同期ゆえか、うらやましいと思っていたのか。大丈夫だ、問題ないとでも言ってほしかったのか(ニヤニヤ)。
J3のロアッソ熊本、FC岐阜とは同じ年にJリーグに入会した同期の桜とも言えるチームが、今年のアウェイの大宮アルディージャ戦まで監督を務めていた大木武さんを監督に据えることを発表しました。この発表を見た時、ワイひっくり返ったで(汗)。
大木さんは、2017年に岐阜で監督を務める前からいくつものチームの監督やコーチを務め、その中でもヴァンフォーレ甲府はJ1昇格へ導き、京都サンガF.C.では昇格プレーオフまで押し上げた経緯があります。一方で、噛み合わないと徹底的に噛み合わず、岐阜の時には2018年に10連敗(最終的には13戦勝ち無し)、去年は6連敗になって解任となりました。
大木さんのサッカーは、いわゆるパスサッカーで、距離感を大事にする印象。密に繋ぐことを重視し、とにかく回すことで打開するといったふうでした。逆にそこを付け狙われると、あっという間に失点ということもあり、守備のもろさもあって、しばしば見受けられる光景になっていました。
なので、個人技に頼らないと上手くいかない面もあるのですが、大木さんはそれをあまり好ましく思っていないんじゃないかと思えるところもあるのよ。個人技の高い選手による集団プレーができないと、J3でも厳しい結果が待っているよと熊本のサポーターには言いたいです。
あとイエスマンが重用され、ノーを言えば途端に干される傾向もあるようです。ただ、意固地になった時のストッパー(やんわりと批判できる人)がいないと、先述のような大型連敗が待っています。結構難しいチーム事情になるかと思うので、その点でも覚悟が必要です。そしてカネも掛かるぞ、大丈夫か(ギャハ)?
いいところを上げろと言われたら、人のいいところでしょうか。どんなに苦しい時でもサポーターの前できちんと挨拶をしてくれます。大きく負けている時でも、ウチのサポーターがブーたれなかったこともあってかもしれませんが・・・。
とにかく、大木さんになったら、人選で勝負の半分が決まることになるかもしれません。あとは1年目が勝負。ここで昇格ができなければ、2年目以降は、いばらの道です。そうならないように、いい選手を引き抜かれるなよ(ニヤニヤ)。