先週の試合で、岐阜は横浜FCから大逆転勝利を勝ち取り、連敗を止めることができました。この勢いを借りて、久しぶりの連勝にしたいという意味で、今日の試合は特別なものがあります。
対する熊本は、ここのところ2勝1分けと調子がよく、このままステップアップをしてくためにも、かつ強行日程による疲労の面を考えると、ここで上積みを計りたいという点では、この試合は特別になります。
そして、双方にとって、J2昇格の同期であり、熊本地震後初の顔合わせということで、特別な感情を抱いた人も多いことでしょう。

・・・あまりにアグレッシブ過ぎて、けんけつちゃんを陰に追いやってる(笑)。
ちなみに、出演最後には、ステージの下に飛び降りるという『暴挙』をやらかしておりました(爆)。一緒に来ていたマネージャーのお姉さんに、後からお説教されていたに違いない(ニヤニヤ)。


・・・と、司会の方は言えるようになりましょう(ギャハ)。

司会の鋭い質問にタジタジ・・・していたと思う(汗)。
この後、一緒にサポーター代表で来ていたおじさん、熊本から車で来たのだそうで。あの大雨の後によく来たものだ、と感心しきり。


タイトルは「それでも陽は昇る」。ああ、今の岐阜にも合うテーマだわ・・・。

熊本はゆったりとし始め、岐阜はシュートを放ってもキーパーに防がれたりポストに外されたり、はたまた枠外になるなど、ヤバい雰囲気を漂わせていましたが、後半23(68)分に田代雅也選手の同点弾で、せめて同点、できれば逆転のムードになってきました。
だがしかし、終盤はまたさらに変わって打ち合いに。後半43(88)分、ミスの多かった阿部正紀選手から益山司選手に切り替えた途端、熊本逆転。ああ、またかと思ったその刹那、後半48(90+3)分、今度は瀧谷亮選手が同点に持ち込むシュートが決まり、もうこれで引き分けで逃げ切れ・・・という観客の願い空しく、後半50(45+5)分、無情にもゴールポストは揺れ、直後にタイムアップ。2-3の逆転負けを喫しました。
アカン。絶対にやってはいけない試合をやっちまった。
4月にアウェイで見たカマタマーレ讃岐戦の再放送みたいやんけ!
讃岐戦の時は、まだ希望の持てる負け方だった。連勝を止められたものの、先手を打たれながらもがむしゃらにやっていた。でも今回は違う。終始攻め立てられるチャンスもあったし、防げる手立てもいくつかあったろう。それをせずに相手のペースに合わせていてはダメ。
例えば、右のサイド(メイン席から見たら手前)のスペースががら空きなのに、誰もそこにパスを出さない。1人いても、出さない。そこから真ん中にパスを展開すれば、相手は釣られて動いてくれるだろう。お約束なのかもしれないけれども、これだけでも相手に疲労とプレッシャーを与えられないかい、と。
そして、阿部正紀選手のミスが目立つ試合だったとも。長いリーグ戦、疲れもピークに達していたことでしょう。正直、あの動きなら外してもよかったのかもしれないけれども、2点目の展開を見て、下手に外せないというふうにも。全員がスタメン張れるくらいのメンバーが揃っているものの、肝心の選手には替えがいない。この事態は何とかならんのかねぇ。
とにかく、ラモス監督をはじめ、スタッフ・選手達は、今年の試合だけでもいいから、過去の試合を見て、そこから学習をしてほしい。どうしてこの試合に勝てて、この試合には負けたのか、きちんと分析して練習に試合に生かしてほしい、そう願います。

熊本のサポーターもチームコールで返してくれるなど素晴らしい対応をしてくれたのに対し、どうして岐阜のコアサポの面々は腰が重いのだろう・・・。
あと、この試合後もメイン席の人達が声援を送ってくれて、これはまずいなと思って、私が送り始めて、やっと他の人達が乗ってくれた・・・と書くのは、自分自身を課題に見せ過ぎなのかしら。いやでも、そう思うくらいメイン席の方々は大人の対応をしていると思いましたよ。
悔しいのと選手への激励は別だと思うのね。そりゃ憎らしいプレイもあったけどもね。
さて、一から出直しになった岐阜は、京都サンガとの戦いを来週に控えています。これで前半戦は最後。いい形で終わりたい。いや、好調の京都に一矢報いる力が今の岐阜にはあるのか。少し疑問に思いながら、何とか勝ってほしい、いや少なくとも納得のいく試合をしてほしいと思います。
ここで気を抜くとJ3へあっという間に真っ逆さまだということを忘れるな!

