あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。
主人公の赤座あかりは、今年の春に中学1年生になったばかり。初登校の日に、ランドセルと私服で行こうとするようなドジっ子だけど、どこか憎めないところがあってかわいい子でもあるのだ。
そんな彼女が、幼馴染みで先輩に当たる船見結衣と歳納京子の誘いをきっかけに、茶道部の部室を勝手に借りて活動する「ごらく部」に入部することに。
特にすることなくまったりとしていたところ、茶道部に入部するつもりで、ごらく部の部室にやって来た同学年の吉川ちなつがやって来る。紆余曲折の末、しばらくはごらく部でやっていくことになったが、今度は生徒会がやって来て、ごらく部の活動にケチを付けることに・・・。
というふう。
あまり期待して見ていなかったんですが、思った以上に面白い。
しかも、タイトル通りゆる~い作品だことで(苦笑)。肩の力を抜いてリラックスして見られますよ。
キャラも、お約束の展開(時に、それって何て「○○○○!」(括弧書きにはお好きな作品名を入れて下さい(笑))とか言いたくなりますけど(爆))だったりするんですが、結構クスクスっときますよ。あれだけ薄くしてさらに薄くするという主人公の軽薄(かつ幸薄)ぶりは特にグッときましたね(ニヤニヤ)。ちゃんと引き付けるところは引き付けて、持ち上げるところは持ち上げておいて、一気に叩き落とす・・・というギャグ(コメディ)マンガの基本をしっかりつかんでいます。
それでいて、百合系コミック誌から連載されているのにもかかわらず、百合的要素はかなり薄い(全くないわけではない)。それゆえに、百合の苦手な人や男性でも十分に入りやすい作品です。
主人公クラスの4人が新人なのかあまり主役をやっていないからなのか、一部棒なところがあるんですけど、脇がしっかりしているので、1話を見た限りでは上手く切り抜けられると思います。
個人的に、エンディングの曲がオススメです(笑)。

