2019年06月19日

痛恨の一撃を食らう → やけ酒に溺れた<アカンヤツや!

大宮アルディージャ×FC岐阜の一戦が痛恨の形で終わり、雨が降っていないのに、雨に打たれた感覚に陥ってしまうほど、辛い展開になった試合。選手達はよくやったけど、心のもやもやが取れない。こうなるとただ一つ、やけを起こすしかない
普段酒を飲まない人間が、酒に溺れてしまおうかと思ってしまうほど深刻な事態。そんなひどい事態になってしまったのなら、美味しくやけを起こしたい(苦笑)。そこで向かったのは、銀だこが運営するハイボール居酒屋だった。丁度大宮駅そばにあるすずらん通り商店街の端にあるのよね。

入ってみるとほぼ満席で、カウンター席が若干空いていたというふう。早速ハイボールを頼む。『ハイボール居酒屋』だからね(ニヤニヤ)。


SHV39_5155つまみは、やはり『銀だこ』なので、まずはたこ焼きで攻めてみよう
左は、銀だこハイボール居酒屋でしか味わえない「瀬戸内の恵たっぷりのたこ焼」本来ここにはじゃこが掛かっているそうなのだが、そいつだけ切らすという謎の失態を犯していたんだよ。しかも相手が外国人の店員なので、「ないない」としか言ってくれない売り切れなのか材料の一部が無いからそれでもいいのかという意味だったのかを確認するのに時間が掛かる。困ったものだ。

ちなみに、右はいつものたこ焼き1皿8個入り以外にも、居酒屋用で4個入りもあるのだ。



このたこ焼きに掛かっているのは、いつものソースではなく、甘口のウスターソース。ゆえに、いつもと違い、甘い味わいねぎのシャキシャキとした味わい、そしていつもの外はカリッとしたたこ焼きの風味を味わえる。このバランスがなかなかいいんだよね。これは期間限定でもいいので、銀だこでも売ってほしいなぁ・・・。そもそも銀だこハイボール居酒屋が名古屋に無い(爆)。<ショッピングモールの中にはフードコートでもお酒を販売している飲食店があるから、そこで酒を買ってから、銀だこのたこ焼きを買って食らうという手もあることはあるんだけどね。


SHV39_5156もう一杯別のハイボールを頼んで、さらにおつまみを頼むことに。
そこで、やはりたこを扱う店だから・・・ということで、「吠えるたこ唐」を。この『吠える』というのは辛さでという意味だろうけど、今回ばかりはチクショーと吠えたい気持ちでこれにした(ゲラゲラゲラ)。<という言い訳。



これ、辛いのかなと思ったけど、全然辛くなかった(苦笑)。もっと来ると思っていたから拍子抜け。まさか酔いが回ってる・・・?
あ、たこのプリプリな食感は、たこ焼きの中のたこに負けない・・・と思ったけど、元々同じものを使っているのだから当然か(ギャハ)。


SHV39_5159そして〆。
「ソース焼そば」ですよ。まぁド定番なので言うことは無い(ニヤニヤ)。



とはいえ、味はソースが濃いんだな。
それでもただ濃い味の焼そばじゃない中に入っている豚肉が厚みのあるものになっていて食べ応えがあるんですわ。キャベツやもやしとかも入っているんだけど、普通は薄い豚肉が厚いということで、結構な存在感を示しています。これも店によっては定番メニューにしてもいいよね。


さすがにセンベロ(千円でベロベロ)とはならなかったけど、満足はした。まだ名古屋行きの夜行バスまでに時間があったので、ご飯ものの〆を食らおうとウロウロしていたら、あっという間に時間が来た感じ。
ちなみに、チャーハン食いたいと思って入った来々軒という中華料理屋が、日高屋という関東圏では有名な中華料理屋の関係店舗だったという事実に驚きを隠せなかった。何だよ、それならすずらん通り商店街の中にある日高屋で食べてたよ(泣)!


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2018年05月20日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その9 その風に乗って、どこまでも行こう

FC岐阜、昨日はNACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮公園サッカー場)で大宮アルディージャとの一戦になりました。
前節大分トリニータ戦を最後の最後に疑惑の判定で負けとなってしまい、選手達に悔しさが募る中での試合になりました。一方で大宮はジェフユナイテッド千葉に負け、モンテディオ山形に引き分けと苦しい展開連勝がストップした岐阜に何としても勝って、上位陣に食い下がろうと必死でしょう。
ちなみに、昨年・一昨年は大宮がJ1にいたため、3年ぶりの対戦。その2015年シーズンは2連敗。しかもどちらの試合も5-0という大惨敗で終わっています。さすがに5-0とかいう試合は無いんでしょうけど、無様な戦いにならないようにしてほしいですね。

で、何で名古屋グランパスの♪風チャントなんだといぶかしがる人もいらっしゃるでしょうけど、この日は風が結構強かったのよね。この風を浴びながら、戦国武将の伊達政宗のある戦いを思い出したのですよ。
その昔、伊達政宗が蘆名(あしな)家を討伐するために摺上原の戦いを起こすのですけど、当初は風が伊達軍に吹いていたため、形勢不利だったのです。しかし、風向きが変わった途端、伊達軍の奇策もあって蘆名軍は総崩れとなり、伊達軍の勝利となったのです。戦国時代、いや日本史はあまり詳しくないのに、伊達政宗は好きだったので、子供の頃に読んだ(丁度大河ドラマが伊達政宗だったこともある)彼の生涯をまとめた本で知ってたんですよね。そうならなきゃいいのだがとも思って観ておりました。


SHV39_3246大宮駅に着いて東口に見えてきたのは、大宮を応援するすずらん通り商店街のアーケード。
大宮の後援会と商店街の方々連名で歓迎横断幕が張られておりました。場所によっては岐阜のフラッグも大宮のフラッグと一緒に掲げられておりました。
アウェイサイドの人間から見てもすごくうれしいですよね。粋に感じます。



SHV39_3247NACK5スタジアムは、大宮駅からバスが出ているようなんですけど、行った時は既に出発後1時間に数本という都会の中ではなかなかお目に掛かれない時刻表だったので、仕方なく歩くことに。
大宮駅からNACK5スタジアム大宮までは歩いておよそ20分。結構な距離を歩きます。
その道中には、氷川神社に繋がる中山道の一部である氷川参道もあります。



SHV39_3248こちらは、氷川神社の二の鳥居。先程の氷川参道同様、うっそうとした木々が生え茂っております。



SHV39_3249そして着きましたよ。NACK5スタジアム大宮に。

スタジアムの命名権を獲得したNACK5ことFM NACK5とは、埼玉県にある県域FM局。どこのネットワークにも属さない独立局の一つですが、番組販売を積極的に行ってる放送局でもあります。昔は京都にあるα-Station(FM京都)とも関係が深かったですね。
ちなみに、NACK5は今でこそ会社名(会社名はエフエムナックファイブ)にもなりましたけど、昔はFM埼玉という名前が正式名称でした。そのNACK5というのは、周波数の79.5MHzから来ています

そして、NACK5スタジアム大宮は、日本に現存するサッカースタジアムとしては最古1964年の東京オリンピックの会場をはじめ、国内・国際サッカー大会の予選会場として活躍しました。Jリーグのスタジアムとしては、1992年から数年間は浦和レッズの準本拠地として、1999年からは大宮の本拠地として使われています(大宮は1996年のJFL時代からの付き合い)
2000年代に一旦スタジアム解体の方針がなされたものの、大宮サポーターの抵抗などにより、大宮市(現在はさいたま市)に運営が移管して、現在に至っています



SHV39_3250スタジアムの中はこんなふう。
ピッチの緑がまぶしい。
会場の席、東側と西側の席は、中通路より下は立ち見、それより上は座席(イス席)という変則的なものになっています。今回はアウェイサイドなのでよかったものの、基本的にはモノが置けないほどぎゅう詰めにするのだそうな。



SHV39_3252こちら、大宮のマスコットのミーヤ
メインマスコットのアルディをしのぐ人気を誇っている女子(メス)マスコットです。
・・・こっちに来ないどころか、「あら、いたの?」的な見方をされた(泣)。何とも冷たい扱い(大泣)。



SHV39_3251その冷たい扱いは会場にも表れておりました。
サポーター同士の接触によるトラブルを避けるために、緩衝帯が設けられ、指定席になっているバックスタンドは通り抜け不可になっており、ホーム側の売店に向かうのをブロックしています。なので、アウェイサイドの人間は、大宮公園の入口かアウェイサイドの売店しか利用できないんですね。完璧なJ1仕様とはよく見知った人の弁。
というわけで、2店舗しかない店のひとつ、さいたま市公園緑地協会の「氷川の豚スタ丼」を頂きました
埼玉県産の豚肉を使ったものです。



豚肉にまぁまぁの厚みがあって、美味い。中の味付けもあっさり味なので、豚の味の濃さとマッチしています。にんにくの芽が入ってて、それがシャキっとしてることからアクセントにもなったし。

なお、会場で飲み物を買うと、紙コップでくれるんですよね。過去清水エスパルスの会場もそうだったね。蓋は無いそうなので、ほこりとかが入る可能性もあることから、できることならペットボトルを持ち込んでおくといいでしょう(持ち込み不可にはなっていない)。


SHV39_3255さて、試合。


先程も書いたように、風の影響を受けた試合になったと思います。風は大宮サポーターの待つ方に向かって吹き、前半は岐阜が、後半は大宮がフォアになる展開になりました。
この日は、岐阜の動きが今まで以上にいいJ1にいたと思えないほど大宮を翻弄し、終始大宮の守備陣とゴールマウスを脅かしていました
それでも点が決まらない中に出た先制点が、前半24分、古橋享梧選手から飛び出しました
ゴール前の密集地帯からパスを回し、最後はライアン・デ・フリース選手のバックヒールパスが見事に繋がり、ゴール右サイドに跳ね返る形でのゴールになりました。
これは岐阜の真骨頂パスで相手を翻弄して、できた隙に蹴り込む悪く言うとこねくり回すだけで終わるのですが、きちんと振り抜くことさえできれば、それがメリットになるんですわ。それにしても、バックパスを放つ決断をしたライアン選手もさることながら、それを難なく受け取ってシュートに持ち込んだ古橋選手の連携にあっぱれですわ。あれができる時というのは、岐阜の調子がものすごくいいという証なんだと。
その後、岐阜のイケドンは止まらず、2度のフリーキックを作ったものの、いずれも失敗。特に前半終了間際の竹田忠嗣選手のシュート失敗はもったいなかった。でも、そのもったいない思いが、後半生きてくるのです。

エンドの変わる後半。風向きが変わらない中、大宮に有利になりそうな風向き。実際、大宮のチャージが利いてくる中での53(後半8)分、小野悠斗選手のフリーキックがゴール内に向かう中、飛び出した竹田選手の頭に当たり、キーパーの頭と伸ばした腕を越えて、これまた見事な追加点ただのドンピシャだけじゃなく、イケると思って決断した竹田選手のカンの良さも光る1点ですね。前半のミスを帳消しにする1点は、移籍後初ゴール、かつ今季初ゴールになりました。
しかし、後半選手交代をした大宮、元J1チームという意地もあり、猛攻を仕掛けてきます。特に途中に入ったマテウス選手が早い疲れ始める岐阜の選手を翻弄仕掛かってましたね。スタメンに出てたら、おかしなことになっていたでしょう。それでも岐阜の選手は冷静に対応し、2-0のクリーンシート達成守備が劇的によくなっていることをこの頃実感してはいたのですけど、松本山雅FCや大宮のような攻撃力もあるチームから決められたことは大きいですね。

ちなみに、この試合ではビクトル選手へのお気持ち弾幕が展開されました。
前節あまりの悔しさにグラブをピッチに叩き付けている姿を見せていました。皆気持ちはわかっていたので、とがめることは全くないのに、次の日に日本語で謝罪のツイートをしてくれていたのです。それに対して、コアサポの人達が、「ビクトルはデ・ヘアやカシージャスより優れている」というのを掲げてくれたら、ビクトル選手だって張り切るわな。いつもすごいけど、今回は気合いの入り方が違ってたわ。



SHV39_3256試合後、あいさつに来た古橋選手。謎ポーズになってますけど、写真撮影のタイミングなだけです(笑)。
その後ろは意気消沈の大宮の選手達。このコントラストはキツイ。大宮の選手達はサポーターからブーイングだもの。まだ引き分け挟んで2連敗だけど、ウチに負けたのが相当堪えたのね・・・。



これで5月の勝ち越しが確定次のホームであるアルビレックス新潟戦で再び連勝できるかが掛かってきました。今日の他会場の試合如何ですが、大きくジャンプアップできそうなのは間違いないです。だからこそ、次の試合勝って、夢の一ケタ順位に乗っけてやりましょう。幸い、今年のオレンジは甘くなっておりますからね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 16:59Comments(0)