試合は珍しく(笑)DeNAの粘り勝ちで、交流戦開始以来続いていたオリックス戦の敗戦記録14で止めるというDeNAにとっては貴重な一戦になったことでしょう。
しかし、今回注目しているのはそこではなく(爆)、最終バッターとなったオリックスの選手。
そのナレーションを聞いた時、思わず耳を疑ったのは言うまでもないわけで。
・・・え、スケールズ?
そう、昨年日本ハムに在籍していたスケールズ選手が、いつの間にかオリックスに滑り込んでいたわけですよ(苦笑)。
スケールズ選手は、昨年夏にケガ(左足骨折)をした田中賢介選手の代わりに獲った選手で、本来の守備位置は二塁手。
昨年はそれなりの成績は収めていたものの、シーズン終盤から打てない状況に陥ったのがきっかけで、昨年12月に退団扱いになりました。しかしながら、先述の通りオリックスに滑り込み、さらに調べてみると、外野手(レフト)として5/25の広島戦にスタメン出場していたのだそうな。
ちなみに、入団直後はホフパワー選手と談笑するほど仲がよかったようで。
ところで、これだけいい選手を獲ってるオリックス。でも、いい選手を獲ってるのにイマイチ生かし切れていない。正確に言うと、生かそうと思ったら何かが起こるというふう。
昨シーズン終了後、積極的に補強に動いたのは実はオリックスだったのではないのかと言われたほどで、西武から先発・中継ぎ両方できるスーパーサブの許銘傑(シュウ・ミンチェ。以下ミンチェ)選手、韓国リーグから同リーグの2度の3冠王の経験もあった李大浩(イ・デホ)選手、巨人から長打だけでなくシュアなバッティングができる高橋信二選手を獲ったばかりでなく、開幕直前(3/28)には日本で実績のある井川選手を獲得して、ウィークポイントだった部分を見事に補強していました。
しかしふたを開けると、その結果は散々。
ミンチェ選手はボロボロで2軍落ち、高橋信二選手は不調とケガで2軍落ち、井川選手は足をつって2軍落ち・・・とまぁ、目も当てられないほど。イ・デホ選手も当初は絶不調だったものの、何とか立て直して今に至っています。とりあえず成功したのは彼だけというのも何ともはや・・・。
スケールズ選手がどっちに転ぶのか、今後も見られる限り見ていきましょう。

