2019年05月11日

平成最後の東北に向かう⑩ 盛駅から帰郷する

盛駅から少し歩いたところにある高速バスの停留所。宮城交通が運営する、すぐ近くにあるショッピングセンター(サンリアショッピングセンター前)から宮城県庁・仙台市役所(県庁市役所前)まで行く大船渡・気仙沼~仙台線です。時間まで少しあるが、お客は案外いる。まぁまぁの長距離運行だけど、どこから来たんだろう・・・。


さてバスが来たわい。乗ろうかな・・・。


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運転手「予約されていますか?」

私「してません」

運転手「こちら、完全予約制です」

私「完全予約制ですか!?」(思わず二度聞き)



しまった、このバスは完全予約制だった。いやね、仙台から各都市に行くバスは、たいてい予約がいらない先着順なケースが多いのよ。これもそうだろうと思っていたわ。うっかりしていた。
そのため、乗れるかどうかわからないので、待ってて下さいねとなる。至極当然の理(ことわり)なり。

待つことしばし・・・。


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無事乗れました。


超大型連休真っただ中だったので、アカン覚悟をしていたけど、よかったよかった。


このバスは、岩手県内の各所と宮城県気仙沼市の停留所を巡り、東北自動車道を経由して仙台市の各所で降ろすふうになります。なお、東北自動車道内のパーキングエリアで休憩タイムが設けられています
途中、商人橋の停留所を運転手が間違えたり、気仙沼市内で渋滞に巻き込まれたりというハプニングはあったものの、遅れながらも仙台駅前に到着約4時間掛かりながらも一本で行けるのは楽だわ・・・。
次に乗るのは、午後9時半のバスだから、午後7時半くらいでもまだまだ大丈夫だった。新幹線経由だったらアウトだったかも・・・。
ちなみに、仙台駅前の停留所は、この路線の場合だと宮交仙台高速バスセンターの前になります。他の都市との乗り継ぎに便利な反面、仙台駅から少し離れたところにある(他の高速バスの停留所は、駅西口から歩いてすぐの旧さくら野百貨店前にある)ので、時間によっては注意が必要です。


SHV39_4957そんなわけで、まだまだ時間はある。仙台駅前をぶらり。
あーでもない、こーでもない、ここ混んでるから待たされそうなどと悩み抜いた末に流れ着いたのは、ITALICO(イタリコ)という店ニュートーキョーが運営しているイタリアンレストランです。
ここでもどうしようかなと思った末にチョイスしたのが、4月のオススメだった「ナポカツ」。散々パスタを食ってきたっていうのに、まだここでもパスタを選んでしまった。
こちらは、三元豚トンカツの乗ったナポリタンです。その上にチーズがトッピングされております。



これね、鉄板スパゲティで持ってくるあたりが名古屋人の感性をくすぐるのよ。仙台の人達は味噌かつも仙台味噌でアレンジしているし、名古屋との高速バスも盛況なことを考えると、仙台の人達は名古屋好きなのかね?

で、味は掛かっているデミグラスが濃厚でコク深い。そこにチーズがあるもんだから、さらに濃い味になる。トンカツもジューシーでいいアクセントになってるわい。


SHV39_4958そこからバスが来るまでの少しの間、車内で食べる用で買ってきた「かほく冷たい肉そば」
バスセンターそばのローソンで買ってきた。



濃いだしの味わいとそばと鶏肉の旨味がたまらなかったです。温かいそばもいいけど、冷たいそばもいいね。特にこの時期は。


午後9時半のバスに乗って、翌朝名古屋駅(名鉄バスセンター)に到着。しかし、名古屋は雨だった。駅から歩く時に濡れて替えるのは嫌なので、ここで仕方なくタクシーを捕まえる
このタクシー、最後の最後でとんでもないことをしでかす。何とメーターを回し忘れたと支払直前で言いやがった手持ちの現金大丈夫かな・・・と思ったものの、想定内の価格で一安心メーター回してないとクレジット決済できないんだって。よくやらかす・・・じゃないよ、プロなんだから。


最後は、ハプニングとボーっと生きてんじゃねーよ的な出来事で〆となりました。
あの時の惨状は段々と薄れてきてはいるものの、一部で震災遺構や震災を語り継ぐ施設ができてきたことで、あの時の惨状を忘れてはならないという意識も芽生えているのかなと思います。


8年目にして、やっと三陸(田老や釜石)に行けた。まだ行ってないところもあるけど、あらかた行ったとも。それでも東北はまだ回ろうと思っています。岩手・宮城・福島でまだまだ行きたいところはあるから。見ておかないといけないところがあるから。


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Posted by alexey_calvanov at 19:05Comments(0)

2013年11月09日

B-1グランプリ in 豊川に行ってきた①

ISW11F_0138今日から開催している「B-1グランプリ in 豊川」に行って来ました。
写真は朝イチの電車を乗り継いでやって来た最寄駅の一つである名鉄豊川線の豊川稲荷駅に掲げられていたのぼり
豊川市内に入ると、街のあちこちに掲げられていたのが印象的で、力の入れようがわかります。



B-1グランプリはご当地グルメフェスティバルの草分け的存在で、ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称「愛Bリーグ」)という団体に加盟している組織・団体が参加しています。今回は過去最高の64の組織・団体が参加しており、日本のほぼ全てが来たといってもいいかもしれません。

各組織・団体の方々は500円以内に収めた商品を来場者の方々に販売し、来場者の方々は各組織・団体から頂く割り箸を投票券代わりにして、美味しいことはさることながら各組織・団体のパフォーマンスやおもてなしの良し悪しを考慮して投票します。そしてその箸の重さでグランプリを決めるというふうになっています。ただし、過去にB-1グランプリで優勝し、殿堂入りしている組織・団体およびホスト組織・団体(今回の場合は豊川市の組織・団体)は投票できなくなっています。ちなみに参加者の投票は1人1膳(つまり箸の棒2本)までとなっております。


32万人も来ていることからか、ものすごく混んでいて、最初の1時間は客導線がぐちゃぐちゃになって大混乱でしたけど、時間が経つにつれて、入場制限などの効果からか落ち着きを取り戻してきたかと思います
ただ、たべりんくうポン券が午後早々には売り切れてしまったのは残念。作りすぎてもいいくらいに用意してもよかったのに・・・。あとは電子マネー(WAON・manaca・iD)で対応できるようになっているのは素晴らしいんですけど、そこからくうポン券に切り替えさせるのではなく、端末を置いて直払いでもよかったんじゃなかったのかなと思います。処理もスムーズにできますし。


ISW11F_0139それでは色々と見ていきましょう。
今回はメイン会場になる豊川いなり大駐車場会場から。
ちなみに、過去に様々な形で紹介している商品もありますが、それはそれとして(苦笑)。


まずは山形県河北町の「かほく冷たい肉そば」
成鳥したニワトリから取っただしと肉を使った田舎そばです。



やはり成鳥から取っただしのコク深さと肉の歯応えと噛むごとに出る旨味がまた美味しいですね。そしてそばのコシの強さもまたいいですね。


ISW11F_0140続いては、三重県名張市の「名張牛汁」
地元の肉である伊賀牛と地元野菜、そして伊賀米のおにぎりの入ったお吸い物です。



こちらは、薄味のだしになっているので、他の食材の旨味がよくわかりますね。特に肉の旨味はすごくあふれてきますね。


ISW11F_01413番目は、福井県坂井市の「越前坂井絡み蕎麦」
地元の田舎そばに辛味大根の汁と大根おろしを入れたもので、辛さは3段階(R-0・12・15)からなっています。



ズバリ辛い(笑)。でもクセになるそばだしはあっさりとしているので、大根の味わいを十分に味わえますし、そばも風味がよくて美味しいですね。


ISW11F_01424番目は、静岡県富士市の「富士つけナポリタン」
ナポリタンをつけ麺風にアレンジた物で、地元食材である桜えびを麺に散らしていますスープはトマトをメインに鶏だしが入っており、さらにチーズも散らしています。



トマトの酸味・チーズのコクが太い麺によく絡んでまぁたまらない。でも後味はさわやかでしつこくないですね。


次回も引き続き紹介していきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)