全体的に不作だの小粒だの言われている今期。確かにどちらも当てはまるふうですが、飛び抜けていい作品もあったりするので、いくら不作・小粒でも侮れないのがアニメ作品なのかもしれません。
今回は9本なので、トップ3という形で紹介。
1位:うさぎドロップ
2位:ゆるゆり
春作品とは違い、原作が固めているわけですけど、夏作品で群を抜いているのが「うさぎドロップ」。
映画とのコラボもあるからなのか、かなりの力の入れようかと。
少々淡々とする面もある・主題歌が合ってない等はありますが、作品を丁寧に描いていて、子育ての大変さや主人公の心理描写の巧みさは光るものがあります。
2位の「ゆるゆり」は、メインキャストがもう少し・・・というふうですけど、サブキャストが上手く支えていますね。あとはテンポのいい展開にゆる~く見られるところが高評価。
「ひだまりスケッチ」・「けいおん!」とテレビアニメ化がきっかけで爆発的に人気を得た作品のように、大きく飛躍しそうな予感がします。
で、困ったのが3位に当たる部分。この部分が実に団子で(苦笑)。いわゆる3位『候補』になる作品が3つあるんですわ。
その1:ロウきゅーぶ!
○ わかりやすい展開
× 作品の進め方がやや強引
その2:神様ドォルズ
○ 主題歌・硬軟美味く織り交ぜた展開
× 淡々としすぎる感がある
その3:猫神やおよろず
○ セガユーザー狙い撃ち(いろんな意味で)・個性的なキャラ
× 淡々としすぎる感がある・作品の進め方がやや強引
このように一長一短あり、決められません(泣)。
まぁ、ただ春作品は素晴らしかったのが多いだけに、継続して続いている作品(前回トップ10に付けた中では、「花咲くいろは」と「TIGER & BUNNY」)の方がよかったりする場合が多いのはいただけないですね・・・。

