2024年10月22日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その15 おまけ 4年ぶりの北上でのスタメシ

KYG03_20241020_104940493先日、ウエスタンデジタルスタジアムきたかみで行われたいわてグルージャ盛岡×FC岐阜の試合を見に行ったのですが、北上で開催される時は、スタメシの数も少ないのよ・・・。4年前に行った時も、お店が少なかったけど、今回はさらに輪をかけて少なかった気が・・・。前は4・5店舗あった気がしますけど、今回は3店舗+あの漢の出張ブースですからねぇ・・・(汗)。観客動員数が769人というのもあったんでしょうけど、それは結果論だよなぁ。



KYG03_20241020_113419835そんな3店舗来ていた中でチョイスしたのは、クロスヒートの「ソース焼きそば鶏がらスープ入り」いわぎんスタジアムでも見掛けた店で、その時は「たこ焼き」買ったんだよなぁ(今回も買っている)。

こちらはB1グランプリにも登場したものだそうな。鶏がらスープが入っているのが、他の焼きそばと違うところなのかな。今回はソースですけど、塩焼きそばバージョンもあります。

なお、盛岡はキャッシュレス決済に対応しているのですが、この店はキャッシュレス決済の対応はPayPayのみなので、ご注意下さい。



ソース焼きそばながら、味はあっさり目。ソースの風味はもちろんあるんだけど、鶏がらスープを使っているからなのか、ソースの味わいは薄めなんですよ。逆に言えば、ソースの角が立っていないので、食べやすくなっています。たこ焼きと一緒に食べると、それがよくわかる。あっちは関西風のソースなので、結構角のある味なのよね。


KYG03_20241020_112216751そして、最後になるであろうあの漢のブース
左は、いわぎんスタジアムに行った時にも頂いた「グル豚」で、右が「ボックヴルスト」・「白ソーセージ」・「レバーケーゼ」の入ったセット(とは書いているが、このセットだけしかない(爆))になります。

ソーセージのセットは、秋田さんの幼馴染みがやっているお店で作られたものだそうな。ちょっと気になったので、AkitaHumで調べてみたら、名古屋市中村区稲葉地町にある店じゃねーか(爆)!近所ではないけど、よく知っている町だぞ(ニヤニヤ)。名古屋の西の端の方で、名駅からバスで数十分って感じですかね。



まずは、ソーセージセットから語っていきましょう。
どれもクオリティが高いんですよ。ドイツでかなり苦労して修行されて、国家試験を合格している方が作っているので、ホンモノのドイツソーセージが食えるというふうですわ。

「ボックヴルスト」は、パリっとしているだけじゃなく、中の肉の旨味がすごく詰まっていました。迷ったら、これが一番オススメです。たぶん「ヴィーナー」という名前で売ってるのが、今回頂いた物だと思う。
「白ソーセージ」は、添加物を使用していないのだそうですけど、こちらは塩やスパイスもそれなりに利いていますが、「ボックヴルスト」ほどでないものの、肉の旨さが詰まっていました
「レバーケーゼ」は、少しスパイスの利いた仕上がりになっていました。ソーセージのようでソーセージではないため、柔らかく切りやすいですね。ちなみに、『レバー』と付いていますけど、肝は入ってないとのこと(AkitaHumで作ったものに関して。ドイツの一部地域ではホントにレバーが入っているらしい)。ドイツ語の余り物を意味する『ライバ (laiba)』と同じく形を意味する『カステン (Kasten)』の訛りから来ているそうです。あと、『ケーゼ』はチーズの意味もあるそうですけど、チーズも入ってないんだって(笑)。

「グル豚」は、野菜がたっぷり入っていて、味噌の風味もしっかりあるので、コク深い味噌の味と野菜の旨味が両方楽しめました。こちら、以前食べた時よりも、しっかり煮込まれていたせいもあるのでしょう。一体感がありましたね。今の盛岡に一番足りないものを「グル豚」で感じてしまう皮肉(爆)。


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2024年10月21日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その15 さらば、あの漢!

KYG03_20241020_104940493FC岐阜、昨日は岩手県北上市にあるウエスタンデジタルスタジアムきたかみ(北上総合運動公園陸上競技場)でいわてグルージャ盛岡と戦いました。


北上市での試合は、ウチだと2020年以来、実に4年ぶりになるんですね。その当時は、まだネーミングライツが付いていない状態で、いわぎんスタジアムの照明設備設置のために暫定的にホームにしていたというふうでした。現在は、いわぎんスタジアムには照明が付いたものの、今度はJ1規格(少なくともJ2規格)にするためのスタジアムが建設に進まず、成績の面でも今年JFLとの強制入れ替えが待っている状況になっています。客の入りも悪いので、仮にJFLに落ちた場合、Jリーグ復帰の際の条件になる年間平均2000人をクリアできるのかどうか・・・。
だったら、手っ取り早くこのスタジアムをJ2なりJ1規格に改良した方が、早いと思うのは、以前にも書きましたけど、それが難しいというのは、盛岡のサポーターから聞いた話。ただ、照明塔だけでも付けば、J3ライセンスが降りるだろうし、屋根を完備すれば、J2以上のライセンスも問題無いと思います。何がネックかわかりませんけど、ネーミングライツが付いた今、ここをJ規格のスタジアムにしてもバチは当たらないんじゃないかなぁ・・・。



KYG03_20241020_101532444今回は、駅から結構な距離にあるので、シャトルバスが運行されていました。今回は西口ではなく東口だったんですね・・・。4年前は、マイクロバスだっただけに、今年はもう少し進化してるだろうな・・・。
と思っていたら、立派なバスが来た・・・と思ったら、実は、このバスは中学校の同窓会のメンバーを運んできたものだった(爆)。



KYG03_20241020_101845685しばらくすると、今度こそ盛岡の手配したシャトルバスが来た。さすがにマイクロバスじゃなかった(汗)。
だいたい30人くらい乗れる中型のバスなのかな。選手が乗っているような大型のものではなかった。



KYG03_20241020_105835406さて、盛岡といえば、あの漢秋田豊社長です。
2020年から監督として盛岡を指揮し、2023年からは社長兼オーナーとして盛岡の運営に携わってきました
しかし、今年をもって退任することとなりました。今後どうなるのかとか、秋田さん自身がどういった理由で退任するに至ったのかは、シーズン最終戦ないしは、その後の記者会見で明らかになるんでしょうか。



KYG03_20241020_125004670そして、キヅールも北上にやって来ていました。
しかしながら、どことなく大人しく、どことなく寂し気に感じたのは、盛岡の現状を憂いているからなのでしょうか・・・。






KYG03_20241020_150002633試合に関しては、岐阜のワンサイドゲーム。はい終了(ギャハ)。でも、もう少しだけ書いておこう。


盛岡に関しては、どうしようもない状況に陥っていますね。試合を見て感じたのは、前にも書きましたけど、そのまま書きます。走れない・守れない・攻撃もままならない・簡単に剥がされたり抜かれたりする・連携ダメダメ・パスなど含めミス連発で、お世辞にもJリーグのレベルじゃない。見ていていたたまれないというか、来年大丈夫なのと同情したくなるくらい。残虐ショーというには、あまりに残酷で、北上から来たサポーターに申し訳ないと思わないのかとヤジってしまったほどですわ・・・。


で、岐阜の得点シーンを上げていくと、前半3分に盛岡のパスが上手く通らず、ボールの転がりが弱くなったところに西谷亮選手がインターセプトを掛け、そのままゴールまで持っていって、蹴り込んだら入った(苦笑)。キーパーもどっしり構えていればいいのに、前に飛び出してしまったので、守備範囲が狭くなってしまったのも、失点の遠因なんだろうなぁ・・・。

その3分後には、この日スタメンに入った横山智也選手が相手からボールを奪って駆け上がってからクロスを放ち、同じくスタメンに入った松本歩夢選手が折り返す。その先には中央にいた藤岡浩介選手がジャンピングボレー・・・というより、カンフーキックなシュートで流し込んで、前半6分で勝負ありな試合になってしまいました。思えば、ここで盛岡がノーコンテストでもして0-3にしておけば、傷口も小さかったのではないかと勘繰ってしまうほど、盛岡はボロボロになっていきます

なお藤岡選手は、前半32分に相手のパスワークが崩れた隙をついて奪い取り、これまた前に出過ぎていたキーパーとのデュエルを制し、無人のゴールマウスに吸い込まれていきました。止める・蹴るというサッカーの基本さえ、盛岡の選手はできないのか・・・。


後半に入って、盛岡が選手交代を図ると、やっとまともになったのかな・・・と思っていた私がバカでした(泣)。
後半19(64)分、横山選手が放ったコーナーキックが、西谷選手のヘッドで流し込んだ・・・と思ったら、盛岡の選手が頭で放ったオウンゴールとなりました。思えば、西谷選手は、前半終了間際に放ったシュートが、キーパーにナイスセーブされ、今回はあと一歩のところでオウンゴールになってしまった。この2つが決まっていたら、ハットトリックだったのにねぇ・・・。

後半22(67)分には、遠藤元一→北龍磨→粟飯原尚平→西谷→北→西谷→北の細やかで狭い範囲での難しいパス回しを見事にこなし、最後は左サイドから駆け上がってきた文仁柱選手が左隅から右隅へ流れるシュートを転がして、5点目。これで得失点差がゼロになりました。さらに言うと、この日の試合で、最も可憐なプレーかつサッカーらしいシュートでもありました(ニヤニヤ)。

最後は、終了間際(後半44(89)分)に起こったオウンゴールで〆藤岡選手のロングボールを粟飯原選手が受け止め、荒木大吾選手に回してからのクロスが、相手に当たった(というよりクリアミス)ものでした。

盛岡のハイライトは、終盤に放ったシュートがクロスバーを叩いた、それだけとも(苦笑)。


以上が0-6で終わった試合の全てです。岐阜の快勝・完勝よりも、盛岡大丈夫かが先行し、何ともやるせない気持ちになった試合でした。



これで、岐阜は気持ちを楽にしてホーム2連戦(FC今治・FC大阪)を迎えられますが、逆にこの試合は、あくまで盛岡だからできたということを自覚して、次以降の試合は、今真以上に厳しい相手になることを自覚しながら、練習に取り組んでほしいです。ここで慢心することは絶対に許されないですよ。

一方で、盛岡はウチでこの試合をやってしまうと、次の大宮アルディージャ戦で何点取られるんだと言いたい少なくとも炭鉱スコア(0-7)やサウジスコア(0-8)、下手すると一三スコア(本来は13-1)になりかねないくらいの失点劇を再び北上で見せることになりますよ・・・。だからこそ、少しでもメンタルの回復と基本から徹底して練習を行ってほしいです。


なお、今回試合がすご過ぎたため、スタメシなどの紹介は、次回に回します(二ヤニヤ)。


残り試合は5。プレーオフ進出までの勝ち点差は7、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は9。


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2024年08月08日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 残留争い編

光あるところ闇もまたあり。ということで、昨年から始まった残留争い、つまりはJFLへの入れ替え争いを見ていきましょう。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


17位 鳥 取(22)-16
18位 讃 岐(19)-8
=== 入 れ 替 え ラ イ ン ===
19位 宮 崎(16)-16
=== 強 制 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 盛 岡(14)-30


今年ヤバいと思えるのは、この4チームかなと。


一番の危険水域は、いわてグルージャ盛岡で、ここ5試合は全く勝てていない(1分4敗)状況監督交代も行ったものの、前任者がヘッドコーチに残るという不思議人事まで繰り出され、なかなかにカオスです。
そんな中で、スタジアム問題が噴き出し、いわぎんスタジアムの全面改修のために、国や自治体の資金援助を求めることとなりそうで、口の悪い言い方をすれば、国や自治体にカネをたかっているというふうにもなっており、盛岡自身はちゃんと資金を出せるのかという課題も噴き出しています。なお、盛岡は地域リーグからJリーグに参入した経緯があるので、JFLを経験していないことから、今回の状況次第では、初めてのJFL参入となります。

次に問題になりそうなのは、テゲバジャーロ宮崎ここもなかなか勝てない状況が続いており、直近5試合は全敗という有様です。しかし、ここは天皇杯では3回戦まで進出しているので、歯車が合えば窮地を乗り越えられると思います。その点では盛岡よりも救いはあるのかも。
ここのもう一つの問題は、観客動員。この問題、盛岡もそうですけど、平均2000人を割っているんですね。しかも女子サッカーよりも観客動員が悪いという有様で、JFLからJ3に参入した頃の熱気が冷めてしまったのかなと思えてなりません。何とか宮崎県のサッカーチームになるべく動いており、いちごがオーナーになったり、都城市・綾町・国富町との包括協定を結んだりというのが、その一例になりそうですね。それが実ってくれば、宮崎の未来は明るいと思いますが・・・。

そして、カマタマーレ讃岐とガイナーレ鳥取が、この2チームに続く格好になります。
讃岐に関しては、開幕からなかなか勝てない状況が続き、引き分け数は奈良クラブと同数の10となっています。この10の勝ち点があるおかげで、入れ替え枠にギリギリ入らず踏みとどまっていると思うんですよ。選手同士の連携が上手くいっていないとか選手の配置に無理があったんじゃないかとかいろいろ言われていますけど、勝ち切れない試合が多いのが原因なんでしょうね・・・。これは個人の意識の問題だと思います。
鳥取は長いトンネルをやっと抜けたところで、今後もしかすると再び上昇気流を掴めるかなと思っていますが、やはりここも個人の意識の問題かつ監督・スタッフの意識の問題でしょうね・・・。


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2024年03月26日

FC岐阜観戦記2024 第3節 藤岡再び

FC岐阜、3/24にいわてグルージャ盛岡と戦いました。今回のタイトルは、「アネット再び」という、その昔メガCDで発売したアクションゲームに掛けております。何せ、今月はゲーム系強化月間なので(ニヤニヤ)。それだけ藤岡浩介選手が大暴れだったんですよ。


さて、岐阜に関して言えば、3/10のカマタマーレ讃岐戦から連戦に突入し、この日の試合で連戦最終戦となりました。以下その流れ(左から、日時・対戦相手・ホーム(H)ないしはアウェイ(A)・勝敗)。


3/10 讃岐 H ○
3/13 大宮 H ●※ルヴァンカップ
3/16 大阪 A △
3/20 今治 A ○
3/24 盛岡 H ← New


この間に負けたのは、ルヴァンカップのみで、リーグ戦はアウェイの大宮アルディージャ戦(ルヴァンカップで負けたのも大宮)以来負けていません。特にホームでずば抜けて強いのが特徴で、福島ユナイテッドFC戦と讃岐戦で4点挙げて勝利しています。懸念されたアウェイでの試合運びも、FC今治戦でクリーンシートを果たしていることから、何とかなるのかなと思っています。ともあれ、この試合が終われば、しばらくの間1週間ごとに試合が回ってくる通常日程に戻ります。ここで思いっ切り飛ばしても休めるので、悔いの無い試合運びをしてほしいものです。


KYG03_20240324_171718745この日、盛岡は選手バスで来場していたようです。
・・・まさか盛岡からダイレクトで来たのかと思ったのですけど、そういえば、3/20はアウェイでサンプロアルウィンで松本山雅FCと戦ってたんだよね。そうなると、どこかで練習場所を確保してミニキャンプのような格好で試合に臨んでいたんでしょう。どちらにしても大変な中来てくれてありがとうございます。



KYG03_20240324_125057838こちらは、日本タクシーのラッピングタクシー。今年も日本タクシーで行ってくれるそうです。ありがとうございます。
何でも経済産業省から賞をもらったそうで。2024年問題で大変な中ですが、岐阜県内の公共交通の一端として頑張ってもらいたいですね。



KYG03_20240324_114358550今回は、丼フェスと題して、様々な丼がミニサイズではありましたが提供されていました。もちろん今回紹介する丼は通常サイズでの提供もあったため、気に行ったら通常サイズという流れもあったかもしれません。またミニサイズなので、色々な丼を食べたという人もいらっしゃったかも。


そんな丼フェスの最初は、中華料理しょうりゅうの「岐阜県産豚バラ軟骨のとろ肉丼」
岐阜県産豚のボーノポークのバラ軟骨が入っている贅沢な一品になりました。



もう、ホロホロやね(ニヤニヤ)。長いこと煮込まれているからなのか、肉が箸でスッと切れてしまうし、口の中ですぐ無くなった。一緒に掛かっていたタレもコク深い仕上がりになっていて、ご飯に合いますね。


KYG03_20240324_114738211もう一つは、グーテライゼの「どて丼」
もう何も言わなくてもいい(ギャハ)。東海地方ではお馴染みの丼ですね。



まず甘渋な味噌の味が何よりいい。そして、その味をまとったもつやごぼうが美味い。これ以上私は何を言えばいいのだ(爆)!


KYG03_20240324_115544135なお、今回普段は通常サイズでしか販売していないものもミニサイズで供されておりました。なので、久しぶりに養老ランドの「ホホ肉丼」をチョイスコストの関係でミックスベジタブルになったというけど、私は彩りがよくていいんじゃないのと思いますがね・・・。安っぽく見られるのが嫌なのかしら。



KYG03_20240324_130538438中華料理しょうりゅうからは、今回の丼フェスとは関係なく、こちらも買ってきました。それが、「スモークチキン」
目の前のホットプレートでジュージュー焼かれたら、そりゃ買わな(ニヤニヤ)。



味は、スモーキーさが肉にまとわれて、香ばしい風味が付いていました肉汁たっぷりだったし、何より肉が柔らかいですね。


KYG03_20240324_160057361春は出会いの季節でもあり別れの季節でもあります。
Radio80時代(現在のエフエム岐阜)から岐阜の応援番組を長年務めてきた西村知穂さんが、「FC岐阜 Road to Dream」の終了と共に引退となりました。もちろん、この先もタレントとして様々な番組に出演されると思いますし、これからも岐阜を応援してくれると思います。JFL時代から見つめてくれている方なので、今後も何かあった時には、必ず駆けつけてくれると思いますから、心よりお待ちしております。
なお、同じ時間帯で4月から「FC岐阜 TALKスタジアム」という名称でリニューアル山本衿奈さんが担当します。






KYG03_20240324_165905320試合は、スタメンはほぼ同じでしたが、左上にこのシーズン初スタメンの上野輝人選手を据えてきました。それに伴って右上は荒木大吾選手になっています。リザーブに関しては、河波櫻士選手が復帰し、文仁柱(ムン・インジュ)選手が北朝鮮代表から帰ってきました本来なら3/26の試合にも同行することになっていたのでしょうけど、北朝鮮が平壌での開催を拒んだため、没収試合になる可能性が高まりました既に代表も解散となっていることから、早い段階での復帰になったのでしょう。本当なら3/31の松本山雅戦か4月になるまで出られなかったでしょうから・・・。


結果的(前日は晴れの予報、当日は曇りの予報だった)に雨の中での試合になったのですが、今回も岐阜は電光石火のごとく先制点を挙げていきます
前半6分、青木拓矢選手のロングボールは敵に阻まれる格好になるものの、すぐに田口裕也選手が回収すると、またすぐにバックパス、しかもヒールでフリックするという芸当を見せた。そのボールを待ってましたとばかりに藤岡選手が捉え、思いっ切り蹴り込んだ!前節のうっ憤を晴らすかのような鮮やかなシュートでしたが、自分で蹴る選択をせずに藤岡選手に、しかもフリックという芸当を見せた田口選手にもあっぱれです。あんなことできるなんてホントすげー!なかなか普通はできません。
その後も攻める岐阜でしたけど、なかなか追加点が奪えない。盛岡もここまで勝っていないので、勝ちに飢えていることあって、必死になって守っているんですよ。そんな中でも左から上野選手が切り込んできて、チャンスメイクできていたのが素晴らしかったです。プレシーズンマッチではイマイチだった、ルヴァンカップではよい方向の兆しが見えてきたので、スリッピーなピッチで勇気を持って走ったことは、今後の自信になるのかなと。
結果的には盛岡が先述の通り勝ちに飢えていたこともあって攻撃的になったことから、前半奪えたのは1点だけでしたけれども、後半になってガラッと大きく動きます。
主導権が盛岡に移りそうになっていた中で迎えた後半11(56)分に荒木選手がペナルティエリアでもみ合いの末に出た球が、盛岡の選手のハンドを誘う結果になり、後半13(58)分PKに。キッカーになった藤岡選手が冷静に決めてくれました。
さらに後半24(69)分、途中出場の西谷亮選手からのパスを藤岡選手が受け取ると、少し右に動いたところからミドルシュートを放ってきた。そのシュートは雨で水を含んだピッチでも勢いが死なずに跳ねていき、キーパーの右側とゴールマウスの右隅の間、ものすごく狭かろう所に打ち込みました。これで、PKの1点があったとはいえ、藤岡選手は再びハットトリックを決めたのです。
2022年の時のハットトリックは、結果的に負け戦になったので、今回は状況が違うとはいえ、味スタの悲劇を知っている人間にとっては、この後何か起こらないか心配になってもきます。
その懸念は、最終盤に発生したオウンゴールだけで済んでよかったとほっとする・・・のもいかんのですけどね(苦笑)。あれは半分仕方ないとはいえ、守備陣は気を抜いてはいけないという教訓になりましたよ。とにかく自責点だけで抑えて勝った。ハットトリックで勝ったよ、ウチ(爆)。



KYG03_20240324_170234212今回のMOMは間違いなく藤岡選手でしょう。
2度目のハットトリックは、勝利に酔う形で達成できたこと。何よりこれからフォワードの争いが激化するであろうことから、メインは俺だと気迫を見せてくれました田口選手にもいい刺激になってくれるのではと思います。
今回3点挙げたことで、得点数でトップに立ったとのこと。このまま突き進んで、自身初の得点王になってほしいですね。



これで5連戦を3勝1分1敗、リーグ戦は4勝1分1敗で3位に就けています。首位の大宮とアスルクラロ沼津との差は得失点差の1だけ。得点数では1番なので、だからこそオウンゴールが悔やまれる(泣)。しかしながら、春になる直前の時期とはいえ、首位との争いができる位置にいることは、今まで無かったパターンこの好調さを維持できれば、コンディションのキツくなる夏場の貯金にもなってくれるのではないかと思うし、夏場に自信として現れてくるのではとも期待しています。選手層も厚いので、厳しい時期も何とか乗り越えられるのではないかとも思いますし。

そんな激動の2・3月最後の試合は、松本山雅戦現状下にいるとはいえ、侮りがたい相手で、松本山雅のホームゆえに一筋縄ではいかないと思います。サンプロアルウィンでは2013年以来勝っていないので、2・3月を締め、4月以降もこの好調さを維持していくためにも、10年以上ぶりの勝利を掴みたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2023年11月20日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その18 力尽く

SOG03_100942FC岐阜、昨日は岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアムで、いわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは、いわぎんスタジアムの隣にできたいわて盛岡ボールパークという野球場愛称はきたぎんボールパークというのだそうな。ということは、サッカーは岩手銀行、野球は北日本銀行と棲み分けができているのね。
ちなみに、野球場の隣は室内練習場になります休憩所も設けられており、イベントがある時は開放されているようです。



SOG03_102807そんなきたぎんボールパークは、開けっ広げな構造になっているので、普段から入れるようになっています
まずは外野席側を見てみましょう。なお、外野席周辺の道は散歩道として開放されています。
外野席は全て芝になっているので、一昔前の西武球場(現在の西武ドーム)のようですね。そして、全面LEDのスコアボードがあります。いわぎんスタジアムには、いつ導入されるのだろう・・・。



SOG03_102816こちらは内野席側。結構立派な仕上がりになっています。
きたぎんボールパークは、2023年3月に完成し、4月から開場5月にはプロ野球の公式戦も開催されています。



SOG03_102940この日の盛岡市は
午前中は曇りで昼間から晴れるという予報
だったものの、スタジアムに着いたら、雨が本降りまでとは言わないが、しとしととした雨降りしとしとは言っているものの、本降りに近い雨脚だったなぁ・・・。
写真のように日が差す陽気もありましたが、雨はそれなりに降っていた模様(泣)。



SOG03_103218しかし、このように日が出てきて晴れるかな・・・と思っても、まだ雨脚はある(泣)。



SOG03_143334とはいえ、晴れてくれば、このように岩手山を拝むことができます。もう雪化粧していますわ。



前節カマタマーレ讃岐戦に勝利したことで、岐阜はホーム2連勝。November Surprise再びとばかりに勝ち進んでいくしかありません。気になるのは、先行して始まっているFC今治×鹿児島ユナイテッドFCとの試合で、鹿児島が勝てば無条件で終戦となり、鹿児島が負けか引き分けで首が繋がることは繋がるものの、首が繋がるのは、この試合で勝たなければという条件付き
そんな盛岡とは、相性が正直いいとは言えない。攻撃的な部分を守備の硬さを上手いこと使い分けて、のらりくらりとかわすのと、荒っぽい部分で翻弄するところがあり、何とも嫌らしい相手のように思えます。


SOG03_101533盛岡といえば、2021年まで岐阜に在籍していた甲斐健太郎選手盛岡に移籍して今年2年目になり、盛岡の1年でのJ2復帰に奮闘したものの、叶わずこの試合を迎えています。盛岡は監督も変わったので、彼自身もやるせない思いがあったのではないのでしょうか。



SOG03_114140そして、マスコットのキヅール折れない心を持った鶴のマスコットです。
実物を見たのは、2020年の北上以来だと思うのですが、あんなに荒ぶったマスコットだったのか・・・。サポーターを見掛けるや、威嚇しながら襲い掛かって来るヤバいヤツだった(ギャハ)。
・・・普通ね、マスコットが迫ってくると、こっちから抱擁をしたくなる雰囲気になるわけですよ。でもね、アイツが迫ってくると、威圧感満点なもんだから、初めてだよ、マスコットに向かってシッシッシッと追い払おうとしたの(ニヤニヤ)。



SOG03_124808スタジアムのイベントでも登場。この時は、ある意味大人しい(笑)。






SOG03_155900試合は、雨・曇り・強風・晴と猫の目のように天候の変わるスタジアムの中でも、攻めていたのは岐阜でした。しかし、その勢いが空っ風のように冷たくさせるだけで、盛岡はびくともしなかった
そして攻めた代償も大きかった前半34分にンドカ・チャールス選手がケガで藤岡浩介選手と交代に。さらに前半終了間際には村田透馬選手もアクシデントによる退場(後半開始時に浮田健誠選手と交代扱い)でピッチから去りました。その状況を冷静に利用したのが、前節大敗し、かつディフェンダーの一人が出場停止処分になった盛岡。前半終了間際に10人になってしまった岐阜から先制点を奪い取りました。


勝つために執念を見せていたのに、逆に削がれるような結果になった岐阜ですが、後半11(56)分に何とか奮い立たせます
庄司悦大選手が放つコーナーキック、ペナルティエリア前方中央に飛び込んだボールを藤谷匠選手が狙おうとしたものの、ここは相手キーパーが腕を使って掻き出す格好に。しかし、掻き出した先には誰もいない。そこに駆け抜けてきたのは、2試合連続得点を叩き出している山内寛之選手右足を振り抜いたシュートは、鋭くゴールマウス右側に突き刺さりました。岐阜のJ2昇格ために何としても勝ちを得ないといけない思いが乗っかったシュートは、自身3試合連続の得点(同点弾)になりました。ちなみに、この日から山内寛之選手のチャントも用意されていたのに、ゴール決定後に歌い忘れたな(ニヤニヤ)。「山内サンキューな」と私が言った時、コアサポ達が「山内!?」と動揺してたもの(苦笑)。どうも萩野滉大選手が打ったんじゃないかと思われていたらしい。

しかし、そんな気持ちが空回りしてしまったのか、いるべき選手がいないことが運の尽きだったのか、ホームの地の利と言うべきか、盛岡にセットプレー(コーナーキック)から決められてしまいます。これはキーパーの大野哲煥(ちょるふぁん)選手が前に出てしまったことで招いた失点だわ・・・。飛び出してしまったことでキーパーの裏を取ってしまってるもの。どっしりゴールマウスで構えていたら、ちょっと違っていたのかなぁ・・・。

その後も岐阜は再び追い付こうと猛攻を掛けたものの、盛岡に2-1の逆転負けを喫しました。



SOG03_160818試合後にやって来た甲斐選手。
皆からの話に気さくに応えていました。岐阜に帰ってきてと言うと、どのツラ下げて帰るんだと案外辛辣な一面も(ニヤニヤ)。っていうか、甲斐選手って、こんなにフランクだったっけ(汗)?



なお先行する鹿児島は、この日の試合も負けたのですが、岐阜は盛岡に敗戦した時点で、今年のJ2昇格を逸してしまいました鹿児島が負けていたのを知っていて、あの動きだとしたら、選手達はよくやってくれたなと思います。そうじゃなかったとしても、よくやってくれたと思います。ただ、鹿児島が負けていたのに、この試合を落としたのは、あまりにも痛かった・・・。勝てば、まだ昇格のチャンスを残したまま次に進めたのですから。
そして、チャールス・村田両選手の動向も気になります。チャールス選手は負傷交代のようなので、次の試合と最終節が出られるのか。酷くないことを願います。もちろん、村田選手もです。何かしらの負傷が無いことを願うばかりです。


次の試合は、アウェイでFC琉球戦です。今年最後のアウェイですが、仕事で行けないので、家に帰ってからDAZN観戦になります(泣)。思えば、ホームの琉球戦もコロナでアウトだったので、つくづく琉球戦に縁が無かったんだな、今年。


もう終戦になったとはいえ、やるべきことはいくつかあるでしょう。特にやるべきことは、一つでも順位を上げること。そのためには連勝で今年を終えることを最重要目標として戦っていきましょう


あ、スタメシに関しては、試合前と試合中でかなり盛り上がったので、次回に続く(爆)。盛岡の秋田豊社長大活躍(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2023年11月19日

奥羽山脈から吹き下ろす風は冷たく・・・

岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアムで行われたいわてグルージャ盛岡×FC岐阜の試合は、2-1で逆転負けとなりました。
後半粘って追い付いたまではよかった。その後に盛岡の攻撃を堪えきれなかったのが痛かった
この敗戦に伴い、今節の鹿児島ユナイテッドFCの勝敗にかかわらず、今年のJ2昇格は無くなりました(ちなみに、鹿児島は敗戦)。カターレ富山が上がってくれば・・・とも思ったんですけど、ウチが負けたことで絵に描いた餅状態ですわ・・・。
ただ、選手達は最後まで諦めずよくやってくれたと思います。


これから望むことといえば、残り2試合悔いなく試合を進めること・同じく勝って終わること・怪我なく試合を進めること・一つでも順位を上げることかな。いい雰囲気で今季を終えれば、必ず来季に繋がる、そう信じて戦い抜いてほしいです。


もう何も言うことは無い。新幹線が来るまでにメシを食うか(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 17:08Comments(0)

2023年07月03日

FC岐阜観戦記2023 第6節 Niterra!(似てらぁ!)

FC岐阜、昨日はいわてグルージャ盛岡と戦いました。
6月を負け無しで駆け抜けた岐阜、それが順位になって現れています。なお、左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差で、大阪はFC大阪になります。


1位 富 山(30) +11
2位 愛 媛(28) +2
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(25) +6
4位 松 本(24) +6
5位 岐 阜(24) +5
6位 今 治(23) +2
7位 沼 津(23) +2
8位 大 阪(22) +1


今シーズンはダンゴレースになっており、前節までの順位でもそれが見受けられます。とりあえず8位くらいまで出しておきましょう。
カターレ富山が安定の強さを見せており、12節以降首位をキープしています。昇格候補のNO.1と思われている松本山雅FCは6節以降下降気味でしたが、最近少しずつ調子を取り戻してはいます
一方でどん底から這い上がってきたのが、愛媛FC初戦が大敗だったので、まさかの残留争い行きになるのではと思われましたけれども、新外国人の加入をきっかけに、徐々に調子を取り戻し、昇格争いの中に飛び込んできました。ダンカンコノヤロー(爆)。
そして、岐阜。5節まではジグザグだったのが、6節から4連敗で一気に残留争いに巻き込まれ万事休す・・・と思ったら、快進撃の始まりになって、現在5位まで上がっていますウチも愛媛ほどではないにしろ、どん底から這い上がった組になるのでしょうね・・・。


SOG03_164205さて、今回は先日発表された「2023リミテッドユニフォーム 関ケ原合戦図屏風モデル ユニフォーム」の紹介から。
今年のリミテッドユニフォームは、大河ドラマ「どうする家康」の影響なのか、「関ケ原合戦図屏風」がメインに据えらえれたものになっています。
カラーは、フィールド用が黒で、キーパー用が緑という普段と逆と言ってもいいセレクト。今回はもしかするとキーパー用の方が売れるかもしれん。



SOG03_164227裏面はこんなふう。東軍になる徳川家康の家紋と西軍になる石田三成の旗印が描かれています。
なお、このユニフォームは10/1の福島ユナイテッドFC戦(ホーム)、10/8のアスルクラロ沼津戦(ホーム)、10/15のFC大阪戦(アウェイ)で着用します。例年なら夏の時期の着用になるんだけどねぇ。FC大阪での着用は、関ケ原の合戦相手が実質豊臣家だったからというのもあるかもしれません。



SOG03_175431こちらは、かさなるステージの一コマ。
ルーキーの一人である横山智也選手(右)と羽田一平選手(左)が登壇していました。2人共地元の子ですからね。大勢の人がおりました。






SOG03_2059177月の初めの試合ということで、ここで勝つのと負けるのでは大きく変わってくる大事な試合負ければ、あの勢いはいつものヤツだと思われかねない中、ある意味緊張した面持ちで見ておりました。あと、この試合は日本特殊陶業(Niterra(ニテラ)という英語での名称が今年から付いたらしい)のスポンサードなんですけど、毎年この試合が勝てないのだよ(泣)。
はっきり言ってしまえば、岐阜の足が少し重かったかな。懸念していた夏を迎えるにあたってのスタミナが大丈夫かいなと思えてなりません。それでも6月無敗の自信が彼らの原動力になっていたのでしょう。盛岡の硬い守備の中からチャンスを作り出し、激しい攻撃を全員で防ぎきりました。
一方で、盛岡に関しては、攻守のメリハリがしっかりしていて、かつウチの攻撃手段をよくわかってらっしゃるサイドの攻撃をこれでもかとブロックしておりましたね。ならば縦抜けを図る岐阜ですが、こちらは精度不足に。チョンボもあったけど、柏木陽介選手が、後半10分ほどして見せたあきらめてしまったプレーを見せていたのが残念だった。あれはオフサイドを意識したのでしょうけど、正直それでもいいから最後まで駆け抜けてほしかった

ということで、双方決め手に欠けたため、スコアレスドローとなりました。いいゲームではあったけど、夏じゃなければどこかで点が入っていてもおかしくない試合だったなぁ。日本特殊陶業様が付いて下さったのに勝てないところまでニテラぁ!<はやのん、無理してシャレを入れてこない!
なお、盛岡とのアウェイは11月冬の走りの頃ではあるのでしょうけど、盛岡なので雪が降っている可能性が高いです。そうでなくとも寒いでしょうから、夏と同じ厳しい戦いになると思いますなぁ・・・(汗)。



SOG03_210953試合後には、岐阜を長いこと支えてくれていた甲斐健太郎選手がやって来ました
秋田豊元監督に見初められてJ2へ上がった盛岡に移籍したものの、1年で降格。本人はどう思っているかわかりませんが、不本意な中でJ3の試合を迎えているでしょう。武者修行でJ3に行った時とは違い、実力があったのに、J3でもどかしく生きているのですから。岐阜の時だけでなく、盛岡でも同じ経験をしてしまったわけですから・・・。
・・・アイツ、髪の色が派手になってるぞ(ニヤニヤ)!



この結果を踏まえた順位表がこちらです。


1位 富 山(30) +9
2位 愛 媛(29) +2
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(28) +8
4位 今 治(26) +6
5位 沼 津(26) +3
6位 松 本(25) +6
7位 岐 阜(25) +5
8位 奈 良(24) +10


4位以降が大きく変わりましたね。FC今治が4位に、アスルクラロ沼津が5位にそれぞれジャンプアップ松本が6位に、ウチが7位に2つ順位を落としてしまいました。
そして、次節の相手である奈良クラブが9位から1つ順位を上げてきました奈良にとって、次節は岐阜を迎えての6ポイントマッチになります。参入初年度のチームが勢いがあるの例に漏れず、奈良も勢いがあり攻撃的なので、この引き分けが呑まれるきっかけにならないよう1週間対策を練って練習に挑んで下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2022年10月16日

あの漢がいなくなるのである

今日の試合で、来シーズンJ3に行くことがほぼ決定したいわてグルージャ盛岡ほぼ決定となっているのは、最終節があるという点といわきFCがJ2ライセンスを取得できない場合、21位は降格回避になる可能性もあるため)。そのチームを率いた秋田豊監督が、今シーズン限りで退任の意向を示したと報じられました。


秋田監督は、2020年、外国語教室を運営するNOVAが盛岡をスポンサードした年に目玉として就任。初年度は攻撃と守備が噛み合わなかったものの、2019年には18位(最下位)だったのを、この年は11位にまで上げました翌年(2021年)は、秋田監督の采配が冴え、特にシーズン後半には圧倒的な攻撃力で1敗しただけに留め、最終節にアスルクラロ沼津とは引き分けたものの、見事2位になり、初のJ2昇格を果たしたのです。
ところが、今年は課題だった守備のもろさが露呈し、J2の中では際立った失点数になっていました。そして今日の試合に敗北したことで、9勝7分25敗と最下位に沈んでいます。まぁ、同じ勝ち点でFC琉球が並んでいるので、先程書いたように、最終節次第では・・・となるかもしれませんので、まだあきらめないでほしいかなとも。「選手の頑張りを勝ちに持ってこられなかったのは全て僕の責任」とは言っていますが、最下位に沈んでいたチームを盛り上げ、一気にJ2までジャンプアップさせた実力は、下馬評を大きく覆したとも言えるでしょう。秋田監督就任前は、いわゆるネタ監督の意味合いが強かったですけど、今は戦力をきちんと与えれば、J3はおろかJ2でもやっていけるかもしれないという実力を見せたと思いますね。恐らく来年以降、J3やJFLなど上に上がりたいチームからお声が掛かるでしょうし、J2の監督になるチャンスが出たとも思っています。


本当にお疲れ様でした。敵としては厄介な相手でしたけど、監督やコーチとしてまた会える日を楽しみに待っています「やっぱり、あの漢しかないないのである!」というふうになってほしい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)

2022年09月27日

2023年にJリーグの地に立っているチームは、どこか

今日、J1とJ3ライセンスの取得が発表されました。


J1ライセンスに関しては、新規取得がいわてグルージャ盛岡のみ。それ以外(45クラブ)は全て昨年取得したJ1ライセンスを維持することになりました。なお、盛岡・秋田・水戸・鹿児島・琉球に関しては、施設基準の例外適用を活用して取得となっています。規定年数内に改善をしない溶けないのですが、はてさて。


そして、JFLとの入れ替え戦の絡みがあるJ3ライセンスに関しては、既存クラブも含めて6クラブが認められることになりました(J3に所属しているクラブはJ2ライセンスを申請しているため、まだ未発表)。このうち新たに認められたのが高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分。V大分に関しては、念願のライセンスになったことでしょう。

ということで、JFLの順位表を見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合となります(◎はJ3ライセンス取得チーム、〇は百年構想取得チーム、それ以外は企業チームないしはJ参入の見通しが立ってないチーム)。


1位 HFC(45) +21 ⑧
2位 大 阪(45) +14 ⑧ ◎
3位 奈 良(39) +11 ⑧ ◎
4位 青 森(37) +9 ⑧ ◎
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 V大分(37) +8 ⑧ ◎
6位 武蔵野(36) +10 ⑦
7位 岡 崎(36) +7 ⑦


やはり出てきたHonda FC。ここが優勝へのJへの門番になりそうですな。そうなると、FC大阪・奈良クラブ、そして新規取得した青森との三つ巴にJ参入ラインより下にいるV大分が絡めるかどうか。
実力の面で行けば、大阪と奈良が可能性が高く、V大分は過去に上位に食い込んでいるまたは優勝している経験があるので、その次になるかもしれません。青森は2017年以来の久しぶりな上位戦線なので、この3チームに食いつけるかどうか。
ただ、今回JFL上位にいる4チームに振り掛かってくる問題が、観客動員数問題2020年と2021年はコロナ禍ということで例外扱いになっておりましたが、今年はしっかり施行されるとのこと。今年はカズこと三浦知良選手が鈴鹿ポイントゲッターズに加入したことによる『カズ効果』が期待されていたものの、その『貯金』をほとんどのクラブが吐き出してしまったらしい。やはりコロナによって試合が平日開催になったり、他の試合が入らなかったり、入っても会場のキャパが小さいために十分に望める数にならなかったり・・・と複合的な要因があるようです。このあたりは、チーム内で頑張ってほしいけど、東京武蔵野ユナイテッドFCの件もあるからなぁ・・・。


まさかのJ参入チーム無しという不安を抱えながら、JFLは終盤戦に差し掛かります。これからの試合は、勝ち負け以外にも観客動員数を気に掛けてみた方がいいかもしれませんね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)

2022年01月04日

も う 驚 ・ ・ ・

・ ・ ・ ろ い た よ ( 泣 ) !


ホント、ちょっとやそっとのサプライズ(ハイパーインフレ中(ギャハ))じゃ驚かないと決めていたワイ、今回のプレスリリースには、さすがに驚いた。いや、遂にその時が来たかという気持ちもあったんだけど・・・。


遂に甲斐健太郎選手が移籍を決断しました。
フレイレ選手とか守備陣の強化を図っていたので、薄々感付いた人もいらっしゃったんじゃないのかな。いや、フレイレ選手は甲斐選手の控えとして来たんだとか失礼承知で思ったりもしたんですけど、フロントは本気で甲斐選手流出の事態を想定していたんですね・・・。(一応)残留交渉はしていたようですけど。

理由は、本人の弁でもありましたけど、キャリアアップとしては27歳はラストチャンスだったという点。このあたりは個人的推測ですけど、前から今年が岐阜にいるラストチャンスと言われ続けていましたし、J3に落ちた2019年でJ2のチームに移籍するんじゃないかと言われました。それでも彼は責任感とか色々な面で残ってくれたんだと思います。キャリアを半ば犠牲にしてでも岐阜をJ2に戻そうと思ってたのではないのでしょうか。しかし、彼は岐阜の顔として残ることより、自分のキャリアアップを選んだ私は当然だと思いますし、今まで残ってくれていたことの方が奇跡的だと思っています

そして甲斐選手の言いたいことは、先日SC相模原に移籍した中島賢星選手に全て言われてしまったとのこと。原文ママに伝えると、恐らくこの部分でしょう。


2019年にチームをJ2に残留させる事が出来ず、2020年に続いて今年2021年もJ3に落ちたチームをJ2に戻す事ができなかった。本当情けないです。(中略)そう分かっていても、心の中を整理できていても、最近ご飯が美味しくないです。身体って正直だなと思います。


ここだ!<半分正解だろうけど、オマエはただ『最近ご飯が美味しくない』のフレーズを言いたかっただけだろ!?


・・・ですよねー(棒読み)。真面目に言えば、たぶんこの部分でしょう。


沢山のものを学ばせてもらって、沢山のものを見せてもらったおかげで今の僕があります。ここまで逞しく育ててくれたクラブです。そんなFC岐阜が僕は大好きです。
J2残留争い、J3降格、J3優勝争いで2年連続少しの差で昇格を逃す。沢山期待させて沢山悲しませたと思います。それだけが唯一心残りです。
毎年のようにめまぐるしく入れ替わる選手やスタッフ、沢山の人と出会い、一緒にサッカー出来た事は僕の財産です。
クラブを去った人達が岐阜に残していってくれたもの、しっかり受け継いで未来のFC岐阜に繋げるのが残った僕らの役目だと思ってやってきました。
結果的に僕がこのクラブに何ができて何を残せたのかは正直わかりません。だけど一緒にやってきた選手達、これからFC岐阜を背負っていく選手たちに何か感じてもらい、何か残す事ができたのであれば、(中略)岐阜にいた事に価値があったのではないかと思います。
毎試合、強く勝つ事を望んでいたし、一つでも多く勝って皆んなと喜びを分かち合いたいと思っていました。試合を見にきてくれた人には笑顔でスタジアムから帰って欲しいって思ってたのに、思い返すと嬉しいより悔しい苦しい。そんな思い出ばかりでしたね。
けどこれだけは分かっていてほしいです。僕はどんな状況であれFC岐阜のユニフォームを着て、最高の仲間と沢山のサポーターの前でプレーする時間は大変誇らしく、楽しくて仕方なかったです。
FC岐阜に来てよかった。心の底からそう思ってます。



ちょっと長いですけど、この部分じゃないかなと思いますわ。この文章は、いつ見ても涙無くして読めません(泣)。


で、肝心の移籍先はというと、これまた意外で、あの漢のクラブですよ(ニヤニヤ)!<キヅールクラブね(ニヤニヤ)。
・・・お互い、いわてグルージャ盛岡と言わないあたりが嫌らしい(ギャハ)。

今年盛岡はJ2に残れるか勝負の年になるのは間違いないので、甲斐選手のような守備のできる選手は、ウィークポイントだった守備を向上させる面でも一致したんでしょうね。是非とも盛岡のJ2躍進に貢献して下さい。そしてキヅールとニッコリ微笑む姿をツイッターに晒して下さい(ニヤニヤ)。


岐阜からレンタルで移籍しながら帰って来てくれた最初の選手、そして野垣内俊選手(現ヴィアティン三重)に変わって岐阜の顔として通算5年頑張ってくれた甲斐選手には感謝しかありません。コメントの中の「ヘニキ選手や庄司選手のように、より強く、より逞しくなって、また求めてもらえるような選手に成長したいと思います。」と述べたように、いつかまた岐阜のために力を貸して下さい


本当にありがとうございました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2021年11月22日

最終展開に差し掛かったJリーグ J3編

Jリーグは、いよいよ大詰めになってきました。カテゴリーによっては、昇格・降格のいずれかが決まっているという展開になっております。そんなJリーグの現状を見て行きましょう。今回はJ3から。


早速順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(51) +18 ① ×
2位 宮 崎(50) +12 ②
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(49) +14 ②
4位 富 山(45) +7 ②


ロアッソ熊本はY.S.C.C.横浜を下し、いわてグルージャ盛岡はカマタマーレ讃岐に勝って勝ち点を積み上げました。そして、昇格争いの直接対決となったテゲバジャーロ宮崎×カターレ富山は、富山がホームで意地を見せました。このため、宮崎と熊本が入れ替わり、盛岡が2位に肉薄する事態になりました。そして富山は何とか昇格戦線に生き残ったのです。

それを踏まえて、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 宮 崎 岐 阜
宮 崎 熊 本 終 戦
盛 岡 富 山 沼 津
富 山 盛 岡 鹿児島


残り試合が1つ少ない宮崎は次が最終戦。その相手が何と首位に立った熊本。3位の盛岡は4位の富山というサバイバルマッチになりました。
さらにそれを踏まえて、11/28の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


熊 本 54 52 51  
宮 崎 53 51 50
盛 岡 52 50 49
富 山 48 46 45


首の皮一枚繋がった富山は、勝つ以外に道が無いのは、FC岐阜のヴァンラーレ八戸を迎える前と同じ。仮に勝っても熊本や宮崎が勝っても終戦なのも同じですね。ただ岐阜と違うのは、熊本×宮崎が引き分けると、この日の試合の得失点差と次の試合で得られた得点で2位に上がれるチャンスが残っています。現在宮崎との得失点差は5で、2試合で最低6点以上稼げばいいのです。
盛岡は、富山との試合に負けたとしても、昇格戦線には生き残れます。ある意味一番有利な立ち位置ですね。
宮崎は、熊本との直接対決に負けるか引き分けるかした場合、盛岡が富山に勝ってしまうと3位に滑り落ちることになります。また宮崎が負けた時は、盛岡が引き分けると得失点差で3位に滑り落ちます。ただし、この場合は得失点差が2なので、最終戦に盛岡が3点差で負けると、再び2位に上がれるチャンスもあるのです。確実に2位以上に収まるためには、勝つのが一番近道になり、かつ同じ日の試合で盛岡が負ければ確実になります。


恐らく次節で昇格枠が1つ埋まるんじゃないかなと思っています。J2の皆様は宮崎の勝利を願っているのでしょうけど、併せて盛岡が負けないといけないことも願わないといけないんですよ(ニヤニヤ)。<嫌なヤツだなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月15日

【J3】SELECTION PROJECTのようにはいかない【J2昇格争い】

そう、9人が全員生き残れるなんて、そんな茶番は無いんだよ(ニヤニヤ)!


ということで、第27節が終わりました。FC岐阜はテゲバジャーロ宮崎に惜敗し、終戦と思ってたら、ロアッソ熊本×カターレ富山の試合が引き分けになったため、岐阜は何とか踏みとどまりました。その他のチームは、どうなったのでしょう。順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(50) +13 ② ×
2位 熊 本(48) +17 ③
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(46) +12 ③
4位 富 山(42) +6 ③
5位 福 島(41) +7 ② ×
6位 岐 阜(40) +6 ③


一見すると、6チーム全部が残っているように見えますよね。そこで表題の言葉が生きてくる(爆)。
残りの試合全勝した際の勝ち点を放り込んでみると、こうなります。


宮 崎 56  
熊 本 57
盛 岡 55
富 山 51
福 島 47
岐 阜 49


残りが2試合しかない福島ユナイテッドFCは、AC長野パルセイロと引き分けたものの、1つしか勝ち点を積み上げられなかったため、残り2試合全勝しても現在首位の宮崎や2位の熊本を抜けないことが確定し、優勝争いから脱落J2ライセンスは不交付になっているため、昇格争いも参加できなかったことから、終戦となりました。負けてもクビの繋がった岐阜は何とも運がいいと思える理由にもなります。

とはいえ、岐阜は相変わらず厳しい立ち位置にいるのは間違いない。そこで残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 宮 崎 盛 岡 鹿児島
岐 阜 八 戸 藤 枝 熊 本


この中での直接対決は、宮崎と富山。他は下位チームとの対戦になりますが、何としても勝ちたいところ。特に岐阜は負けたら終了です。

ということで、11/21の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


宮 崎 53 51 50  
熊 本 51 49 48
盛 岡 49 47 46
富 山 45 43 42
岐 阜 43 41 40


直接対決の宮崎と戦う富山は、勝つか引き分けるかで踏ん張れるものの、負けた時点で宮崎と熊本に追い付けなくなり、終戦となります。何度も言いますが、岐阜は勝つ以外に道はありません。それ以外のチームは、現状勝ち負けの影響はないものの、宮崎と熊本は勝つか引き分けにしておけば、岐阜と富山を蹴落とすことができます(どちらか一方の可能性もある)。なぜ熊本も引き分けでいいのかというと、得失点差を見るとわかります。岐阜の得失点差が+6なのに対し、熊本は+17あり、11点差を埋めるのは、サッカーではほぼ不可能だからです。


残り2ないしは3試合、厳しい中でも地力を出せたチームのみが優勝と昇格を掴み取れると思います。今年ほどチャンスな昇格は無いと思っているので、どこも必死に戦ってくることでしょう。相手よりも気持ちだけでも上回ってほしいものです。


さて、J2とJ1も見て行きたいのですけど、次回はアマチュアがどうなっているか見て行きたいと思っています。JFLも佳境に入っていますし、地域リーグからJFLへ上がる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)も決勝大会になるので、ちょっと気になるんですよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年11月11日

もうどうなるかわからないJ3の昇格争い

先日、第26節が終わり、FC岐阜はカターレ富山に勝ったんですけど、他はいかに・・・ということで、順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(47) +17 ④
2位 宮 崎(47) +12 ③ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(43) +10 ④
4位 富 山(41) +6 ④
5位 福 島(40) +7 ③ ×
6位 岐 阜(40) +7 ④
7位  YSCC(37) ±0 ④
8位 鹿児島(36) +3 ④


首位のロアッソ熊本が3位のいわてグルージャ盛岡と引き分け、2位のテゲバジャーロ宮崎が勝ったことで、遂に勝ち点では熊本と宮崎が並びました。そして福島ユナイテッドFCは終盤に追い上げたものの、遅かったようです。なお、福島が岐阜より上位なのは、試合数の差で福島が上になっているのだと推測

この結果、7位に上がったY.S.C.C.横浜と8位に下がった鹿児島ユナイテッドFCまでも優勝争いに参入することになりました。『なるかもしれない』と書いたら、本当になってしまったという恐怖(汗)。あくまで熊本と宮崎が全敗が条件ですけど、一縷の望みを賭けて挑んでくるでしょう。全ては次の試合次第と言えるのかな・・・って、その一つはウチが絡んでくるやん(泣)!


実は、この中で最も勢いがあるのが、Y.S.C.C.直近5試合で見ると4勝1分という驚異的な勝ちを見せているのです。とても序盤負けっ放しだったチームとは思えませんねぇ・・・(鼻ホジー)。<その状況をブレイクスルーさせたのは、どこのチームだったっけかな!?
その次は宮崎で、3勝1分1敗となっています。1敗はしているものの、勝ち点は10稼いでいるので、まだまだ勢いはあるウチは前半では勝ってるんだけど、後半勝てるのか不安(汗)。
そして、岐阜と盛岡が2勝3分直接対決は既に終わっているので、今後この勢いが重要になってきます。富山に勝った岐阜の方が、熊本に引き分けた盛岡よりも勢いはあると思いますけど、相手が悪いのよねぇ・・・。
鹿児島は、岐阜・盛岡より若干落ちます(2勝2分1敗)けど、先述の通り、まだまだチャンスはある。ただ次節の相手がヤバいのよ・・・。
最後に、福島(1勝2分2敗)と富山(2勝3敗)どちらも連敗を重ねており、順位の割にかなり苦しい状況に立たされています。ましてや福島は、残り4試合の中に休みが挟まっているため、3試合しかありません次の試合は落とせないのですけど、どっちも分が悪いんじゃないのか?


と、ここまで相手を書いてませんけど、ここで書くからですよ(ギャハ)。じゃあ、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 富 山 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 岐 阜 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 YSCC 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 熊 本 宮 崎 盛 岡 鹿児島
福 島 長 野 休 み YSCC 讃 岐
岐 阜 宮 崎 八 戸 藤 枝 熊 本
YSCC 盛 岡 熊 本 福 島 藤 枝
鹿児島 今 治 藤 枝 長 野 富 山


熊本・宮崎・富山は残り全試合が昇格争いに関わるチームとなっています。他のチームも必ず1試合は昇格争いに関わるチームとの争いになるため、全く気を抜けません。中でも勢いが落ちてしまっている富山は次が熊本で、その後宮崎に盛岡と(投稿日時現在)上位との争い最後の鹿児島戦だけが昇格争いの中でも下位なので何とかなるかな・・・というふうですけど、厳しいことに変わりがない

じゃあ昇格争いでは最下位の鹿児島は4連勝できそうなのかというと、FC今治の調子のよさを打破でき、かつ富山に勝てば、さもありなんという状況に。最後の最後で鹿児島は来るかもしれないですね。同じさもありなんでいくと、福島も休み明けのY.S.C.C.が胸突き八丁の大一番になるでしょう。

で、その最も勢いのあるY.S.C.C.は、盛岡と熊本が胸突き八丁の大一番になりそうです。ただ、盛岡で負けたら勝負あったとなり、昇格争いから脱落となるので、秋田豊監督の采配が気になるところでしょうね。若き監督であるシュタルフ・悠紀・リヒャルトさんは、いかに裁くかな。

最後に岐阜は、宮崎と熊本が大一番。中でも宮崎は前半に勝っているものの、後半に勝てるかわからない。実力が付いてきているし、勢いもある。熊本は前半に負けているので、引き分け狙いでもいいとも弱気ながら思っているものの、どこかで引き分けになってしまうと、熊本戦で勝利必至になるので、宮崎で勝てるか、その後の下位対決で自分達の力を勝ちに持っていけるだけの能力を発揮できるか、それだけですね・・・。


11/14の試合後、これら8チームは昇格争いに生き残れるのでしょうか。それとも・・・。また来週以降追い掛けていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2021年11月05日

まだまだ大混戦のJ3

これまで、J1・J2・JFLの昇格争い・残留争い(J1は残留争いのみ)を見ていきましたけど、いよいよJ3の昇格争いをやっていきましょう。
今年のFC岐阜の開幕戦の記事で、表題に「こんなチャンス滅多に無い」と書きました。というのも、コロナ禍の影響で、降格チームが無い、U-23が無くなったことでチーム数が減少し、基本的に土日のどちらかで試合が組める(つまり余程の事態が無ければ、平日開催が無いため、連戦が起こらない)ので、毎試合ベストコンディションの中で戦え、かつ勝ち抜きやすい可能性もあったからです。実際はコロナの影響で試合が後日延期ということもありましたけど、概ね問題無く進められたのではないのでしょうか。
そんな『滅多に無いチャンス』を掴めそうなチームがどこなのか、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


1位 熊 本(46) +17 ⑤
2位 宮 崎(44) +10 ④ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(42) +10 ⑤
4位 富 山(41) +8 ⑤
5位 福 島(40) +8 ④ ×
6位 岐 阜(37) +5 ⑤


もしかしたら、この下にいる鹿児島ユナイテッドFC(7位・勝ち点35)とY.S.C.C.横浜(8位・勝ち点34)も入ってくるかもしれないのですよ・・・。特に勢いのあるY.S.C.C.が絡んできたら怖いぞ・・・。逆に上位陣を潰してくれると面白いんですけどね(ニヤニヤ)。


最もJ2昇格に近いのが、ロアッソ熊本でしょう。大木武監督の育成がピタリとハマって、サマーブレイク明け以降はほぼ負け無し。もう8割方決まりなんじゃないかなと思っています。ウチにとっては面白いサッカーをやってたんだけど、J3に『落とされた』監督なので愛憎半ばなんですけどね・・・。

そして大健闘なのが、2位のテゲバジャーロ宮崎昨年のFC今治同様に台風の目となって大暴れですよ。それでもウチは勝ってるんだよね。だからこそ11/14のアウェイ戦で勝てるかが昇格の試金石になってくるんでしょうけど・・・。宮崎のあの一件は後述(苦笑)。
3位は『あの漢』がいるいわてグルージャ盛岡。こちらも大健闘でしょう。秋田豊監督が就任した時は、大丈夫かとか無茶だとか言われていましたけど、今年に入って戦術面での浸透が深まったのがいい影響になったのでしょう、じわじわと上がってきました。終盤の試合展開次第では宮崎や熊本を抜きかねないですよ。

4位はカターレ富山。こちら、前半は強かったものの、サマーブレイクあたりからやや失速気味。それでも前半戦の貯金やしぶとい試合展開で、この順位に留まっています。2位は十分に狙えます。

5位は福島ユナイテッドFC。こちらはイスマイラ効果で上位に食い込んだものの、そのイスマイラ選手が京都サンガF.C.に移籍するとちょっと失速気味に。ヴァンラーレ八戸戦のエントリー問題という横やりも入りながらも、最終的にはこの順位にまで落ち着いているのですから、まだ上位は十分狙えます

そして6位の岐阜。えー、ようここまでやってますわ(苦笑)。一番振り落とされてもおかしくない、いつ脱落してもおかしくないチームですよ(泣)。残りの試合を全勝するのが絶対条件。それでも引き分けが出るのなら、その引き分けは最終戦になる熊本戦だけOKだと思っています。その間に引き分けが一つでも出たら、事実上の終戦だと思いますよ。


で、順位表に『×』が付いているチームがあると思うのですが、この『×』はJ2ライセンスを取得できなかったチームの意味でして、今年は見送った宮崎と不交付になった福島が該当します。ということは、宮崎・福島がワンツーフィニッシュを飾った場合、降格枠が2になるのです。現状の状態が続けば、降格枠が3になるわけです。今J2の残留争いもキッついことになっていますけど、一筋の光明が差してきたと思っているチームもいるんじゃないのかねぇ・・・。


2位枠は、去年と同じく混沌とすることでしょう。1位のチームも含め、余裕があるところも崖っぷちなところも、これから必死になって戦い抜くと思います。だって、来年はJ2の下位4チーム(最大)が来るばかりか、JFLからは最強アマチュアHonda FCと渡り歩いたフィジカル集団のFCいわきもやって来るのですから、既存のチームが蹂躙され、草刈り場にされかねないからねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:00Comments(0)

2021年10月17日

FC岐阜観戦記2021 第11節 全力でいくぞ!

FC岐阜、今日はいわてグルージャ盛岡との一戦になりました。
この盛岡戦では、1試合を除いて、秋田豊監督の言葉からタイトルを付けることが多いんですよね(苦笑)。今回も、2010年J1第30節の浦和レッズ×京都サンガF.C.で出てきたハーフタイムのコメントから拝借しています。この時は、J2降格が決まってしまったそうで・・・。


そんな昇格・降格の話がちらほら出てくる頃に差し掛かってきましたJリーグ。J3では降格という事態は現状無いものの、昇格争いは熱を帯びてきました。そこに以前異議を申し立てていた福島ユナイテッドFCの審査結果が出ました結果的には罰金は覆らないものの、試合結果は覆り、ヴァンラーレ八戸に2-0で勝利という結果に戻りました。
これに伴い、順位が以下のようになります(左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。


1位 熊 本(42)+16
2位 宮 崎(40)+10
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(38)+10
4位 盛 岡(37)+9
5位 福 島(36)+8
6位 岐 阜(32)+4


この結果、福島は上位陣に詰める格好となり、岐阜は今日の試合では追い付けないふうになりました。それでもなお上位陣に食らい付くためには、勝ち点3が必要で、少なくとも負けてはいけない事態というのは変わらないのです。盛岡にとっても同じ事態だと思います。


SHV47_1667今回、ひだコロッケ本舗のコロッケの一つ、「激辛コロッケ」が変わったとのことなので、買ってみると・・・。
・・・おい、表面に唐辛子の粉がまぶしてあるやんけ(泣)!
それに伴い、辛さが倍増。口に入れた時から火を噴きそうになります(苦笑)。その代わり、中のじゃがいもがより一層甘く感じられるようになりましたね。



SHV47_1669この日は、白川町の道の駅美濃白川にある美濃白川ピアチェーレのハム工場(白川ハム)から「白川フランクフルト」が売られていました。



SHV47_1670中はこんなふう。
スモークしたソーセージを焼いたものですね。



皮がパリッとしているのもいいのですけど、中のスモーキーさからくる風味豊かな味わいがまたよろし。もう一本買っておけばよかった(泣)。


SHV47_1672試合に関しては、岐阜は前半戦の時のように、いい攻めをしていましたが、精度の面でイマイチだったのか、シュートが決まらない。ホントにいいところまでプレーでは見せていたんだけどね・・・。
例のごとくもたついていたら、前半22分に盛岡のコーナーキックをきっかけに失点。まぁ、相手の牟田雄祐選手のヘディングがキーパーの取れないところに打ち込んできたのがねぇ・・・。これは、あっぱれというしかないところに打ち込まれた。言いたくはないけど仕方なかった。

それでも、以前なら崩れていたチームは、何とか踏ん張れるようになってきて、前半42分には、柏木陽介選手のコーナーキックを三ツ田啓希選手が合わせて追い付きます
そして後半19(64)分、中島賢星選手から放たれたフリーキックが、ゴール前に集まった守備陣に飛び込んだものの、その守備陣に当たって転々とした球を相手ゴールキーパーが触ったまでで終わり、ゴールマウスに吸い込まれてしまった!そうです、ウンゴルさんのいたずらで逆転に成功したのです。
ここで逃げ切れればよかったんですが、後半25(70)分、今度はウンゴルさんがウチらにいたずらしおったわい(泣)。相手の動きに翻弄された中で三ツ田選手の出した足がアカンタレになってしまったんだな・・・。もう、ウンゴルさんまで全力にならんでええわい(泣)!

その後は膠着状態になり、岐阜は相手のゴールには迫れるのだけど、そこから破れない。結果引き分けに終わってしまったのです。



負けはしなかったけど、この引き分けは痛い。ポジティブに考えれば、負けなくてよかった。ネガティブに考えれば、もうアカンかな・・・。


そんな状況下で順位を見てみましょうか。


1位 熊 本(45)+16
2位 宮 崎(43)+10
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(41)+10
4位 盛 岡(38)+9
5位 福 島(37)+8
6位 岐 阜(33)+4


・・・はい、皆勝ち点伸ばしてきましたね(泣)。点数が増えただけで何にも変わってねーよ(大泣)!残り試合を考えると結構絶望的な気がしてなりません。もう次のAC長野パルセイロ戦が昇格に向けてのラストチャンスになるかもしれません。まだ試合はあるけれども、下位に苦戦するようだと、昇格戦線にも残れないかもしれないですからね・・・。


残り7試合、自動昇格への勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2021年08月16日

キヅール緊急入院!

Jリーグのマスコットの中で極めてエッジの利いたヤツといえば、いわてグルージャ盛岡のキヅールではないかと個人的には思っています。ええ、折り鶴だから折り目でエッジが利いてるんだろとかじゃないからな(ニヤニヤ)!
そのキヅール、先日クラブの公式サイトにて緊急入院する旨が明らかになりましたマスコットなのに緊急入院も驚いたが、選手のケガのリリースと同等の扱い、盛岡のスタッフはわかってらっしゃると思うわ。

そのリリースによると、先日岩手県内で開催されたイベント(ホームタウンでの活動)で身体のキレが無かったことに気付いたスタッフが体調を確認したところ、約4年(キヅール誕生は2017年9月26日)の間に積もり積もった疲労がたまっていたのではといぶかしがり、詳細な検査の結果、全身疲労がわかったため緊急入院を決めたとのことです。入院期間は未定で、『キヅールの疲労が取れるまで』という扱いになっています。まぁ、詰まるところ全治不明というヤツです。クラブ側は8/28のヴァンラーレ八戸戦までに間に合うように万全のコンディションを整えさせたいようですが・・・。


まぁ、あの格好とはいえ、4年も運用していたらどこかしらおかしくなるのも事実早いうちに人間ドックならぬマスコットドックを受けさせてあげられてよかったのかなとも(緊急入院なので、マスコットドックじゃないという見方もできるけど)


そういえば、ウチのギッフィーも2017年生まれのはず。彼も長年の蓄積疲労であちこち痛みが来ているはず。サマーブレイク期間にマスコットドックを受けてればいいけど、できてないのならシーズンオフに必ずやってほしいし、その費用を工面してほしいなら、全額とは言わないけど、支援の話が来たら少しでも出したいと思ってはいます。大切な仲間ですからね。


ちなみに、サッカー関係の情報を扱うサイトのゲキサカでは、キヅール緊急入院の記事紹介の際、『故障者情報』となっていた(笑)。いっちょ前の選手扱いやん!ゲキサカもわかってたか(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年07月12日

サマーブレイク(2021)突入!

・・・来年は、こんな紹介したくないなぁ(ボソっ)。


先日(7/10・7/11)行われた第15節をもって、J3は約1ヶ月半の休み、サマーブレイクに突入しました。

J3はJ1・J2と違い、約数ヶ月のサマーブレイクがあります。アマチュア登録の選手が多いからというふうなのか、天皇杯への配慮なのか、試合数の関係なのか、詳細はわかりませんけど、J3には『夏休み』があるわけです。
この間に、チームによってはミニキャンプを組んだり、長期休暇に充てたり、自主練習に勤しんだりと色々あるようです。現状FC岐阜では、1週間の休暇の後、1週間の自主練習で過ごすそうです。


さて、サマーブレイクの突入する前の第15節を振り返って、今後の状況を順位と共に確認していきましょう。

まず、岐阜は第15節はお休みだったので、ビクビクしながら他のチームを見ていきます(苦笑)。
結論から言うと、7試合中5試合が引き分けというかなり切迫した展開になっていましたが、この状況は岐阜にとってよかったのか否なのか、見ていきましょう。


まず2位に付けているカターレ富山は、白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました
この日は、鹿児島県内で集中豪雨の発生した中での開催になったと思います。DAZNのハイライトを見る限り、鹿児島市内では雨は止んだないしは小降りの中での開催になったと思いますけど、川内市周辺は大変なことになっていたと思います。被災された方にはお見舞い申し上げます。
で、試合は鹿児島が先制したものの、富山に追い付かれ、後半に突き放したものの、また追い付かれたという展開になり、結局2-2の引き分けに。
・・・うーむ、本当に強いチームは負けないんだよねぇ(汗)。しぶとく引き分けに持ち込んで、勝ち点は着実に拾っていく。実は岐阜はそれができていない。この点も時間を作って振り返れればと思います。鹿児島がしぶといだけじゃなく、富山もしぶといんだということが、この試合でわかりましたね。どっちも怖い相手だ・・・。

3位のロアッソ熊本は、えがお健康スタジアムで6位に付けているいわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは集中豪雨の影響が出たようです(雷での中断があった模様)。人吉市で緊急安全確保が出たとのことですけど、それより北側の熊本市でも大変だったとは・・・。
試合はというと、1-1の引き分け。うーん、盛岡のブレンネル選手が非常にもったいないプレーをしてるなぁ・・・。前半ではPKで外してしまい、後半はイエロー2枚目で退場を食らう。よく独り相撲で負けなかったよ。それだけ熊本も雷の中断で集中力を上手く維持できなかったのかなとも。ハイライトだけでは大木武監督のパスサッカーが健在なのかわかりませんけど、もし色を変えてきたのなら、それはそれで脅威ですわね。熊本は1週休みの後の試合ですから、勝ち切りたかったでしょう。その点でも熊本はもったいなかった。

4位のテゲバジャーロ宮崎は、愛鷹広域公園多目的競技場でアスルクラロ沼津と戦いました。
試合は、これまた1-1の引き分け沼津が先制したものの、宮崎が追い付き、後半は膠着状態になったまま終了というふうですかね。
沼津は堅守速攻が機能したけど宮崎の守備に阻まれる、宮崎は硬い守備でしのいだけど1点入れられてしまったというふうなのかな。共にチームの持ち味は出せていたかもしれないですね。
沼津は、どうしてこうなったと思っていますわ。もっと上位にいて苦しめてほしいけど、ブラウブリッツ秋田にいる吉田謙監督がいなくなってしまってから、途端に弱くなってしまったなぁ・・・(退任の年が12位だったから、前兆はあったのかも)。
宮崎は、初年度の勢いがまだ維持されている模様。分析の進んだ後半戦でどう立ち回れるかがポイントになってくるでしょうね。

5位の福島ユナイテッドFCは、会津総合運動公園あいづ陸上競技場で今治FCと戦いました。
こちらは、地方での開催、堂鼻起暉選手のレッドカードで出場停止、そしてイスマイラ選手が京都サンガF.C.への移籍が決まった中で行われたのですけど、その壮行試合を盛り上げるように、福島が4-1で快勝チームを去るイスマイラ選手が2得点挙げ、有終の美を飾ったとも言えるふうになりました。
快勝とは書いているんですけど、福島は今治に先制されているんですよね。そこでイスマイラ選手を手ぶらで京都に行かせるわけにはいかんとばかりに猛攻を掛けたのだと思います。イスマイラ選手自身もチームに何か残したかったのかなと思うプレーが見られましたね。
しかし、イスマイラ選手がいない福島が、前半の快進撃を維持できるのか正直難しいでしょう。今後福島は草刈り場になる可能性もあります。ちなみに、次の試合になる後半戦の初戦は、何と岐阜絶対的エースのいない試合だからといって気を抜くと、寝首をかかれるぞ、トカチ選手に。

7位のAC長野パルセイロは、長野UスタジアムでY.S.C.C.横浜と戦いました。
長野は6月負け無し、前節の岐阜戦でも勝利して波に乗っている状況、それを引き分けながらもY.S.C.C.が食い止めました。試合も2-2と打ち合いになったようです。この試合も鹿児島×富山のような展開になったんですけど、鹿児島×富山はホーム側が勢いを持っていたのに対し、こちらはアウェイ側のY.S.C.C.に勢いがあったようで。
引き分けになったとはいえ、長野は怖い主導権をY.S.C.C.に握られながらも決める時はきちんと決めている。意地と粘り腰だけは他のチーム以上なのかもしれない。それ以上に序盤下位に沈んでいたY.S.C.C.が、ここまで挽回しているのに驚きを隠せない。長野もそうですが天皇杯できっかけを掴み、長野ほどではないものの勝ち点を拾っている。後半戦も台風の目になることは間違いない。チーム力を今後も維持できるようになれば、J2に行けるかもしれないでしょうな・・・。


以上を踏まえて、順位を出してみましょう。はい、どうぞ(左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差)。


1位 富 山(26) +6
2位 福 島(26) +6
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 岐 阜(25) +8
4位 熊 本(24) +5
5位 宮 崎(24) +4
6位 盛 岡(22) +5
7位 長 野(21) +11
8位 八 戸(20) ±0
9位 鹿児島(19) ±0


・・・福島が頑張ってます富山は本命の一つですから、ここまで来るのはわかってたんですけど、福島はイスマイラ効果のかな、大健闘ですよ。しかし、イスマイラ選手がいなくなったら、ここまで維持できるかなぁ
そう考えると、秋田豊監督の采配が決まり始めた盛岡も怖いし、勢いの付いた長野も怖いこの2チームは昇格を視野に入れてくるので、絶対に勝たないといけない相手です。分析をしっかりと行ってほしいです。
そして、岐阜は3位に転落。しかも勝ち点1差ですよ。この意味を選手・スタッフは、しっかりと噛み締めて後半戦に挑んでほしいです。あの試合で勝てなかった・勝ち点を獲れなかったことの意味が、KONOZAMAになるんですよ(泣)!


次回は岐阜の内情を見ていきましょう。選手の現状・前半戦の振り返りの順でやっていく予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年05月17日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その3 ヘディングの鬼と呼ばれている(かもしれない)我がチーム

FC岐阜、昨日はいわてグルージャ盛岡との一戦を迎えました。
この日の試合までで全体の約1/4(6~7試合。アスルクラロ沼津のみ5試合)を終えたことになります。ここまでの順位(上位陣)を見ていきましょう(左からチーム名・勝ち点・得失点差)。


1位 盛 岡(14) +6
2位 富 山(14) +3
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 宮 崎(13) +2
4位 熊 本(12) +2
5位 岐 阜(10) +5


開幕から盛岡が快進撃を見せ、ここまで6試合無敗(4勝2分)で乗り切っています。春の珍事か・・・とか言いたくなりますけど、秋田豊監督の手堅いサッカーが実を結んだ結果なんでしょう。
一方で岐阜は、2敗が響いて5位に甘んじている状況。ロアッソ熊本戦に負けたからなのか、上に立たれている有様。それでも、先日の沼津戦に勝利したことから、少し上向きになってきているかなと思っています。
しかし、テゲバジャーロ宮崎が大健闘昨年のFC今治と同じく、初物のチームは強いのもあるのかもしれないけど、データが揃ってないので対策が練り辛いというのもあるのかいねぇ・・・。

ちなみに、岐阜の今季特点数11点のうち、実に半分近い5点がヘディングでの得点。これは秋田監督の別名「ヘディングの鬼」もビックリなヘディングシュートが見たいですなぁ(ニヤニヤ)。


SHV47_1216今日の試合は、岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)JRとIGRいわて銀河鉄道の盛岡駅から2駅南にあるJR東北本線の岩手飯岡駅が最寄り駅になります。ここから歩いて15分ほどと少々遠目ではあるのですが、ほぼ一本道なので、わかりやすいアクセスではあるかなと思います。去年、北上市にある北上総合運動公園北上陸上競技場はシャトルバスでいかないと行けなかったからなぁ・・・。



SHV47_1218こちらが、いわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)。パッと見は、かなり独特な作りをしているんだなと思われることでしょう。



SHV47_1228こちらがピッチ。
このスタジアムは、いわゆる専スタと言われる球技専門スタジアムなのですが、東西(A・Bと呼ばれている)に2つ、同じ規模(まるで双子のような)のスタジアムになっているんですね。このうち、盛岡が使っているのは東側のAグランドになります。
Bグランドとの違いは、スコアボードに広告が付いている点と照明塔が立っている点。これまで、いわぎんスタジアムは照明が無いことがネックになっていましたけど、次の試合からナイトマッチが行えるようになるとのこと。岩手県とはいえ、そろそろ暑くなる時期に差し掛かりますからねぇ・・・。



SHV47_1230試合はというと、早々に岐阜が動かしました
前半2分、吉濱遼平選手がキッカーのコーナーキックが、甲斐健太郎選手→三ツ田啓希選手の背中にあたる格好で、川西翔太選手の背に当たった後、身体を一回転して蹴り込んだ球がゴールマウスに吸い込まれました。ゴールキーパーの先にいて守備陣の奮闘を振り切った先制点になりましたね。
先制すれば強い岐阜、今季負け無しの勢いそのままに攻め立てます。すると前半23分にビッグチャンスが訪れます。
同じく吉濱選手がインターセプトして蹴ったプレーが起点になり、それを村田透馬選手が受け取って裏を抜けようと奮闘2バウンドほどした球を思いっきり振り抜いたら、ゴールマウス右側に突き刺さりました。動きながらのシュートなので、上手く決まりにくいのですけど、ドンピシャで決めてくれました。
しかし、この頃から主審のミスジャッジや盛岡のラフっぽいプレーが目立つようになり、それを取ってくれない岐阜イレブンにいら立ちが募り始めます前半終了間際には、盛岡のモレラト選手と甲斐選手の小競り合いもあり、一触即発の事態を抱えながら前半を終えます前半終了間際のプレーには、秋田監督も執拗に抗議したのですが、安間貴義監督はエキサイトしていたと思われる吉濱選手に対し「(秋田監督は)うるさいから構わなくていい」と言ってたのにワロタ&拍手喝采(爆)。
しかしながら、このフラストレーションがかなり来ていたんでしょうね、盛岡の積極的なプレーも重なって、岐阜のプレーが単調&雑になっていました。ただ、今までの岐阜なら追い付かれるないしは逆転でやられるというふうだったんだろうけど、失点にも至らしめず、クリーンシートで収めたのですから、これは勝ち点3以上の価値があると評価しています。よく我慢してプレーしてくれてますわ。もちろん、後半の試合展開は反省点ですけどね。



SHV47_1231試合後、皆で万歳四唱。
今年は岐阜のゴールキーパー陣が、いいムードメーカーになっておりますわ。



SHV47_1233そして、ヒーローインタビューを受けてからやって来た川西選手(右)。
・・・万歳小さい、やり直し(ギャハ)!



この試合に勝ったことで、一旦は首位に立ったものの、カターレ富山が勝ったため、勝ち点1の差で2位になっています。富山も今年は強いなぁ・・・。
ここで再び波に乗れれば・・・と思ったら、来週の試合は天皇杯1回戦によりお休み。正確にはリーグ戦はお休みで、岐阜はHonda FCとの対戦が控えています
下手したらJ2クラスの戦力と言われているHonda FCにどう挑むのか。メインを休ませるのか戦わせるのか、古巣との対決になる安間監督の腕の見せどころではあります。なお、無観客試合が確定になりましたので、ハイライトをNHKでやってくれると思いますから、それで確認しましょう(泣)。
というわけで、次の試合は5/30のY.S.C.C.横浜戦になります。実は、開幕以来1勝もしていないという、ある意味カマタマーレ讃岐よりも深刻な事態になっていることに、誰も気付いていないのではないか(汗)。でも、こんな状態のチームほど、怖いものはないんだよね。気を抜かずに全力でぶつかって、勝ち点を積み重ねましょう。


次回はスタメシの紹介です。色々あって目移りしたわい(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:15Comments(0)

2021年05月16日

何とか勝てた

いわぎんスタジアムで行われたいわてグルージャ盛岡×FC岐阜の試合は、0-2で岐阜が何とか勝利を収めました。
何だよクリーンシートじゃんと仰るかもしれませんけど、主審のミスジャッジと相手チームのラフっぽいプレーで岐阜の選手が少々エキサイトしてしまったのか、特に後半雑になってしまってたんですね。
それでも逆転される・追い付かれるより負けなかった同じ負けなかったでも、失点して勝ったわけでなくクリーンシートで勝ったのですから、よく精神面でのコントロールができたなと。
反省すべき点はあるでしょうけど、今回は精神面でやられず集中力を切らさずに戦い抜いたことを褒めたいと思います。


そして今節終了に伴い、首位に返り咲きました暫定とはいえ首位は首位。これをできる限りキープしていきましょう。


次の試合は2週間後。その間には天皇杯の1回戦が控えてます。Honda FCにどう挑むか、また試練が訪れようとしています。


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Posted by alexey_calvanov at 17:06Comments(0)

もう現地が賑わってます

先程いわぎんスタジアムに着きましたが、現地もうホームの太鼓(ドラムス)鳴ってるよ(笑)。
それに合わせたかのように、店もオープンしてるし。午後1時キックオフですよね(苦笑)?
それはさておき、店のラインナップがいろいろおかしい(ホメ言葉)。地元だけじゃなくて、東京・沖縄、果てはブラジルまで・・・。滅茶苦茶過ぎてどれ取り上げたらいいの(泣)?
まぁ、おかげでスタメシには困らんわい。試合もこうだといいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 10:25Comments(0)