春の新アニメ2024、13回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に講談社から刊行されているKラノベブックスで連載している「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 〜弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた〜」が原作の「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」です。
この作品、今年から設置されたCBCテレビのアガルアニメの記念すべき1作目となります。月曜日を憂鬱なものにしないために、テンションやボルテージを上げるような作品を提供していきたいという気持ちでスタートさせるとのことで、過去にCBCテレビが製作に関わっている番組はあったものの、枠まで設置して関わってくるのは初めてのことなんじゃないかなと思っております。昨今地上波回帰の動きが垣間見えるだけに、更なる起爆剤になるか注目です。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は異世界からやって来た男性で、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。
しかし、彼には人の能力を見抜く能力が授けられていた。その能力を上手く活用して逸材を見抜き、適材適所に配置して国を強くしていこうと考えたのである。
ある時、街に出て能力を感知していると、差別を受けていた少年に出会う。彼の非凡なステータスを見て、すぐに家臣に据えようと考えるのだが・・・。
というふう。
初回は、自身の能力とその能力を使って差別を受けていた少年を家臣(主人公の右腕になる存在)として招き入れるところがメインでしたけど、冒頭に父親が亡くなるシーンが出てきていましたね。そこにも彼が登場していたので、無事家臣に迎え入れられるのですけど、いわれのない差別意識というのがにじみ出ていたのはわかったものの、そのバックボーンが薄かったので、何となく差別されていますという感覚だったのは、少々残念だったかな。話としてはいいものだったので。
あと気になるのは淡々と話が進んでいったところか。もう少し緩急を付けてもいいかと思ったんですけど、このあたりは持ち時間との戦いになるので、今後の時間配分で上手く解決してほしいです。
現状は可もなく不可もなくな展開。次回以降何かしらの変化球を付けないと、はいはいなろうなろうで終わってしまうかも・・・。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。