11/14、つくばエクスプレスの南流山駅で、下りの普通列車が9時44分40秒に発車するべきところを9時44分20秒に発車してしまったことを公式サイトで謝罪しました。わずか20秒の誤差なのに、きちんと謝罪したのです。もちろんというのか、その早い発車で不利益を被った人はいなかったそうです。そりゃそうだ、わずか20秒ならわかる人はそうそういない。ごく一部のマニアな関係者しかわからんだろうなぁ(苦笑)。
その謝罪記事に海外の放送局と新聞社が反応を示しました。
まずイギリスのBBCは、この対応に素晴らしいと絶賛。自国で同じようなことが起こっても謝罪すらしないだろうと大きく持ち上げています。
一方で、アメリカのニューヨークタイムズは、いい対応であると称賛したものの、最近誤り過ぎなのではないかと少々シニカルな反応も示しています。
ちなみに、日本ではというと、ツイッター上では「真面目の領域を超えている」・「それほど大騒ぎするようなことなのか」・「この厳しさが定時運行に繋がってるのかもしれない」というシリアス過ぎないかという部分とこれがあるから上手く回っているんだという意味合いのコメントが出ているようです。
ちなみに、早く発車した原因は、発車メロディと「ドアが閉まります」という前にドアを閉めて発車してしまったこと。つまりは運転者のミスなんですね。確かに、たかが20秒と文面だけ見れば思うのですが、実際に発車メロディやアナウンスの前に閉まって出てしまえば、20秒早いというのはわからずとも違和感を感じますわ。そう思うと、20秒早いのもミスなわけで、謝罪リリースを出すべき案件なんだなと思った次第です。
この生真面目だけどその通りな話、いつも3分とか5分とか平気で遅れる某鉄道会社に聞かせてやりたいわ(ニヤニヤ)。