さて、カンダタを討伐したけど、その先どうしよう。そのまま「まほうのかぎ」を取りにロマリアから東に進もうか・・・と思ってもいいのですが、せっかくなので、北に進んでみましょう。そこには、ノアニールという村があるからですね。カザーブで、エルフの怒りを買って眠らされた村があるとかいう話を聞いていると思いますが、どうもそのノアニールが、そうなんですね。
ということで、腕試しも兼ねて一路北にあるノアニールへ。敵もワンランク強くなっています。前にも書いてますけど、はぐれモンスターのギズモがいるカザーブ北東の岩山の向こうは、今回紹介するノアニールの敵になるんですね。バリィドドッグやバンパイアといった腕っぷしの強い敵やデスフラッターのような二度攻撃を仕掛けてくる敵もいる(ただし、今作では難易度次第で早い段階で二度攻撃を仕掛けてくるキャラがいる)ので、気が抜けません。
それでもカザーブからノアニールまでは距離が短いので、上手くいけば、そんなに敵に出会わずに向かえるでしょう。平地を歩いて行けば、会わないケースも出てくるかも。
ノアニールには、何やら不穏な空気が漂っています。入ってみると、立って寝ている人達が・・・。やはり、呪いを受けているようです。しばらく村の中を探索していると、唯一呪いに掛かっていない老人がいて、どうもエルフの娘と恋に落ちた男が一緒に駈け落ちしたことで、女王の怒りを買って、村の人間を眠りに付かせる呪いをかけてしまったらしい。主人公達に「夢見るルビー」をエルフ達に返し、何とか呪いを解いてほしいと訴えます。
女王の住むエルフの隠れ里は、村の西側の大きな樹の下にあります。隠れ里に入ると、人間に対して嫌悪感を抱いている人が多いようで、話し掛けたことで母親に怒られると言う人もいました。
そして、女王には会えたものの、自身の娘が人間の男にたぶらかられて、彼のために「夢見るルビー」を持ち出したものの、騙されて取られてしまい、戻って来れないんだと言って聞かない状況。こうなると、らちが明かないので、近くにある洞窟に行ってみることにしますか・・・。
地底の湖という洞窟は、そんなに複雑ではないものの、ノアニール近辺の敵がわんさか出てくるので、レベルによっては苦戦することになるでしょう。しかも宿屋がカザーブまで無いので、いくらルーラが使えるとはいえ、往来するのは大変。そこを考慮してくれているのか、地下2階には、回復できる泉があります。通過点にするのもいいですが、ここを拠点にレベル上げを行ってもいいでしょう。
最下層へは、「はがねのつるぎ」が手に入る階段と「夢見るルビー」が手に入る階段とがあり、どちらも必ず寄っておきましょう。前者は主人公や戦士の攻撃力を上げられます。意外にも今作では、ここで初めて登場となるんですね。
「夢見るルビー」を手に入れると、書き置きも残されており、2人が心中したことがわかります。この書き置きと共に「夢見るルビー」を持って、エルフの隠れ里にいる女王に会いましょう。
すると、「めざめのこな」というアイテムをくれます。相変わらず人間に対してはいい顔をしていないものの、意固地になってしまったために娘を死なせてしまったことには、慙愧に堪えない思いがあるのかもしれません。
「めざめのこな」をもらったら、一路ノアニールに。村の入り口で使うように促されますので、使ってみると、村人達が目覚めます。こうなると、朝でも夜でも年中起きている不眠の村人のいっちょ上がり(ギャハ)!
村人が目覚めることで、村の道具屋と宿屋が使えるようになります。また「まほうのかぎ」の話や主人公の父親であるオルテガの話も聞けます。どうもあと一歩遅かったら、オルテガも巻き込まれていたかもしれないので、オルテガ危機一髪だったんですね・・・。
装備も整ったことで一回り強くなったことでしょう。そうなれば、ロマリアの東側に行っても、何の不安も無いでしょう。いざ、「まほうのかぎ」を取りに向かおうぞ・・・というところで、今回は終わりにしましょう。
次回は、「まほうのかぎ」を入手するまでを紹介する予定です。