2011年07月27日

夏の新アニメ2011 ランキング ベスト

今回もランキングを付けてみようと思います。
全体的に不作だの小粒だの言われている今期。確かにどちらも当てはまるふうですが、飛び抜けていい作品もあったりするので、いくら不作・小粒でも侮れないのがアニメ作品なのかもしれません。
今回は9本なので、トップ3という形で紹介。


1位:うさぎドロップ


2位:ゆるゆり


春作品とは違い、原作が固めているわけですけど、夏作品で群を抜いているのが「うさぎドロップ」
映画とのコラボもあるからなのか、かなりの力の入れようかと。
少々淡々とする面もある・主題歌が合ってない等はありますが、作品を丁寧に描いていて、子育ての大変さや主人公の心理描写の巧みさは光るものがあります

2位の「ゆるゆり」は、メインキャストがもう少し・・・というふうですけど、サブキャストが上手く支えていますね。あとはテンポのいい展開にゆる~く見られるところが高評価
「ひだまりスケッチ」・「けいおん!」とテレビアニメ化がきっかけで爆発的に人気を得た作品のように、大きく飛躍しそうな予感がします。


で、困ったのが3位に当たる部分この部分が実に団子で(苦笑)。いわゆる3位『候補』になる作品が3つあるんですわ。


その1:ロウきゅーぶ!
○ わかりやすい展開
× 作品の進め方がやや強引

その2:神様ドォルズ
○ 主題歌・硬軟美味く織り交ぜた展開
× 淡々としすぎる感がある

その3:猫神やおよろず
○ セガユーザー狙い撃ち(いろんな意味で)・個性的なキャラ
× 淡々としすぎる感がある・作品の進め方がやや強引


このように一長一短あり、決められません(泣)。


まぁ、ただ春作品は素晴らしかったのが多いだけに、継続して続いている作品(前回トップ10に付けた中では、「花咲くいろは」と「TIGER & BUNNY」)の方がよかったりする場合が多いのはいただけないですね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月16日

夏の新アニメ2011 その8 うさぎドロップ

夏の新アニメ、8回目は女性向け青年誌「FEEL YOUNG」で連載されていたマンガが原作の作品「うさぎドロップ」です。
既に連載は終了(今年の春に終了し、現在は番外編の連載のみ)しているものの、今年の夏には実写映画での公開も控えており、メディアミックスが図られています。ちなみに、主題歌を歌っているPUFFYの♪SWEET DROPSは、映画版でも主題歌としても使われているという珍しい形を採っています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


河地大吉は30歳独身のしがないサラリーマン。1人暮らしゆえに平凡な毎日を送っていた。
ところがある日、大吉の祖父が死去。その葬式に駆けつけると、一人の少女が庭先でぽつんといるのを目撃する。
彼女の名前は鹿加りん。何と祖父の隠し子だというのだ。
驚愕する大吉。隠し子ということで扱いをどうするか悩む親族。遂にはりんを巡って親類同士が押し付け合いを始め、果ては施設に入れようと決めそうになった。
そこで、業を煮やした大吉が一言、「オレがりんを預かる」。「りん、行くぞ」。
かくして、未婚の『父』と『娘』との2人暮らしが始まるのだった。



というふう。


第1話が死を扱った題材ゆえに、切ない部分はあったわけですが、総じてりんの扱いの不遇さが浮かんできた回ですね。そして主人公の名前に反して幸薄そうなところといい(苦笑)。
でも、深夜帯にしてはもったいないくらい丁寧に描かれた作品になっています。思ったほど期待はしてなかったんですが、人物像の詳細もちゃんとしていてかつ愛憎をしっかり描いています主人公の甥っ子にあたる麗奈にちょっとした殺意を覚えましたよ(爆)。

あとは、主題歌が合ってない(汗)。映画とのタイアップ的な部分が合って仕方ないとはいえ、ちょっとあの主題歌はなかろうに・・・。暗い作品ではないんだけど、それにしては明るすぎる。


作品そのものはハートウォーミングの名に恥じない作品に仕上がっているのでオススメできると思います。


※放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:57Comments(0)TrackBack(0)