さて、今年の冬の新アニメの1回目は西尾維新さんが手掛けるライトノベルシリーズである物語シリーズの一つで、「化物語」の続編にあたる「偽物語」です。
この作品と「傷物語」がアニメ化されることになっていますけれども、先に発表された「傷物語」より早く映像化されることになりました。
ちなみに、「傷物語」は劇場公開される予定の作品で、今年の公開予定なのだそうな。映像メディア(いわゆる「西尾維新プロジェクト」)での時間軸的には、「化物語」→「傷物語」→「偽物語」というふう(メディアでの発表順。「化物語」と「傷物語」の間には別作品である「刀語」が挿入されている)。もっとも、劇場公開の前にちらりと(「化物語」の作中アニメとして)紹介されていたらしいですが。
ちなみに、物語シリーズとしての時間軸は「傷物語」→「化物語」→「偽物語」・・・というふう(その後綿々と続いているのは言わずもがな)。
で、「偽物語」のあらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
直江津高校やその周囲で起こった怪事件を解決し、文化祭も終わったその年の夏休み。阿良々木(あららぎ)暦の妹にあたる中学3年生の火憐(かれん)と中学2年生の月火(つきひ)に不思議な出来事が起こった。
火憐は「化物」ならぬ「偽物」と称される者と対峙し、月火は暦を襲った吸血鬼をも凌駕する聖域の怪異を取り込んでしまう。
彼女達と暦、そして怪事件に巻き込まれた戦場ヶ原達はどうなっていくのだろう?
というふう。
実際見た感想ですが、いきなりの主人公拘束シーンで激しくワロタ(ニヤニヤ)。
とはいえ、あまりにも唐突かつ人によっては置いてけぼりになりかねない展開。一応説明は入っているものの、どういう関わりがあったかとかの説明はないに等しいかも。そして1回目ということもあってか、エンディング曲もなく(オープニングが普通に始まったので、あるものと思ってた(苦笑))、これまた唐突に終わったので、「!?」と思ったほど。スポンサーが流れてきた時にはちょっと焦りましたよ。「もう終わりかい!」と。
というわけで、前回の「化物語」を見てない人達には視聴お断りな部分の強い、既存ユーザー向けの作品になってました。もちろん、きちんと見てた人には何の違和感もないかと思いますが、この作品から見る人達には置いてけぼりになりかねないなと思えてなりません。


