2024年08月30日

青ダヌキの気持ちがよくわかる、青森へ向かう旅③

高崎駅から先に向かう列車は、水上行き。
水上駅のある利根郡みなかみ町は、群馬県の北部にあり、夏は酷暑、冬は大雪になるところでニュースになることも。新幹線も停まる(上毛高原駅)町で、そのことを利用して、東京周辺からの移住者に補助金を出して援助する企画も行っています。なお、新幹線だと東京まで1時間ほどだそうです。また、もう一つの側面として、新潟県の入口の町でもあります。


ここまで来たら、長岡行きの列車に乗り換えて、いよいよ新潟越えです。
ただ、この新潟越え、冬は大雪で水上以北の上越線が運行ストップとなるケースが多いため、冬に越えるのは至難の業で、運も伴うことから難易度も高めなんですね。そうなると、やはりここは新幹線で越えるのが一番となるわけなんですよ。しかし、当然ながら「青春18きっぷ」は使えない。ゆえに、新潟経由で青森ないしは日本海ルートで向かうのは、キッツいわけですよ(苦笑)。
だったら、夏に越えればいいじゃない・・・というわけで、今回新潟越えを夏真っ盛りのこの時期を選んだわけです。

ところが、水上を出てからの列車の動きが、なぜかのろい天候も徐々に暗くなってきた。夕方から夜になってきたからかなと思っていたのですが、それにしては暗過ぎる。しばらく走ると、湯檜曽駅に着き、そのすぐ先のトンネルをくぐると、その途中にあるのが、群馬県最後の駅になる土合(どあい)駅になります。そして、川端康成さんの小説「雪国」じゃないですけど、国境の長いトンネルを抜けると、そこは新潟県になります。
その新潟県に入ってから、車窓に雨粒が付くようになった足取りも重い。しばらくすると、ある駅(名前は忘れた)で列車が長く停まり、新潟県内の大雨の影響で、列車が大きく遅れるとのこと。最終的には40分ほど遅れていたわけですが、このまま乗っていると、乗り換え先の長岡駅にいつ着くかわからないし、乗り換えに失敗すると、もう一回乗り換えする時の駅である新潟駅や目的地にも着かない可能性がある。非常にマズいと思ったものの、上越新幹線に乗り換えられる駅になかなか当たれない焦燥感を露にしそうな中で、やっと浦佐駅で上越新幹線で乗り換えられるとのことなので、ここで思い切って降り、新幹線ワープを敢行するのでありました。
本当なら、長岡駅まで乗り通して、そこから新潟駅まで乗り通すプランだったものの、大雨で遅れているというふうなら、致し方ないこの先もどのくらい遅れているのか全く分からなかったので、長岡駅で降りずに、一気に新潟駅まで向かうことにしました。ちなみに、図らずして上越新幹線に初めて乗ることとなりました(苦笑)。


さて、一気に新潟駅に来たことで、予定よりも早く着いてしまったのですが、そこから先は次回に続く。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09│Comments(0) とっくしゅ~で~す 

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