2024年09月11日

【お値段】出るのはいいけど【強気!】

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、プレイステーション5(PS5)のアップグレード版になるPS5 Proを11/7に発売すると発表しました。ただ、YouTube上に『PS5 Pro』と表題の付いた動画が瞬間的に挙がっていた(お漏らしした(爆))とのことなので、既に知っていた人も多かったらしい(苦笑)。


PS5 ProはGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット。3Dの画像描写に長けた計算処理を持つ半導体チップ)がアップグレードされ、演算ユニットが67%増量、メモリは28%高速になり、全体としてはゲームレンダリングは45%高速になったそうです。またレイトレーシング(現実に近いリアルな光源を再現する技術)能力が向上し、かつ「プレイステーションスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)」というAIを活用して解像感を向上させる技術も搭載されているので、グラフィックの向上がかなり見込まれるのではないのでしょうか。リアリティを追い求めるゲームで実力を発揮しそうです。なお、Wi-Fi 7にも対応しているので、最大36Gbpsまでスピードが向上し、MLO(マルチリンクオペレーション)という複数の周波数帯を同時利用できる機能も搭載したので、通信速度の安定化も図られていることから、オンラインゲームをプレイする際の遅延や通信切れが起こりにくくなると推測されます。
PS5 Proになっても、ネットワークシステムは共通なので、孤立することはなく、ユーザーインターフェースも同じなので、買い替えても安心です。もちろん、PS5で稼働するソフト・周辺機器はPS5 Proでも稼働可能です。また、8500本以上のPS4ソフトの稼働も確認済みです。さらに、ゲームブースト機能利用することによって、対応しているPS4・PS5のソフトでは、パフォーマンスの安定や向上をもたらすこともあるそうです。

PS5 Proの大きさ・形状はPS5と同じで、Ultra HD(UHD) Bru-rayディスクドライブの追加やコンソールカバーの交換も可能になっています。本体そのものは、2TBSSD(ソリッド・ステート・ドライブ。メモリーチップによるデータの読み書きする記録装置)搭載・DualSenceワイヤレスコントローラー(1台)・「ASTRO’s PLAYROOM」(2020年発売のソフトのプリインストール版)が付いてきます。

これだけ付いて、気になる価格は、119,980円(税込)とのこと。アメリカでは699.99ドル、ユーロ圏(イギリスを除くヨーロッパ)では799.99ユーロを考えると、まぁ妥当な価格なんでしょうけど、昨今の日本の物価を考えると、結構強気な価格設定ではあります。先日発表されたPS5本体の値上げされた価格が約8万円なので、その1.5倍くらいの価格になるわけですよ。この設定も妥当なんだろうけど、やっぱり昨今の日本の物価を考えると強気だよねと言われてそうなわけで(汗)。本来なら、もう2万ずつ下げないと売れないはずなんだけどね・・・。


ここまでになってくると、下手なゲーミングPCや「Steam Deck」のような携帯型ゲーミングPCにした方がいいんじゃないかと思う人も出てくるでしょうね。それか他ハードでの展開を待つとか。ただ、SIEでしか出ない作品もあるでしょうから、非常に悩ましいよね・・・。それだけのためにPS5なりPS5 Proなんて買えないよ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56│Comments(0) ゲーム系 

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