2024年05月06日

金沢は遠くなったのか検証を兼ねて行った旅 後編

KYG03_20240428_164524724ということで、打って変わって、金沢ゴーゴーカレースタジアムから帰ってきました
帰りは金沢ゴーゴーカレースタジアムから金沢駅金沢港口(西口)に向かうシャトルバスに乗り込めたため、ダイレクトに乗り換えができました。何年か前から、鼓門口(東口)から高速バスの乗り場がごっそり移ったようですから。
そんな高速バス乗り場には、こんなものが。金沢~福井への乗り継ぎ実証運行がなされているらしい。
もちろん新幹線が延伸した今、何で・・・と思ったら、金沢駅に着く最終のかがやきからバスに乗って福井駅まで行ける連絡バスなのだそうな。これに乗ると、最終のかがやき(東京駅21:04発)に乗っても、23:50発のこのバスに乗れ、午前様になるものの、福井県の停留所に着ける(丸岡インター24:50着、福井北インター25:00着、福井駅25:15着)のだそうで。その後の足をどうするのかワイにはわからんが、着けるだけマシなのか・・・。ちなみに福井駅着の最終は東京駅を20時台に出発する便だそうで、このバスのおかげで1時間東京での滞在時間を延ばせる効果があるらしい。
本来は3月いっぱいで終了予定だったものが、思った以上に好評だったのか、4月以降も運行継続になったようです。たぶんどこぞの鉄道系YouTuberが取り上げるに違いない(ニヤニヤ)。



そんな乗り場の案内を尻目に、やって来たバスに乗り込むことに。


金沢から名古屋に向かう高速バスは、深夜便1便を除いて、全て昼行便というものになります。最終便でも22時台に名古屋に着くのかな。全12本中、10本は北陸自動車道を経由して名古屋に向かうもので、所用時間は約3時間半途中石川県内の観光地や街に途中下車し、乗車させるというものになります。
ところが、朝夕の2本だけ、岐阜県内を通るバスがありまして。そのバスは北陸自動車道で一旦富山県内に入って、小矢部砺波ジャンクションから東海北陸自動車道に入って名古屋に向かうというもの。途中に寄るのは白川郷で、ここでは途中下車も乗車もできる高速バスでは珍しい形態を採っています。いわゆる裏ルート的な扱いですね。
このバスに乗ると、所用時間は約3時間で運賃に関してはほぼトントンというふうなので、実はオイシイルートなのにもかかわらず、本数の少なさなのか認知度の低さなのか、北陸自動車道経由の便はほぼ満席に近い状態だったのに、この便は半分くらいしか乗ってないんですよ。さぞかし快適に乗れるのかいなぁと思ったら・・・と続きは、もう少し先に話します(苦笑)。


KYG03_20240428_165512179短い乗り換え時間でも、晩ご飯だけは何とか確保。
最初は、わくわく手づくりファーム川北の「金沢百万石ビール コシヒカリエール」を。色々と「石川百万石エール」はあったんですけど、コシヒカリ(米)を使ったビールは珍しいと思ったので、こちらをチョイス。



こちらは、口あたりが軽やかで、ビール独特の苦みは抑えてあることから、スッキリ飲みやすい仕上がりになっています。個人的には、この手のビールが好きなので、オススメしたいですね。


KYG03_20240428_165554846つまみ代わりに買ってきたのが、セブンイレブンの「おつまみ3種キムチ 新潟県産かぶ入り」
新潟県産のかぶ・白菜・きゅうりが入った北陸3県と新潟県のみで販売している一品です。



見た目に反して、辛味も無ければ、匂いもあまりしない。それでも旨辛というのかほんのり辛味がある程度なので、辛いのが苦手な人でも安心なのかも。それでいて素材の味もしっかりしており、特に新潟県産のかぶは、みずみずしさとかぶ本来の旨味が十分感じ取れました


KYG03_20240428_165442225そして〆は、同じところで買った「越前おろし蕎麦」。石川県とはいえ、隣県の福井県の名物を頂ける機会はめったに無いので(ニヤニヤ)。<ただのそば好きの言い訳。



コイツ、以前松本で食べたのと同じなのかな(汗)。
でも、つゆの風味と大根おろしとの相性がピッタリで、いつ食べても美味しいから、まぁいいよね(ギャハ)!<逃げた!


KYG03_20240428_171707969そんな時に見掛けたのが、FC岐阜の選手バス。
途中の金沢東インターから乗った時に前に走っているのを見掛け、岐阜県に入る前あたりで抜く格好になったので、丁度いいと思って撮ったもの。そういえば、金沢ゴーゴーカレースタジアムは金沢東インターに近かったですからね・・・。
さすがにカーテン閉めてリラックスしている選手達が多かったようです。中をほとんど窺い知ることはできなかったです。



そして、今回乗ったバスですが、途中の白川郷で乗車してきたのは、外国人の方々ばかり。しかも個性豊かで、南インド系と思しき人達(家族なんだろうな)と白人(欧米系の女性個人客が数名)とアジア系(日本人の可能性もある人達)でした。ただ、その人達が乗車しても全体のほぼ半分しか席が埋まらなかったので、空き席は自由に使っていい形になりました。実際私の横に座っていたカップルは後ろの方に向かったようです。イチャつきたかったんだな(ギャハ)。

しかし、その後はカオスだった。乗車の際に券を失くしたとかいう話で、身振り手振りやその場にいた日本人乗客に通訳を頼んで説明して乗せてもらうだなんて序の口で、先程の南インド系と思しき人達のフリーダムさを存分に発揮して、子供とそのお父さんと思しき人が高速走行中も席をウロウロしてる(汗)。あまつさえ、子供が何をやらかしたのかギャン泣きしだし、もう騒然。思わず「Keep quiet!」とか「You are so noisy!」とか言ってやろうかとも思ったんですが、言ったところで止まないと思ったので、知らんぷりしましたとさ。この手の事態はままあることですし(泣)。
・・・まぁ、これに耐えられれば大丈夫だと思いますし、そんなババを引くのは滅多にないことだと思いますよ(ニヤニヤ)。


結論として、快適性を求めたい・時は金なりと思っているなら、名古屋からの場合、鉄路は十分戦えます前編で話した切符類を駆使すれば、かなりお値打ちになります。鉄路なら県庁所在地や新幹線駅なら午前中に着ける場所が多く、観光に十分時間を割けるのではないかと。
それでも安く行きたいなら、高速バスでしょう。特に金沢に行ける夜行バスは、鉄路に唯一勝てる手段となり、これに乗れば、朝早くに金沢に向かえ、早い時間に能登地方にも向かえますそれ以外は、昼前に着く格好になる便が多いので、数日滞在するなら十分かなと。

そう考えると、金沢はまだまだ遠くなってはいないのかなと。選択肢が増えて、利便性が増したとも言える状況が現状なのかな。


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Posted by alexey_calvanov at 11:12Comments(0)