先日、東北(福島・宮城)に行ってきたわけですが、その時お土産っぽいものは、荷物になるからとあまり買わなかったんです。でも、浜通りを横断する時、待ちぼうけの間どうしようかと思い巡らせながら、近くのさくらステーションKINONEで何か買おうと思った次第。いやね、さくらステーションKINONEの周りってホントにホテルと何軒かの民家だけ。駅周辺にしてはものすごく寂しい。営業時間も短く、お客もそう来るわけじゃない。今でこそ乗り換え駅としてお客が下りてくれるふうですけど、将来的に全通した場合、降りる人が激減しそう。実際、ホントに大丈夫なのかと思えるほど売り上げが伸びて無さそう。夕方もう一度寄った時、お弁当などに値下げシールが貼られているのを見て、ちょっと心配に思い、微力ながら何とかできないかと思って、買ったのが扇田食品の「おおからかりん糖」。
豆腐などを作っている会社なので、そこで出たおからを使ったもの。ちなみに、扇田食品は川俣町にある会社。被災地にありながら、懸命に豆腐作りをしていたんだね・・・。
このかりん糖、すごく面白い味で、最初というか終始甘いのよ。でも、合間合間に辛い味も感じられるんです。唐辛子を使っているから当たり前じゃんと言うけど、この絶妙な味わいはなかなか出せないよ。かりん糖だけども硬すぎず、柔らかすぎない。サクサクしているというふうでもないけど、あっという間に食べきってしまいました。
何だろう、クセになる味だね。美味いの一言でしか表現できないのが申し訳ないくらい、美味い(苦笑)。
是非、福島にお越しの際には、この商品探してみて下さい。通販もやってるそうなので、他の商品と一緒にお買い求めというふうでもいいのでは、と。
湯本駅から1時間半。途中いわき駅で40分ほど待つことになったけど、やっと着いたのが、現在の常磐線の南側の終点である富岡駅。東日本大震災の津波により、町と共に駅舎が流され、今あるホームから海側を眺めると、何もない。あるのは、ただ広い海とかさ上げ用と思しき土くらい。
常磐線そのものは東京都の品川駅から宮城県の仙台駅(常磐線の路線区間は東京都の日暮里駅から宮城県の岩沼駅)までの長距離路線ではあるものの、東日本大震災および福島第一原発の事故の影響で、ここから浪江駅まで運転休止中となっています。
というわけで、駅表示もこの駅で終点扱いに。しかし、この運転休止もあと数年。2020年には全線再開という運びになるそうです。
福島第一原発から40km圏内ということもあり、線量計の表示板が駅のホームと駅構内に設置されていました。恐らく連動して表示されるのでしょう。
現在は、運転休止区間は代行バスでの運行になっています。6便ある中で1便だけ、運転が再開された浪江駅より先の区間(小高駅・原ノ町駅)まで向かうことができます。
富岡駅周辺には、ホテルと何軒かの民家がある程度で、何もない。津波の影響で、駅前にあったはずの様々な家や店は跡形もなく無くしてしまったのです。先程書いたホテルも津波の後に建てられたものでしょう。
そろそろバスが来るかなと思って、バス停を見てみると、駐車場にバスがいる。しかし、残り10分近くになってもまだ動こうとしない。ホントにこのバスなのか、もう行っちゃったんじゃないのかと心配になり、あまつさえ雨は止んでるのにすごく寒い中、待ちに待たされ、やっとバスがやって来た。