2023年04月09日

春の新アニメ2023 その9 この素晴らしい世界に爆焔を!

春の新アニメ2023、9回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルである角川スニーカー文庫で連載している「この素晴らしい世界に祝福を!」のスピンオフ作品になる「この素晴らしい世界に爆焔を!」です。
タイトルからわかる通り、この作品は「この素晴らしい世界に祝福を!」のメンバーの一人で、1日1回しか放てない爆裂魔法を操るトンチキ・・・じゃなかった(爆)、素晴らしい魔法使いの前日譚を描いたものなんです。彼女がいかにトンチキ・・・じゃなかった(ギャハ)、素晴らしい爆裂魔法使いになっていったのかがわかるかと思うと、もう目から汗が(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


生まれ付き魔力と知性が非常に高く、魔法使いとしての適性が非常に高い種族の住む里があった。その里では、上級魔法を習得して一人前。ただし爆裂魔法はネタ魔法という教訓があった。

しかし、そんな里の中で、爆裂魔法に魅力を感じ、爆裂魔法にも見出されたのか、一人の女子が、ある魔法使いの使う爆裂魔法によって、爆裂魔法を操る魔法使いになることを決意した。どんなに周りの目が奇異になっても、学園で学ぶことになっても、その思いは変わるどころかますます募っていくことになる。



というふう。


今回は、「この素晴らしい世界に祝福を!」のキャラが出ることは無いはずなのに、ナレーションが安心安定のクズマさんだったので一安心(笑)。まぁ、今回だけの文字通り『リップサービス』なんだろうな(ニヤニヤ)。

さて、例の爆裂魔法使いがいかにトンチキになるかの過程が描かれたものになるのですけど、当初はそれなりに大人しいのね。それでも彼女のトンチキさが片りんとなって出ている個所もあり、今も昔も変わらないのかと思うとやっぱり目から汗が(苦笑)。
そして、里の仲間(「この素晴らしい世界に祝福を!」にも幾度か登場している)もその頃からおかしな人達だったのね・・・とわかり、もう仕様なのかと安心する(ギャハ)。あの口上は、学校での叩き上げだったのねという新事実も判明し、かの里はトンチキ製造機だったこともわかり驚愕(汗)。


作中の出来事をよくわかる人なら安心して見られると思います。逆に、この作品が初めてという人は、今後もっとおかしな物事を起こしていくと思うので、覚悟して見るように(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:42Comments(0)

2020年01月20日

冬の新アニメ2020 その16 異世界かるてっと2

冬の新アニメ2020、16回目はKADOKAWAが制作に関わっているアニメ「オーバーロード」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始める異世界生活」がクロスオーバーした「異世界かるてっと」の続編になる「異世界かるてっと2」です。
今期は「盾の勇者の成り上がり」の3人がゲスト出演という形で登場するとのこと。どんな形で参加するのか気になりますね。


あらすじは続きものなので無し。クラスになじんできた2組の面々に、突如転校生がやって来るところから始まります。


いきなり「盾の勇者の成り上がり」の主人公である尚文がガラッと戸を開けて参上するかと思ったら、彼は隣のクラス(1組)の生徒という驚愕の事実が発覚(ちなみに、2組の転校生は「この素晴らしい世界に祝福を!」に出てくるちょむすけというネコ)。そして飼育小屋にフィーロが突如現れ、ラフタリアは尚文を探し出す15分の作品の割に急展開すぎるなぁと思うものの、このノリが、この作品には丁度いいのかも。
基本的には前期と同じテンポ。前期見ていて面白いと思った人なら、今期も十分付いていけるでしょう。なお、まだ見たことないという人は、動画配信がなされている(dアニメストア・ビデオパス・ビデオ放題・ネットフリックスなど)ので、見てから・・・というふうでもいいでしょう。幸い続きで見られるようになっていますし。


もっと「盾の勇者の成り上がり」のキャラが絡んでくれればいいのですが、彼らは1組なので本当に『ゲスト』になるのかなぁ・・・。でも面白いので、今後に期待です。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年04月18日

春の新アニメ2019 その12 異世界かるてっと

春の新アニメ2019、12回目はKADOKAWAが制作に関わっているアニメ「オーバーロード」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始める異世界生活」がクロスオーバーした「異世界かるてっと」です。
これら4作品の中で、一部作品は劇場版の公開が決まっていたり、2期の話が出ていたりと人気と話題を持っているわけです。ある意味それらの宣伝アニメなんじゃと勘繰りたくなりますが、いかに(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


4作品の主人公とその仲間達は、ある時謎のスイッチが手元に現れ、ひょんなことからそれを押してしまう。すると空間が歪んで転移する。転移した先は、何と学園。ともすれば、昔いた現実世界のそれと同じように見えるものの・・・。

果たして、彼らがこの異世界にある学園に飛ばされた目的とは一体?



というふう。


騒がしいというのか何というのか(爆)、最初からドタバタコメディを存分に発揮して、15分だというのに倍の時間を見ているかのようにお腹いっぱいになりました(苦笑)。作品を知っていれば、各キャラの特徴がわかるので、いつも通りだなとか思ったりするものの、見たことのない作品のキャラが混じっていると、キャラの多さもあって、わかりにくいふうになるのかなとも。


人を選ぶというのはもちろんのこと、作品を見知っている人向けの作品になっているのかなとも思います。ゆえに評価の難しい作品でもあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2017年01月13日

冬の新アニメ2017 その12 この素晴らしい世界に祝福を!2

冬の新アニメ2017、12回目はKADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」が原作で、2016年にアニメ化された同作品の続編である「この素晴らしい世界に祝福を!2」です。
前期は本当に面白かった。10話の中で非常によくまとめられていたし、各キャラが立っている作品でもあって、ここ数年の中ではすごく最高だったとも。だからこそ、皆の支援で2期が放送できるようになったし、逆に皆が見ているから、今期は相当高いハードルの中、上手く飛び越えられるかがポイントになってくるでしょうね。


あらすじは続きものなのでなし。
街に訪れた危機(起動要塞の襲来)を救った主人公とその仲間達。しかし、街にやって来た国王の使いいわく、主人公に国家転覆罪の疑いが掛けられ、さあ大変・・・というふうになってしまいました。


第1話を終わって即座に思ったのは、相変わらずあいつらクズだ(ギャハ)。国家転覆罪の共犯者になりたくないがゆえに、あっさりと主人公を売り渡すヒロイン達もヒロイン達なら、街の奴らも街の奴らで、これはひどい(笑)。そう思うと、今回ばかりはカズマさんがかわいそうになってきましたよ(ニヤニヤ)。
その後の取り調べも脱走計画も裁判も、各キャラの持ち味が存分に発揮され、もうどうにでもなれ(ホメ言葉)。カズマさんの暴露話で各ヒロインはドン引き&羞恥心丸出しとか取り調べの時にカッコつけようと思ったら、ウソを見抜かれ意気消沈の主人公とか、アクア&めぐみんが弁護人どころか足引っ張ってる(ダクネスさんのお家の威厳のおかげで助かったようなもの)とか。
結局多額の借金を背負い、家以外の財産は全て没収。ここから頑張るかなと思っていたら、オープニング(第1話の最後に流れているので、この回はエンディング扱い)の一連の流れ結局報酬を皆の飲み食いに使っているようじゃ借金返済は遠い夢みたいなものだなぁ・・・(でも、その羽振りのよさも皆に慕われる理由なのかもしれないが)。


安心&安定のデキでした。2期の不安を一気に消化・浄化させ、大丈夫ちゃんと面白いと納得させられましたよ。
今回も10話の構成のようですが、この勢いなら大丈夫だと思います。また私達を楽しませて下さいな。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2016年12月27日

2016年アニメアウォーズ!

今年もやってきました「2016年アニメアウォーズ!」。
毎度おなじみの企画になっておりますこちら、2016年に放送されたアニメ作品から以下の賞を選ぶというもの。
  • 最優秀作品

  • 特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)

  • キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)

  • OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
  •  
  • ED部門 (同上)


あくまで投票企画ではなく、『まず選考を楽しみ、その後お互い選考結果や理由を見て楽しもう』というのが主催者の基本的な趣旨となっています。
過去は以下のようになっています。

それでは、「2016年アニメアウォーズ!」を始めて参りましょう。


今年は原作モノ・オリジナルのバランスが程よかったものの、印象に残る作品は・・・と言われると、なかなかどうしてインパクトあふれる作品は限られてしまったなという感が。もちろん、当たりがないわけではないものの、深夜アニメの放送数が多くなっている今、インパクトのない作品だらけになってしまうのは、最終的には大量生産・大量消費という前時代的なものになってしまわないか心配です。
あとは、女性向け作品が増えたねぇという印象。悪いことではないけれど、見たい作品がない・・・という思いも正直ながらありました男女の境なく見られる作品をそろそろ作ってほしい。いや、作っているのでしょうけど、そういう印象を持たせるような作品が来年は見たいです。


では、各賞の紹介です(合致しない部分があるかと思いますが、お許しをば)。「続きを読む」からご覧下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(2)TrackBack(1)

2016年01月28日

冬の新アニメ2016 ベスト

それでは、今年の冬アニメの格付けをしていきましょう。
冬アニメに関しては、いい作品とそうでない作品がはっきりしていたように思います。ただ、ワーストの時に書くかもしれませんが、中間という作品も多く、悪い作品とそうでない作品の差は紙一重だったように感じています。なので、今回ここで取り上げる作品は、正直オススメしたい作品でもあります。それでは、例によって例のごとくベスト3・ワースト3で決めていこうと思います。


今期のトップ1は、「蒼の彼方のフォーリズム」です。
まず、見せ方が上手い。そしてキャラの一人一人を丁寧に描いてましたね。すごく生き生きしているように感じられました。さらに背景の絵がとてもきれいで、見る者を魅了しますフライングサーカスというスポーツを題材にしたスポ根的なアニメになっており、恋愛アドベンチャー的なゲームとは違ったアプローチで描いているのも好材料かもしれません。

第2位は、「この素晴らしい世界に祝福を!」
この作品は、作品のテンポもさることながら、キャラの個性が際立っているのが特徴ですね。自意識過剰ながら、実際は主人公達のお世話になりっぱなしのヒロイン達は、恋愛対象というよりも腐れ縁的な位置付けなのでしょう。それらに振り回される主人公の悲哀は、ある意味泣けてきます(苦笑)。まだ3人目のヒロインやこの世界の真相が出てきていませんけれども、楽しみでもありますね。

第3位は、「だがしかし」
この作品も、取り巻くキャラが生き生きとしております。その最たる者が、何といっても枝垂ほたるでしょう。普通の人間では到底思いつかない駄菓子への愛や想いを主人公にぶつけてくれます。何だったらオマエが駄菓子屋次いでやれと言わんがばかりに(爆)。もちろんそこで紹介される駄菓子もなかなかもって美味しそうですが。


いつもなら次点の紹介なんですが、今回は先述の理由で該当作品なしということで。


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:37Comments(0)TrackBack(0)

2016年01月19日

冬の新アニメ2016 その15 この素晴らしい世界に祝福を!

冬の新アニメ2016、最後となる15回目はKADOKAWAのレーベル角川書店のライトノベル角川スニーカー文庫で刊行されている「この素晴らしい世界に祝福を!」です。
原作は全くのノーマークで、前評判もほとんど聞かなかったこの作品、元々はオンライン小説で刊行されたものを書籍化したものという最近流行りの流れなのだそうな。それだけ読者を引き付ける何かがあるからアニメ化されたのだろう。そう思ってみてみましょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はゲームが大好きで超絶な引きこもり。しかし、ある日大好きなゲームの限定版が店頭でしか買えないことを知り、意を決して外出。無事に買った帰りに、女性を助けようとして車にひかれ、死んでしまう(と書けばカッコいいのだが、実のところ、トラクターにひかれそうになったことで起因したショック死だった(苦笑))。


死後の世界とも取れるある場所で、女神と呼ばれる少女にこう取引を持ち掛けられた。好きなものを一つ持って異世界に行かないかと。
その間、散々コケにされた主人公は、半ば怒りもこもってこう述べた。じゃあ、あんたで。


こうして、ゲーマーのカンで異世界にやって来た主人公と行くつもりのなかった女神とで異世界の冒険が始まる・・・と思ったのだが、無い無い尽くしの2人がまずやらなければならなかったのは、生活費の捻出だった。



というふう。


まず話のテンポがとてもよかったですね。
おカネに苦労する部分が色濃く描かれていて、自分が女神なのに、ウソを付いちゃいかんと神官に諭されるシーンには苦笑してしまいましたよ。しかも自分の後輩をあがめる神官だったというから、なおのこと。その後も建設業が板についてるわ、女神様が宴会を盛り上げているかと思ったら吐しゃしているし(汗)。それを数分の間ループして描いているのも違和感ない・・・というより、彼らは何のために来たんだとツッコミたくなってきたところで、主人公がはたと気付くという話の持って行き方が最高でした(笑)。


今後仲間やライバル、そして魔王軍との戦いが描かれていくのだと思いますが、彼らの個性を生かした展開になってほしいものです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)