さて記念すべき1回目は、SBクリエイティブのGA文庫から刊行されているライトノベルが原作の「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」です。
放送開始前から結構CMの打たれていた作品なので、どんな感じなのかは何となくわかりました。中世ファンタジーのような作品ではあるのですが、主人公の立ち位置は未だわからず。作品を見て判断していきましょうか。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は都会から遠く離れた村に住む少年。軍人になる夢を抱いていたものの、村の中では一番弱いことでも名が知られ、そのことに引け目を感じていた。
しかし、意を決して都会にある士官学校の試験を受けに出てきて、村長の知り合いの女性を訪ねる。彼女は少年の受け入れにあまり乗り気ではなかったけれども、村長が彼女の師匠であることを知り、一転して(というよりしぶしぶ)受け入れることに。
そして、少年は試験を受けるのだが・・・。
というふう。
今回は主人公の特徴が大きくクローズアップされていたものの、後に仲間になりそうなキャラがちらっと登場していましたね。特に変にプライドの高い剣士が気になって仕方ない(苦笑)。あれは絶対噛ませ犬だ(爆)。あとはストーカーチックな姫と元罪人の女性もいい味出していますね。
そして主人公は驚異的な強さを持っていることをことさら強調されているのに、本人にはその自覚が全くないどころか謙遜しっ放しなわけで。他の人物でさえ恐れるほどの少年が、最後はあのオチになるなんて誰が想像できようぞ。
ちゃんと掴みも主人公の突拍子の無さとサブキャラの個性もきれいに描かれた作品でした。続きも期待しております。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

