っているのは昇格だけではない、優勝もだ!