2024年05月30日

機器更新やインバウンド向けは、体のいい言い訳では?

熊本県にある九州産交バス・産交バス・熊本電鉄・熊本バス・熊本都市バスの5業者が、全国交通系ICカード(Suica・PASMO・ICOCA・SUGOCAなど)の利用を早ければ来年(2025年)度から廃止することを発表しました。
これまでは、各交通社で発行しているICカードしか使えないという不便性に不満が出たので、全国交通系ICカードが利用できるように切り替え、各交通社で発行しているICカードは廃止という流れが一般的でした。しかし、今回はその逆。全国交通系ICカードが使えるのに、敢えて廃止する流れになったのです。
そうすることになった理由は、機器の更新料今回の更新額が12億円ほどになるとのことで、今回発表した2023年度(2022年10月~2023年9月)の5社の赤字額が総額で39億円だったことを考えると、確かに厳しいとは思います。それでも利用者が25%と一定数いる点を考えると、国や県に資金援助をお願いしても罰が当たらないレベルですよ・・・。
それでも強行したのは、インバウンド(外国人観光客)対応のため。インバウンド利用者のために、機器更新額が半額になるクレジットカードのタッチ決済対応のものに切り替えるのだそうです。しかし、インバウンド客がどのくらい乗車するのかは未知数ですし、恐らく乗車数は全国交通系ICカード利用率25%を越えることは無いと思います。そして、タッチ決済のクレジットカードの普及は、正直まだまだなところもありますし、クレジットカード会社によっては、タッチ決済対応のカードを出さないというところもあります。


正直、最も利用する人達を切り捨ててまで行うことではないと思います。ホントに体のいい言い訳ですよ。早いこと県に相談していれば、大きく変わったかもしれません。
しかし一番は、12億円も請求する業者ですよ。どうしてこの額に至るのかを説明してほしいです。公共性のある機器を扱うところは、その公共性に鑑みた額に抑えるべきですし、それでも負担を求めるなら、自治体や国が積極的に介入すべきだと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

Posted by alexey_calvanov at 23:11│Comments(0) 真面目なモノ 

コメントする

名前
 
  絵文字