というのも、今年から来年に掛けてのJ3の監督人事が、例年以上に激しいんですね・・・。
まず最初は、松本山雅FC。早川知伸監督が既に退任を申し出ていたのですが、今月に入ってヴァンラーレ八戸の監督だった石﨑信弘さんを据えることを発表したのです。
石﨑さんは、八戸の監督を辞める時に、家庭の事情を持ち出してたのですけど、松本山雅の監督になるんだと大いに驚いた人も多いようです。実際、家庭の事情というのは間違いないようで、一時期家庭の事情でチームから外れていた時がありましたから。それゆえに、松本山雅の監督に(以下略)。
本気でJ2に昇格したいんだという思いを感じ取った人もいるようですし、松本山雅のチームスタイル(いわゆる反町康治元監督の時代)に合っていると見る人もいるようです。ただ、フロントがちゃんとしてくれないと、石﨑さんでも苦労すると思います。
次いで、愛媛FC。3年以上務めた石丸清隆監督が5月に契約解除され、ヘッドコーチだった青野慎也さんが監督に就任したものの、J3降格は免れず、辞任となりました。そんなチームの立て直しに選ばれたのが、何とロアッソ熊本の監督だった大木武さんだったのです。
大木さんは、今年は残留ギリギリのところで踏み留まっていたのですが、最終節のヴァンフォーレ甲府戦を引き分けで終えました。普通ならJ2残留というところを、カターレ富山の猛追で逆転され、J3降格となってしまったのです。そんな状況なのに、愛媛の監督に就任となったわけですから、誰もが相当驚いたと思いますね。ゆえに、大木さんが愛媛の監督に就任時、冒頭の文で熊本の関係者とサポーターに謝罪するという異例のプレスリリースが発表されました。
再建という意味では、かつ個人(特に若手)の成長という点では、うってつけの監督だと思います。ただ、それらから昇格というふうに持っていくためには、個と密(規律)が一致して初めて叶うのではないかなと思います。それができたのは、甲府や熊本の時代なんですよね・・・。
大木さんほどではないのですが、まま驚かされたのは、米山篤志さん。2022年からカマタマーレ讃岐讃岐の監督を務めていましたが、今年の7月に最下位になったことを受けて解任されています。なのに、栃木SCの監督に就任することになったのです。初年度・2年目も16位だったこともあり、正直そんな順位の監督だった人を監督に据えて大丈夫なのかという心配の方が頭をよぎってしまったのです。
何でこんな人据えたんだろうと、プロフィールを見てみると、納得。彼が栃木県宇都宮市出身で、栃木SのOB(2009年~2010年在籍)でもあるんですね。今年7位と惜しいところまで行っただけに、来年は大丈夫なのか・・・。
そして一番驚かされたのが、FC大阪で監督を務めていた大嶽直人さん。鹿児島ユナイテッドFCも2年(2022年~2023年)務めていましたけど、退任することになり、FC大阪でも2024年には6位、今年は首位を走っていたものの、夏場に失速したことがきっかけで双方合意の上での契約解除に追い込まれるという不遇を味わっている人なんですよね・・・。
そんな人が、讃岐の監督に就任するなんて、どんだけウルトラC以上のテクニックをかましたんだ・・・と正直驚きを隠せません。というのも、讃岐の経営がギリギリだとよく言われているんですよ。つい最近まで練習場もままならないチームだったのに、どこから彼の契約金をねん出したのかとさえ思いましたよ。ゆえに、心配なのは、大嶽さんのお眼鏡に叶う選手を呼べるのかどうか。本当にかなり無理をして呼ぶ事態になる可能性もあります。彼でコケたら、讃岐はどうなってしまうんだろうかと心配になるほどです。ただ、彼でJ2に昇格できれば、北野誠元監督以来の大当たりを引いたことになり、長期政権も夢じゃないでしょう。それこそJ2で中位を安定して狙えるチームになるかもしれません。
今後、去就(契約更新)がまだ決まっていない監督もいるので、まだまだわかりません。少なくとも来年のJ3は、かなりカオスな展開になるのではないかと思います。バトルロワイアルが増して、J1・J2よりも面白くなるかもしれませんね。
なお、表題を「SHUFFLE!」にしたのは、原作のゲーム版もテレビアニメ版のそれ(特にWOWOW版)が、方向性は違うものの、かなり衝撃的な展開で、原作版の友人の確執といったドロドロとした人間関係やテレビアニメ版の過去の一件でおかしくなったヒロインが、空の鍋にお玉を回してかき混ぜる動作をするシーンといったヤバいのがてんこ盛りだったんですわ(苦笑)。まさか、この人達も、そんな結末に・・・。<なってたまるか!