2024年11月06日

いよいよ、地獄の釜の蓋が開くかもしれない2024年J3残留争い

遂に残り3試合になったJ3の現状を見ていきましょう。今回は残留争いです。
左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


17位 長 野(36)-10
18位 奈 良(33)-14
=== J F L 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 横 浜(32)-23
=== 強 制 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 盛 岡(22)-44 ★


中断前と顔ぶれがほぼ入れ替わり、変わらなかったのは最下位のいわてグルージャ盛岡だけ。その盛岡は、第32節で最下位が確定し、JFLへの強制入れ替えかJFLへの入れ替え戦は確定となりました。
問題なのは、19位のJFLとの入れ替え戦ラインで、現状はY.S.C.C.が色濃くなりつつありますけど、引き分け1個分の差で奈良クラブが控えており、プラス勝ち星1個分の差でAC長野パルセイロも控えています
このうち、監督交代を行ったのは、奈良と盛岡で、盛岡に至っては2度行っています。それでも盛岡が実らなかったのは、ひとえに失点が多過ぎた点、つまり守備の構築に失敗していたこととお粗末なプレーが目立ったという点でしょうね。ベテラン偏重の構成にも原因があったとされており、それが前述の要因にもなっていたとも。

奈良に関しては、監督交代は行ったものの、まだ浸透しきっていないようにも感じられます。JFL時代から率いていたフリアン元監督が長期政権だっただけに、大きな変化が起こった際の対応が上手くいかないのと、交代時期がリーグ終盤に差し掛かる頃だったため、戦術浸透まで時間が足りないというふうなこともあったかもしれません。ゆえに、監督交代後、未だ勝利を挙げられないのではないかと思われます。

Y.S.C.C.は守備の面も攻撃の面も弱く、2点入れた試合が6試合と複数得点を入れて突き放す展開がなかなか構築できなかったのではとも。複数点取られて負けるケースが多く、第16節のツエーゲン金沢戦では4失点、第25節のFC岐阜戦では5失点を食らっています。中断前までは、カマタマーレ讃岐やテゲバジャーロ宮崎の調子が悪く、目立っていませんでしたけれども、この2チームが調子を取り戻し、上向きになってくると、それに押し出されるかのように目立ってしまったというわけですね。

長野に関しては、複数得点が取れるようになれば、残留圏に入れるのかなと。第24節(中断明け初戦)に宮崎に3点取って勝った後、複数得点を実現できていません。第32節の岐阜戦では、あと一歩のところまで来ていたので、やろうと思えばやれる実力はあるんじゃないかと思います。


Y.S.C.C.・奈良・長野に関しては、JFL2位のチームがライセンス無しに飛び込んでほしいと思っているのでしょうけど、現状を考えると、JFLチームとの入れ替え戦が起こるのは、ほぼ確実でしょう。
そのJFLの動向を次回届けていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47│Comments(0) スポーツ 

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