のび太「陽がフライアウトだろ。そしたら賢介が四球だろ。」
のび太「次が市川だから送りバントだろ。」
のび太「中島卓也が粘るだろ。」
のび太「岡に死球を出す頃には、相手ががっくりして打たせてもらえるだろ。」
のび太「これじゃ、西川がサヨナラを打つのもあたりまえだ。」
実況「打球はスタンドまで伸びたー!サヨナラ満塁ホームラーン!!」
ドラえもん「いや、その勝ち方はおかしい。」
・・・こんなの絶対おかしいよ→だがちょっと待って欲しい→逆に考えるんだ、とも取れそうな試合だったわ(爆)。
プロ野球日本シリーズ第5戦、北海道日本ハムファイターズ×広島東洋カープは、いつもと違い、18:00(シーズンのナイター開始時間と同じ)に始まりました。
試合は、広島が先制し、第1戦で好投したジョンソン選手が再び好投するという流れで進んでいきました。第3戦・第4戦で、サヨナラ・逆転といった負け方をしても、広島はめげないんだ強いんだと思っておりました。この試合で勝てば王手になるというのも影響しているのでしょうね。
ジョンソン選手は6回まで無失点で投げ切り、さあ今度は継投陣の番だ・・・となった時、日本ハムは変わりっ鼻を待ってましたとばかりに攻め込みます。7回裏に中島卓也選手のヒットと岡大海選手の犠牲フライで同点に追い付きます。
日本ハムは先発の加藤貴之選手がダメだったのに、後続で切り抜けた感がありましたね。特にシーズン不安定だったメンドーサ選手が抜群のキレで5回1/3を投げ抜いたのが大きかった。栗山英樹監督が三顧の礼で待っただけの選手だと思ったけど、いつもこのピッチングをやってくれよと言いたくもなった(苦笑)。
そして9回裏、ドラえもんもおかしいと思った(笑)西川遥輝選手の逆転サヨナラ満塁ホームランに繋がるわけです。
だって、西川選手ってホームランバッターじゃないのよ(苦笑)。ここは粘って四球待ちか内野の頭を越えるシングルヒットでもいいわけよ。それができる選手ですからね。もしかしたら、その前の岡選手への死球にナイン全員が飛び出したことも関係しているのかもしれないですね。あれで火が付いたのかもしれないですわ。でも、だからってサヨナラ満塁ホームランはおかしい(ギャハ)。でも逆に考えれば、あの死球がなければ、どうなってたんだろうな。あそこまでヒートアップするようなことになっていたのだろうかなぁ。逆に岡選手が決めていたかもしれないね。ここまで好調な感じだったし。
しかし、日本ハムは劇的と言うにはあまりにも陳腐な言葉で勝ったと言わないといけないのが申し訳ないと思えるくらいの最高の勝ち方で広島に向かいます。マツダZoom-Zoomスタジアムなため、広島ファンの猛烈な声援に再び悩まされることでしょう。
土曜日の天候次第ですが、第1戦のように雨交じりの天候でなければ、大谷選手で勝てると思いたいです。その時の相手が黒田博樹選手になれば、最高の決戦になるんですけどねぇ。予告先発が楽しみだわ。いや、双方が示し合わせたようなふうになってもいいから、そうなってくれ(ニヤニヤ)。