
この2商品は、1964年に販売された「カルビー かっぱえびせん」の1年前に販売されたもので、この2つの商品コンセプトが組み合わさって、今日の「カルビー かっぱえびせん」があるのだそうです。
まずは、「味王将 香ばし焼きしょうゆ味」から。こちらの商品は見た感じ「カルビー かっぱえびせん」を潰した感じのものになっていますね。
その味はというと、醤油の香ばしさが全面に押し出されていて、それでいてサクサク感もあるというふうですね。えびの風味は珍しく抑え目ではありましたが、これはこれで美味しいと思いましたね。
対して、「かっぱの一番槍 こんぶしお味」はというと、見た感じは「サッポロポテト ベジタブル」のような細いスティック状になっておりまして、中に昆布を細かく砕いたものが練り込まれているようです。
こちらは、塩味と昆布の風味が全面に押し出されている感じで、やはりえびの風味は抑え目。そして何よりサクサク感も際立っており、今日のコンセプトである「やめられない、とまらない」はこの商品で確立されたんだなと実感できます。
今でも十分に通用する(ただし、現代の人達の味覚にマッチできるようにアレンジしてはいる)味付けだと思いますから、「カルビー かっぱえびせん」の中から出て来てもいいんじゃないかなと思います。オススメです。
カルビー かっぱえびせん 90g×12袋

