レコゲー、今回はPSPのオススメ作品の紹介です。
今月も大量なラインナップ。ベスト版が半分近く占めるとはいえ、ドラクエ最新作の影響を微塵と感じさせない勢いを感じます(逆に言えば、PS Vitaへの世代交代がますます厳しくなるのかもしれないが・・・)。
では、作品紹介です。
今月はコミケ(コミックマーケット)があるためか、キャラモノがかなり強い月になっています。
まず最初は「化物語 ポータブル」(★)。
物語シリーズの作品の一つで、過去に2度アニメ化(「化物語」・「偽物語」として放送)され、2012年(ないしはその先に)「傷物語」として劇場公開されることになっています。
今作は第1期にあたる「化物語」の作品内容をトレースする形で進行していくアドベンチャーになっています。ストーリーモードで集めた言葉は、フリー対戦ないしは通信対戦で会話劇(支配力がMAXになった方が勝ちのゲームで、じゃんけんの要領の三すくみがある。ストーリーモードにも搭載されている)で使うことができるようになっています。なお、この集めた会話で妄想劇を制作することも可能になっており、そのあたりも原作に忠実とも(笑)。
原作を上手いことトレースし、さらにオリジナリティを発揮できるふうにもなっているので、作品のファンにはうれしい限りでしょう。
続いては、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」。
2011年にフジテレビ系「ノイタミナ」で放送された同作品のゲーム化。こちらも原作をトレースする形での進行をしていくのですが、その合間にアニメ内でも語られなかったオリジナルエピソードが挿入される形で進行していきます。作中では、めんまとの会話やかつての仲間達との間で交わされる会話で過去のエピソードが思い出していき、その思い出は「おもいでマップ」として彩られていきます。
こちらも原作のトレースが上手いこと機能しているなと思えますね。
3番目は「機動戦士ガンダムAGE コズミックドライブ」(★)と「機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル」(★)。
こちらは現在放送中のMBS・TBS系アニメ作品のゲーム化。こちらも原作と同じく3世代の物語を描いたRPGになっています。しかしながら、テレビアニメとは違う展開に持って行くことができたり、外伝シナリオが挿入されるなど、テレビアニメとは一風変わって仕上がっています。
なお、通信対戦も可能になっている他、過去のガンダムシリーズの作品が登場するというオマケもあります。
ガンダムファンにもこの作品でファンになった人にも楽しめる作品になっているようですね。
次回はPC作品からの移植作品とシリーズ系アドベンチャー作品の紹介です。