綾部駅から徒歩10分ほど、私が言っていた目的地とは、あやべグンゼスクエアです。
ここには、グンゼ博物苑というグンゼの歴史と絹(製糸)の歴史が学べる施設、綾部バラ園というバラ園、あやべ特産館という土産物店があります。道の駅のような場所というとわかりやすいですかな。
のぼりが近くにあったので見てみると、海の京都と書いてある。さっきの看板には、山の京都と書いてあるし・・・。どっちやねん!
特産館の前には、綾部市のマスコットであるまゆピーがいました。蚕がさなぎになる時にできる繭の形をしているキャラなんですね。ということは、中には<中に人なんていない!
グンゼ博物苑は、6つの蔵から成り立っており、中でも3連棟であるところは、創業蔵・現代蔵・未来蔵というグンゼの歴史と絹(製糸)の歴史が学べる施設になっております。
写真は、その前に立っている看板。グンゼって『郡是』って書くんだね。
こちらは、グンゼの本社。本店・綾部本社という扱いになっていますけど、ここが創業の地になっています。ここ以外にも研究所が駅から数分のところにあり、グンゼと関わり深い街なんだなと思わされます。
その隣にあるのが、グンゼ記念館。毎週金曜日のみ開館している施設なので、なかなか行けるチャンスが無いのが残念なところ。
綾部駅に帰る道すがら、見掛けたのが、車いす駅伝発祥の地というモニュメント。
1981年に世界初の車いす駅伝大会(丹の国あやべ車イス駅伝競走大会)が開催されたことを記念するものだそうです。
同じく山陰本線の存続を願う運動が行われていました。
JR西日本は、輸送密度の低い路線を多く抱え、本線である山陰本線でさえ、かなり危機的な状況であるとも言えます。本線が廃止されることは、かなり経営的に追い込まれている状況だと思うので、そうそう廃止には至らないとは思うものの、今回のような継続運動を起こしておかないと、いつバッサリとなってしまいかねないですからね・・・。
何だかんだ過ごしていたら、あっという間に舞鶴線の列車の来る時間になってた。
そういえば、南口も覗いていったんですけど、栄えている割には、観光案内所くらいしかなく、土産物もあやべグンゼスクエアにあるあやべ特産館の方が品揃えはいい。対して北口、周りはがらんどうとしているものの、少し歩けばあやべグンゼスクエアのような施設もあるし、ショッピングセンターもホームセンターもコンビニもあって、栄えているんですよね。何とも不思議な感覚に陥りました。駅の周辺だけで判断してはいけないなと。
さて、これからは舞鶴線に乗って、終点の東舞鶴駅まで向かい、そこから小浜線に乗り換えます。そのあたりは次回に続く。
おまけ。
あやべ特産館にあったドラえもん。ぱっと見、よくできたものだなぁと思って、よーく見てみると、何と繭でできているようなのです。繭に色を付けて並べたものなんですね。すげー。