FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取と戦いました。
岐阜・鳥取、共に背負っているのは、勝利への渇望。しかし、その渇望具合に少し違いはあります。
岐阜に関して言えば、ホームで勝てない状況が続いています。何と3/24のいわてグルージャ盛岡戦以来ずっと勝っていないんです。しかもその間にあった天皇杯も勝ててないんですよ。天皇杯勝ってるじゃんと思ったあなた、1回戦は同じ長良川でもメドウなんだよな・・・(汗)。
一方の鳥取は、長い間勝ちに恵まれていないんですね。最後に勝ったのは4/28のFC琉球戦。その間一切勝っていないんですね。もちろん、その間に天皇杯を挟んでいるのですが、その相手は地域リーグのチームで、PK戦の末に敗れるというジャイアントキリングを食らってしまったんです。その間にはウチとの試合も挟んでおり、そう考えると、頑張れば勝てるよね・・・となるわけですよ。
ここで、移籍ウィンドウが開いたということなので、ここまでの間に決まった移籍を紹介しましょうか。
まず最初に決まったのは、7/10にJFLの高知ユナイテッドFCへの期限付き移籍が決まった和田侑樹選手。
今年に関して言えば、カップ戦(ルヴァンカップと天皇杯)の出場のみでした。昨年は11試合出場していたのですけど、ケガとかがあったんだろうなと。高知は、J参入に向けて懸命になっているので、その一助になれるように頑張ってほしいです。
その次は、7/17にロアッソ熊本から期限付き移籍で加入した岡崎慎選手。
FC東京に入団したものの、メインで出場したのは、当時J3にあったFC東京U-23で、J1での試合出場は2ケタいかない状況でした(ただ、下部組織出身なので、期待はされていたらしい)。2020年に約1年間期限付き移籍で清水エスパルス、2023年には完全移籍で熊本にそれぞれ在籍したものの、そこでは度重なるケガで出場機会に恵まれない格好となり、清水に至っては、シーズン終了前に呼び戻されることとなりました。今年もケガをしている中での移籍になるので、再発しないか懸念はしているものの、守備のセンスはあるとのことなので、期待したいですし、何より東京・清水時代にも一緒にプレーした吉本一謙(かずのり)選手が期限付き移籍で在籍していたチーム。何か思うものがあるのではないのでしょうか。
そして一番衝撃だったのは、7/23にJFLのヴィアティン三重に期限付き移籍が決まった山内寛史選手。
昨年はキャリアハイの6得点を挙げたものの、今年はケガで出遅れ、やっとアウェイの鳥取戦で得点を挙げたのに・・・。点の取れるフォワードの印象が強く、正直今サブにいるイ・ヨンジェ選手を出すなら・・・とさえ思っていたほどです。天野さんになってからフィットしなくなったのかなと思っています。本当に残念でなりません。新天地になる三重で、試合数的に2ケタ得点は無理でも、キャリアハイだった6得点に近付けるように、そして三重のJ参入に貢献できるように頑張ってほしいです。
そこから、今度は水戸ホーリーホックから中山開帆選手が期限付き移籍で加入します。
ポジションはゴールキーパーで、あまり目立った成績は無いものの、長年活躍している選手です。なぜこの補強・・・と思ってしまいましたね。茂木秀選手のケガがあるとはいえ、3人でも十分に戦っていけるはず。もしや茂木選手の身に・・・と思ってしまうのですが、はてさて。
そして一番最近では、7/26に藤枝MYFCから期限付き移籍で水野泰輔選手が復帰しました。実に8年ぶりとのこと。
ウチに在籍していたのは、2013年の途中~2016年。当時は名古屋グランパスから移籍となり、当初は期限付き移籍、2014年シーズン終了時に完全移籍で加入となりました。2017年から当時はJ3だった藤枝に在籍し、チームの主力として活躍したものの、2021年に熊本に完全移籍。ところが、大木武監督の采配にフィットしなかったのか、2022年に再び藤枝に戻ります。そこからは、藤枝のJ2昇格に貢献し、昨年も活躍していました。今年は1試合の出場のみに留まっており、年齢的な面もあるのかなと思っています。
ただね、彼はあまりいい印象が無い。消極的なプレーと後ろ向きなパス回し、試合終了後に負け試合なのにへらへら笑っていたのにものすごく怒りを覚えたことは忘れもしない。なので、藤枝・熊本にいた間にどのくらい人として変わったのかを見ていこうと思います。
ちょいと移籍話で長くなってしまったので、サクッとスタメシ紹介。
今回は、満開堂が1day出店しておりました。紹介するのは、2017年の名古屋グランパス戦以来なんだね。その間にも来てたような気がするが・・・。
もちろん、「おにまんじゅう」です。今回は、緑のチームカラーだからということで、よもぎにしました(笑)。
相変わらず、ちょっとボソッとしているものの、それなりにもちっとした食感はある。何よりよもぎのいい香りがして、よかったですね。
この日は、チキングルメということで、アウェイキッチンのぶんごやで「清流美どり かぶりつけ骨付きもも」を買ってきました。
単純に塩で味付けしてカラッと揚げたものなのかな・・・と思っていたんですけど、どうも油淋鶏っぽい甘酸っぱいソースが掛かっていたのかな。そんな甘酸っぱさをわずかに感じました。うん、そうだったに違いない(苦笑)。
かさなるステージでは、SKE48(FC岐阜応援隊)と共に、柏木陽介クラブアンバサダー(左)、粟飯原尚平選手(中央)、上野輝人選手(右)が登壇しておりました。
SKE48の子達とペアを組んで行ったフライングディスクゴルフでは、上野選手が見事にカップインさせて優勝をさらっておりました。そこはボケないと・・・と思いながらも、いい意味で主役に躍り出ましたね。
そして、読売ジャイアンツとのコラボデー、再び。そんなことなら、あのタオル持ってくればよかった・・・。
9/5に長良川球場で行われる巨人×東京ヤクルトスワローズ戦の宣伝も兼ねて、ジャビット(右)と巨人のマスコットガールであるVENUSが来場していました。
試合ですが、岐阜は鳥取に対して圧倒していたんですね。積極的に展開して、ゴールも狙えていた。あとは放ったシュートが入りさえすれば・・・というところが、結果的にダメだったんだなと。まぁ、藤岡浩介選手をサブに、粟飯原選手を外していた時点で、得点源が薄まっていたとしか言えません。暑い時期だからこそ、確実に仕留めるということをできないと、後々自分達に重くのしかかってくるんですよ・・・。
この試合では、プレースタイルが気になった。今シーズンは、相手の間隙を縫って縦パスで展開することが多いような気がするんですけど、今やってるプレーはギャンブルチックな部分が強いんですわ。開幕当初のこのプレーは、自信を持ってやっていた気がするんです。ここを確実に通すという明確な意思を持って。でも今は、通ればいいなぁ、通るかなとおっかなびっくりでやっているので、相手に見透かされたら終わりですわ。
もう一つ気になったのは、少々舐めプでやってないかいと。相手に攻め込めるだけ攻め込めたので、パス回しや守備の面とかで甘さが出ていなかったかと。実際失点劇は、パスミスから生まれたもの。守備の甘さで後ろに抜かれるシーンもあったので、この日の気温が30°C近かったとはいえ、アウェイで勝ったからと舐めたプレーをすれば、そうなるわな・・・。
その後は、暑さもあってか堅い展開に陥ってしまい、選手交代も機能せず、舐めプのツケを払えず負け。積極的に攻めていた時には、これなら勝てると思ったけど、あのプレー以降は一切その思いが失せた。このままズルズル行くなと思ったら、案の定だったとしか言えません。
と、KONOZAMAだから、試合後のゴール裏は大荒れに荒れるわけだ(ニヤニヤ)。コルリがブチ切れていましたね。その責を庄司悦大選手に求めた(いわく、しゃべってないとのことらしい)ら、庄司選手もブチ切れた。もう言い争いというより戦争状態ですわ。チームがバラバラじゃねぇかと大分トリニータのサポーターから揶揄されそうな展開ですな(苦笑)。<ちゃんとまとまってるよ・・・な?
どうも、声を出してくれとケンカを売られたとコルリは言っているので、次はかなり気合を入れて声を出せとなるのかね・・・。
とまぁ、最悪と言うのか最低の展開で中断期間に入ります。約半月試合の無い中で、天野さんで立て直せるのだろうか・・・。いや正直ムリだわ(ギャハ)。サポと選手がドンパチやってる時点で、今年の昇格はもう無い。むしろ残留争いに突入し、あまつさえ入れ替え戦に片足突っ込んじゃったんじゃないのとさえ思えてなりません。もっとも、来年J3に仮に残留できたとしても、3年連続赤字を叩き出して2025年で強制退会(JFL行き)になるのがオチなんじゃないかとさえ思っています。ウチならやらかしかねない・・・。
この気持ちの中で、ヴァンラーレ八戸戦をアウェイで迎えないといけないのよ。勝てる気がしないどころか惜敗の仕方もわからなくなるんじゃないかとさえ思っております。この負のスパイラルは、いつ終わらせられるのか。そして、この状況で残り試合を出していくのね・・・。
残り試合は15。プレーオフ進出までの勝ち点差は6、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は14。