というわけで、先日ツエーゲン金沢×FC岐阜の試合を見に行くために、金沢に向かったのですけど、これまでのルートとしては、特急しらさぎで向かうか高速バスで向かうかのほぼ二択だったわけです(ほぼと書いたのは、特急しらさぎを名古屋から乗るのか、名古屋では新幹線に乗って米原で特急しらさぎに乗り換えるか、はたまた「青春18きっぷ」使用に代表される普通や新快速のみで移動という細かな違いがあるため)。
しかし、3月に新幹線が敦賀まで延伸すると、色々な選択肢が増えました。
これまで通り、特急しらさぎで敦賀まで行って、そこから新幹線で金沢まで。同じく敦賀まで行って、第3セクターの乗り継ぎで金沢まで。そして高速バスで金沢まで。もちろん、細かな違いもあり、特急に乗るのが名古屋からになるのか米原からになる(この場合名古屋から米原まで新幹線)のか。普通列車と新快速と第3セクターの列車で向かうという強行軍なんてことなど挙げたらキリがないです(苦笑)。
もちろん、特急や新幹線で向かえば、特急料金や新幹線乗車時に払うグランクラス・グリーン席・指定席・自由席のいずれかの価格がかさむわけで。必然的に高くなりますわな。
しかし、JR西日本は高くなる運賃を想定していたのか、ネット上なら割安にしますよというサービスを打ち出してきました。それが「EXサービス限定・乗継きっぷ」というものです。
この切符は、米原駅発着の新幹線の切符を持っていれば、乗り継ぎになる特急・新幹線の運賃を割り引いてくれるというものです。
例えば、名古屋~金沢の場合、特急(指定席)・東海道新幹線(自由席)と北陸新幹線(指定席)なら10,250円、特急(指定席)・北陸新幹線(指定席)なら9,480円掛かります。ところが、「EXサービス限定・乗継きっぷ」なら7,740円(EX(自由席)が3,100円、乗り継ぎ分(特急・北陸新幹線共に指定席)が4,640円)になります。前者ならおおよそ25%、後者ならおおよそ20%の割引になるので、まぁまぁいい割引です。
ただ、手続きが非常に煩雑なのが欠点で、特にJR西日本管轄外で申し込み、米原から北陸方面に向かう場合、米原駅の改札(在来線との乗り換え改札口に行ってはいけない)を一旦出て、在来線改札口そばにある「みどりの券売機」で手続きを踏まないといけないことが挙げられます。それ以外だと、JR西日本のサービスWESTERの会員にならないといけないこと・スマートEXないしはEX予約サービスの会員にならないといけないこと・EX購入当日に申し込まないといけないことなどがありますし、PCやスマートフォンから該当場所に向かうのも結構わかりにくいんですよね・・・。EXはサービス時間も制限があるので、夜中ギリギリの購入はオススメできません。できれば日中の明るい時間にゆっくりと手続きを踏んで下さい(ニヤニヤ)。
かなり煩雑なので、こちらの動画の説明を受け売り(爆)。
とまぁ、長々と今回買った切符の説明をして、すまんのぉ(ギャハ)。それだけ話をしておかないと、やっぱり高いんじゃないのと思われてしまって、はいおしまいになりかねないですからね・・・。やり方次第で安くなりますよという話をしたかっただけなのです。私もこの話を聞いて、目からうろこでしたもの(前述の動画がそう)。
さて、東海道新幹線で米原まで行き、先程の手続きを経て、特急と北陸新幹線の切符を出してから、特急しらさぎに乗り込んだところ。そういえば、同じ特急でもサンダーバードでは、この手段は採れないんですよね・・・(米原回りになった場合は知らん(爆))。
座席の網掛けには、敦賀駅での乗り換え方法の書かれた紙が入っておりました。ここまで丁寧にやって下さってるとは思わなかったわい。
特急しらさぎは、新しく敷かれたレールに乗って、新幹線の下にある新駅に滑り込みました。
そして、こちらがオープン時に話題になった、だだっ広いコンコース。下には、しらさぎとサンダーバードの乗り換えルート線が引かれています。ちなみに、基本的には33番線がサンダーバード、34番線がしらさぎに設定されているそうです。
北陸新幹線から見た敦賀市内の景色。こちらは港方面ですね。
北陸新幹線のホームがある敦賀駅は、12階建てビルに相当する高さがあるので、いい景色が拝めるんですね。
こちらは、同じところから西口方面から伸びる道路側の景色。
新幹線開業に伴い、西側だけだった出入口が東側にも新しく設置され、同時に西口をまちなみ口、東口をやまなみ口という愛称が付きました。また今回の駅舎新改築に伴い、西口が第3セクターのハピラインふくい、東口がJR西日本という棲み分けになっているようです(駅そのものはJR西日本の管理)。
金沢駅に着いて、シャトルバスに乗ろうかと思ったら、試合開始3時間前からしか動いていなかった(泣)。
本来なら、IRいしかわ鉄道という第3セクターの列車に乗るべきなんですけど、本来はアカンのですけど、試合開始まで随分時間があったので、北陸鉄道浅野川線で向かうことにした。ちなみに、金沢ゴーゴーカレースタジアムの最寄り駅は磯部駅になります。
停まっている列車が、かつて東京メトロを走っていた03系という車両らしい。
5分も掛からず磯部駅に着き、そこから金沢ゴーゴーカレースタジアムに歩いて行った感想なんですけど、ツエーゲン金沢の公式サイトが案内する通り、ホームや道は狭いし、ホームそのものも無人駅なので対応できんやろうなぁ・・・。で、道の狭さは致命的で、駅から浅野川までの道も狭いし、そこから金沢ゴーゴーカレースタジアムまでの道は広くなったり狭くなったりを繰り返し安定しない歩道なので、大勢が歩いたらえらいことになりそうです。それこそ歩行者天国にしないとやっていけないレベル。
ホント、やっちゃダメ(汗)。検証のためとはいえ、舐めて掛かっておりました。本当に申し訳ありませんでした。地元住民以外利用しない方がいい理由がわかりましたよ。
次回は大人しくIRいしかわ鉄道で向かいますけど、来年はJ2に行っている(はず)なので、そんな事態にはならないぞ!なってはならないぞ(ギャハ)!<オマエ、ホントに反省しているのか?
後編は、帰りの話になります。