2015年07月03日

レコゲー2015 7月 携帯ゲーム機編 前編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。


コンシューマーの大惨事に比べたら、携帯ゲーム機なんてまだマシ・・・と思いたいところだけれども、PS Vitaも大炎上。たくさん出ててもやりたい作品はまるでないというふうに。そうなると、今回紹介する3DSのラインナップにしか期待できないと思えるわけですね。では、早速見ていきましょう。


最初は、どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」(★)
2001年からニンテンドウ64で発売している「どうぶつの森」シリーズの最新作ですが、今作は開発の進むニュータウンを舞台に、「どうぶつの森」に登場するキャラクターが希望する家のデザイン(コーディネート)をしていくというものになっています。
また、この作品ではNFCリーダー/ライターセット(amiiboカードなどを読み取らせるための機器)も用意される他、ハッピーホームデザイナー パックという本体セットも用意されております。ファンの人や、これから3DSの作品を触れていこうと思っている人には本体セットがオススメですね。

続いては、大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」(★)
成歩堂龍一の祖先にあたる人物が主人公の、ロンドンを舞台にしたアドベンチャー作品(法廷バトル)。
今作では、ロンドンで出会うシャーロック・ホームズと共に相手を弁護することになります。ホームズが繰り出す超推理をベースに真相を暴く(共同推理)というのが今作のポイントになるでしょう。
これまでの推理力だけでなく、陪審員制度でやって来た市民を味方にしなければならないという難しい課題もあるので、これまでと違った体感をするかもしれませんね。

3番目は、超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち
人気番組「run for money 逃走中」でのルールを完全再現した作品で、2012年に発売した「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」に次ぐ逃走中シリーズ2作品目になります。
今作では、最大6人対戦が可能になった他、3DSで作成したMiiを主人公にしてハンターから逃げるということもできるようになりました。またローカル通信にも対応し協力プレイが可能になったり、ストーリーモード・コレクション要素の強化も施され、より長く深く遊べるようになりました。
前作は累計55万本のスマッシュヒット。子供を中心にウケたということもあり、今作も子供向けにシフトしたものになっています。それでも大人も楽しめるようになっているので、親子で遊ぶ作品としてオススメです。

3DSの最後は、ラングリッサー リインカーネーション -転生-
1990年代に主に発売されたラングリッサーシリーズの最新作で、元々は日本コンピュータシステムがメサイヤの名で販売していました。しかし、今年に入って、エクストリームという開発会社がメサイヤのブランドを取得し、以降メサイヤゲームスとして販売していくことを決めたことで、今作の発売に至ったわけです。なお、実に15年ぶりの新作展開になります。
今作では、キャラ設定と難易度を決めてプレイしていくことになり、出撃時にはこのシリーズのキモになる傭兵を雇うことになります(つまり主人公をはじめとする登場人物は指揮官として戦うことになる)。またギャルゲーのような恋愛要素に近いものがあり、親密度が上がっていく会話モードも用意されています。ただし、会話回数は限られているので、慎重を要します。
さらに分岐イベントも用意されており、「光輝の軍勢」・「帝国軍」・「闇の勢力」の3勢力をベースに分岐していきます。時に共に戦った仲間が敵に回ったり、その逆もしかりで起こることもあり、何度でも遊べるばかりか、スペクタクルなドラマを楽しむこともできます。
過去このシリーズに触れた人には懐かしい作品となるでしょう。ただ、今回はいつもの方のイラストではないので、そのあたりがどうかな・・・とも。


で、PS Vitaはどうなのかというと、「太鼓の達人 Vバージョン」(★)のみ。
この作品、シリーズ初のPS Vitaでの展開となり、全86曲収録(ダウンロード曲など除く)となっています。ポイントとしては、ボーカロイド曲が収録されている点で、11曲も収録されています。変わり種としては、♪さちさちにしてあげる(2014年の夏コミケで頒布された小林幸子さんの曲)も収録されている点でしょうか。
マルチプレイも可能になっているし、作中ではバンダイナムコを含めた数多くのキャラで彩られているので、好きな作品があったらば、買ってみてはいかがでしょうか。


携帯ゲーム機編 結論
据え置き機と同様にお寒い状況。ただし、まだマシなふう。3DSの方に注目作が揃っているので、3DSをメインに押していくふうにすれば、何とかなるのかなとも。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)