2020年11月21日

FC岐阜観戦記2020 第15節 『相手』にプレッシャーを掛けろ!

FC岐阜、今日は藤枝MYFCとの一戦を迎えました。
負けられない戦いに突入した岐阜、そして残りは、この試合を入れて6試合1つでも落とすと終戦になりかねないという、これまでにない過酷な状況の中で、下位とはいえ、アウェイの時に手酷くやられた相手です。総じて攻撃的を通り越して荒っぽいプレーが多く、ヒヤヒヤしながら戦うことになるでしょう。

ちなみに、今日行われるJ3の試合は、ここのみ他のJ3の試合は明日(11/22)に行われます。ゆえに、今日の試合の結果は、明日の試合で戦う昇格対象チームに大きなプレッシャーとなってくることでしょう。


SHV47_0657今日の試合を迎える前に、丁度JR東海の「さわやかウォーキング」が岐阜駅で開催されているということで、参加することにしました。
コースは、岐阜駅から柳ヶ瀬・粕森公園・金華山展望公園・金華山ドライブウェイを経由して、岐阜公園に向かうというもの。「麒麟が来る 岐阜 大河ドラマ館」の前でシート(普段はハンコを押してもらうのだが、今年はコースマップに付いていた証明半券を貼る形になっている)をもらいました。
なお、写真は岐阜公園で行われていた「菊人形・菊花展」と、はるか遠くにある岐阜城



SHV47_0660実に5km以上、約半分が山道というルートだったので、さすがに疲れた(苦笑)。
というわけで、近くの土産物店でお茶とアイスを買ってきた。


お茶は、菊之園の「美濃白川茶」白川町の茶葉を使って淹れたものです。
アイスは、緑水庵の「家紋アイス」というもの。アイスと言っているものの、氷菓子ではなく、寒天を冷やした寒天アイスといわれるものです。寒天アイスは、暑くなっても溶けにくい、いや正確には溶けずにぬるくなるだけというメリットがあります。ガラスのような粘体を固めたものと考えれば。



今回は「家紋アイス」の味について。今回はソーダ味にしました。
いや、もっちりとした食感が、普通のアイスには無い冷たくなっているので、もっちり感とひんやり感を両方楽しめる。それでいてソーダの味わいも味わえ、美味いです。
丁度ね、季節外れの暑さというのもあって、本当に美味かった。


SHV47_0662さて、岐阜公園歴史博物館前からバスに乗って、長良川競技場へ。

今日から、来年のユニフォームの予約が開始されるとのこと。そのため実物が置かれていました。正確には、その前の試合であるセレッソ大阪U-23戦でお披露目されていましたけどね(ニヤニヤ)。
・・・正直、いつ予約しようか悩むまだ昇格争い真っ只中だもの。選手も誰がどうなるかわからない状況だし。どれもよくて早く欲しいんだけどね・・・。



SHV47_0664今日はパンをフィーチャー。


最初は、飛騨コロッケ本舗の「ひだコロッケバーガー!」の激辛版
激辛コロッケを竹炭の入った黒バンズで挟んでおります。黄色いのはパプリカですね。
・・・アカン、蹴球夢を思い出した(ギャハ)。



前に普通のコロッケを挟んだものを食べているので、基本的には同じなんですけど、激辛のものなので、辛い味わいがズシーンと来ます。ところが、ソースの甘酸っぱさとパプリカの甘さを認識できるようになるので、これはこれでいいのかも。もちろん、コロッケのいもの甘さや肉の旨味は十分に感じられるので、激辛のヤツは、それはそれでオススメなのよ。


SHV47_0665もう一つは、ととりべファームの「焼き芋サンド」
最近流行りの、冷やした焼き芋を挟んだサンドイッチですね。



これは、甘い。焼き芋のねっとりとした食感が、冷えることでさらに感じられ、甘さもさらに引き立つように。上手く食べないとポロっといきかねないので、少し潰して食べてみるのがいいのかしら?


SHV47_0666しかし何でパンなのか。今日は「FC岐阜 秋のパンまつり」だったんですよ。
4点集めることで、写真のような皿(PET皿)がもらえます。あの2つで各2点だったの。
なお、貼るための台紙は無い模様



SHV47_0667今日は多治見市のホームタウンデーだったこともあり、うながっぱが来場岐阜美少女図鑑がやって来ていることからランウェイが設けられており、そこを少し歩いておりました。
・・・季節外れの暑さは、お前のせいか!<違います。



SHV47_0671そして、今日の難波クリニックには、パウロン選手が来院日本語が少しわかるとはいえ、通訳無しという暴挙に出た(汗)。先日もキム・ホ選手とのトークにも通訳無しだったんだよね。
翻訳アプリを使っても四苦八苦という有様。別の方向でアグレッシブ過ぎてアカン(苦笑)!と、ナンチャン(難波宏明アンバサダー)は少しお怒りでした(ニヤニヤ)。

パウロン選手、次の試合には出るみたいなこと言ってるけど、大丈夫なの?効くんだよね(汗)?



SHV47_0672試合は、緊迫したものになりました。


前半は、お互い決め手に欠く展開。緊迫感からそうなっていったんでしょうけど、ゴール前には球を運べていたのよね。岐阜に関しては、久しぶりのスタメンになる村田透馬選手が頑張ってました。点には繋がらなかったけど、次も監督が使いたいと思わせる積極性とアグレッシブさがみなぎっていてよかったと思います。

お互いが焦れている中で、前半の最終盤についに均衡が破れます。
前半44分、センターライン辺りでインターセプトした粟飯原尚平選手は、相手陣内にボールを転がします。少々強いかと思われたものの、高崎寛之選手が何とか追い付いてクロス駆け上がってきた川西翔太選手が相手選手に体当たりをしながらのシュートで先制!まさに身体を張ったシュートとなりました。


いい形でリードをもらった岐阜は、後半もその勢いを維持して、積極的に攻めますけど、ここに来て守備やパス回しの緩慢さが目立つようになってきました。明らかに敵におぜん立てをするようなパスが目立ったのが気になります。この『失策』が結果的に後半18(63)分の失点に繋がるのです。

その後は、岐阜が再び攻め上がるものの、藤枝もそう簡単に割らせてくれません藤枝も攻撃が苛烈になって来て、既存の守備陣では少しキツくなってきました。そこで、岐阜は後半30(75)分に富樫佑太選手と藤谷匠選手を投入し、攻守の締め上げ(リフレッシュ)を図ります。
すると、後半38(83)分、前線に供給された球を高崎選手が受け取ったものの、敵との混戦に。そこからこぼれた球を川西選手が預かったかと思ったら、すぐさまペナルティエリアにいる富樫選手にダイレクトパス敵も奇襲のようなふうだったからなのか、オフサイドだと思い込んでいたからなのか、裏を取る(取られる)格好になり、飛び出したキーパーをいなすようなシュートで、遂に逆転!
・・・いやぁ、非常に危ないシュートで綱渡りのような逆転劇を演じた富樫選手は、ホント千両役者だわ(ニヤニヤ)。
その後の藤枝の猛攻もしのぎ、2-1の逆転勝利。粘って耐えて我慢して、やっと掴んだ勝ち点3です!ホームの連勝なんて、いつぶりだ・・・(泣)。



SHV47_0674試合後、清本拓己選手がやって来た
藤枝には水野泰輔選手も在籍しているのですが、今年はあまり出場してない様子
清本選手は、また岐阜でやってくれんかなぁ。



SHV47_0682そして、今日のMOM(Man Of The Match)は逆転弾の富樫選手珍しく仲田監督とギッフィーも一緒にやって来た。



SHV47_0683監督と選手は早く次に行こうとする中、マスコットのみ愛想を振りまく。
正しいことではあるが、早く行ってあげてほしい。ゴール裏で皆が早く行けのポーズを取られ、ちょっとかわいそうなギッフィーだった(笑)。



これは完璧な試合。試合内容が完璧なのではなく、相手への対処が完璧という意味。これで昇格対象チームはプレッシャーになるでしょう。特に2位に付けているAC長野パルセイロは、絶対に負けられなくなりました
これで暫定ながら3位に浮上。明日の試合以降では、長野に得失点差をさらに詰めれるところまできました。2位浮上は難しいでしょうけど、少しでも近付くことは可能でしょう。


いずれにしても、特に3位を維持できた場合、次のアウェイであるカマタマーレ讃岐戦は大変重要になります。3位を維持できて、明日の試合を長野が負けていると仮定して迎えたなら、この試合に勝つか引き分けて、長野がまた負けていれば、2位浮上の可能性が大きくなります。ただ、長野は連敗しないでしょう。どちらかの試合を勝つか引き分けるかして勝ち点を積み重ねてくると思うので、こちらとしては条件の有無関係なく勝つ、これしかないでしょう。


厳しい戦いになると思われますし、難しい状況に追い込まれると思います。でも、やるだけのことをやって、最後に笑えるように頑張りましょう


残り5試合、自動昇格への勝ち点差は得失点差の争いに。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2020年08月08日

FC岐阜観戦記2020 第5節 あの漢しかいないのである!

FC岐阜、今日はいわてグルージャ盛岡との一戦を迎えました。
ここまでで8試合が終わり、全34試合のおよそ1/4を終えたことになります。丁度いい機会なので、順位を見ていきましょう。左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差となります。


1位 秋 田(24)+15
2位 鳥 取(19)+7
--- 昇格ライン ---
2位 熊 本(19)+7
4位 長 野(15)+6
5位 岐 阜(14)+5


現状、ブラウブリッツ秋田が無双状態この状況は、J3で優勝した2017年以来だなぁ・・・。あの時はJ2ライセンスを取得できなかったので、J3に残留という形になったものの、今年はJ2ライセンスもあるので、昇格の条件は整っています。下手に突っ走られると、独走で1枠埋まりかねません。
2位は、ガイナーレ鳥取と大木武元監督率いるロアッソ熊本。共に6勝1分1敗なのですが、細かい条件を入れれば、鳥取が2位、熊本が3位になるかもしれません。ただまだ1/4の工程なので、これから大きく動く可能性大です。
どちらも岐阜には負けているものの、対策を練り込めないのか、岐阜のような戦い方ができないのか、普段のJ3なら独走と言われてもおかしくない勝敗です。それだけ秋田の異次元さが突出してるんですよ(泣)。
4位は前節で勝ったAC長野パルセイロ。J3に参入してから成績が下から数える方が早いというふうだったものの、今年は好調ですねぇ。データが無いので、何で調子がいいのか(苦笑)。今後対戦を控えているので、気を抜けない。
で、岐阜は5位何とか上位戦線に踏み留まっておりますが、今後の成績次第では、一番最初に脱落の可能性も否めないです。気を抜かずに踏み留まり、食らい付いてほしいです。


さて今日は、あの漢がやって来る試合あの漢とは、そう、「ヘディングの鬼」と呼ばれた元日本代表でもある秋田豊監督ですよ。
ただ、過去の監督歴を見ると、お世辞にも大丈夫とは思えない(汗)。
京都サンガで監督になった際には、契約が残っているのに解任され、FC町田ゼルビアで監督になった際は、JFL(町田はJ2からJFLへの降格制度を食らった唯一のチーム)からJ2への昇格に失敗(3位)し、解任される有様。一部ではJ3とはいえ懐疑的な見方もされていました。
実際、開幕から4連敗し、ホントに大丈夫かなと思ったら、3バックに戦術を変えたことで3連勝と一気に波に乗ってきました。ところが、今節はストライカーの岸田和人選手が累積4枚で出場停止となりました。普通に考えたらチャンス到来。ここで勝たないと厳しいかな・・・。


SHV47_0253さて、本来ならアウェイの観客も入って、人も大勢入って・・・というふうだったはずなのに、新型コロナウイルス感染者数の急増で第2波が来ているのではないかと言われ、岐阜県も緊急事態宣言を出す状況です。それでも2425人のお客が来ているのですから、皆ライブでのスポーツ観戦に飢えているのね・・・。
で、今節からホームゴール裏に関しては、ゾーンごとにあった検問所が廃止され、売店とエコステーションが再開となりました。そして、JリーグID無しで当日券の購入も可能になりました。また少し日常が戻ってきましたよ。



SHV47_0251今日の試合は、事前募集で参加者を募って、開放されたスタジアムで遊ぼうという企画が行われました。
コロナ禍で思いっきり遊べなかった子供達には、いい思い出になったのではないのでしょうか。



SHV47_0250今日は、かなり蒸し暑く、当初は晴れていたものの、徐々にもうもうとした雲が出てきました。
ゆえに、かき氷だけでなく、ととりべファームの「桃のフルーツサンド」で涼といきましょうか。



こちら、いい具合に熟したみずみずしい桃が、シャクシャクで甘かった生クリームは少しレモン果汁が入っているからか酸味があって、桃の甘みを引き立ててくれました。


SHV47_0256試合は、何と開始直前にゲリラ豪雨に見舞われまして・・・一応雨合羽とか準備しておいて正解だったと思いました。とんでもなくすごい雨でしたが、あっという間に止み、一体何だったんだと不穏に感じたほどです。もっとも、その不穏さが、試合に乗り移るだなんて、誰が想像していたよ?

先制したのは岐阜。前半24分、相手のクリアを拾った三島頌平選手が、柳澤亘選手にパスを回し、柳澤選手はクロスを選択します。それを前田遼一選手が受け取ったものの、シュートが放てる状況ではなく、前方に走り込んできた永島悠史選手に回し、彼が放った一閃が先制点となったのです。
このまま逃げ切れたらよかったのですが、あの雨は岐阜に何か嫌な予感をもたらしているのではと思っていたら、前半45+2分、その嫌な予感が当たってしまいました
ゴールマウス前の密集した守備に向かって飛び込んできた盛岡の選手に抜かれてしまい、追い付かれてしまいます超の付くほど前のめりの攻撃しかできないと思っていたら、その超の付くほど前のめりの攻撃でやられてしまったよ・・・。

後半に入ってからは膠着状態になってしまったのですが、岐阜は抑え目の運転だったのか、それとも足が動かなくなったのか、攻撃の勢いが徐々に失われていきます。逆に盛岡は攻撃陣をフレッシュにした途端、攻撃力が増し、岐阜のゴールを脅かす機会が増えてきたのです。正確性の無さや松本拓也選手のファインセーブで何とか切り抜けたものの、かなり危なかったです。


結果的に1-1の引き分け。試合直前の雨が、岐阜に対してこうなるぞという不穏を予言していたのかもしれません。



正直、心の中もモヤモヤが取れません勝てた試合だった。でも、あの不穏な空気が盛岡に少ないチャンスをものにできるという幸運を与えたのだとしたら、何とも解せないものになってしまいました。
あの状況は防げないと普段なら言いたいところ。でも、J2に1年で復帰するんだと決めている最中、あまつさえ前節の藤枝MYFCに負けてしまっていることを考えれば、今回は敢えて厳しく、何とか守り切るべきだったと言わなければいけないでしょう。竹田忠嗣選手もよくやってたけど、これが途中出場になった橋口拓哉選手だったらとか色々思いを巡らすことになりました。

そして、川西翔太選手の調子の悪さが気掛かりです。平たく言えば、かなり厳しいチェックが入っているなと。
個人技はチーム1でしょう。でも、その個人技だけでは切り抜けられない場面があるわけです。そんな時に川西選手を助けられる選手がいない。それは、リザーブという意味でも、一緒にプレイする選手という意味でも・・・ほぼ出ずっぱりの選手なので、終盤になってから明らかにパスの精度など疲れ(蓄積疲労)が出ているように見えました。シュートもふかし気味だったので、本当に川西選手の代わりがいないのは、致命的になってくる、そう思えてなりません。


実に痛い引き分け。盛岡の勢いは緩められたかもしれませんが、ここは私が今年はこうだと思う一言「なさけむよう」で行ってほしかったです。叩ける相手はとことん叩かないと、あとで大きな歪みになって重くのし掛かってくるぞと言いたいです。明日長野が負ければ、1つ順位を上げるチャンスはあるものの、長野の相手は鹿児島ユナイテッドFCなんだよなぁ・・・。


もうこういう時もあるとあきらめて、次の試合に挑みたいところなんですけど、次節と次々節はアウェイで行われるという状況次節はギオンスタジアムでSC相模原と、次々節は郡山で福島ユナイテッドFCとの一戦になります。一応下位の対戦になるのですが、今の岐阜だと苦しめられるのではないかなと思います。特に相模原は、あのビクトル選手がいるチーム。体制が変わったとはいえ、去年まで一緒にプレイした選手ですから、よく知っているでしょう。逆に私達も彼の弱点をよく知っているはずです。何とか1週間でそこを突けるように、練習で悪い状況を立て直していきたいですね。

なお、次回のホームは、何と無双中の秋田2試合戦った後なのでどういうふうな状態で戦うのかはわかりませんが、一筋縄でいかないのは確か。勢いを止めんとばかりに全力でぶつかってほしいです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)