2024年03月26日

FC岐阜観戦記2024 第3節 藤岡再び

FC岐阜、3/24にいわてグルージャ盛岡と戦いました。今回のタイトルは、「アネット再び」という、その昔メガCDで発売したアクションゲームに掛けております。何せ、今月はゲーム系強化月間なので(ニヤニヤ)。それだけ藤岡浩介選手が大暴れだったんですよ。


さて、岐阜に関して言えば、3/10のカマタマーレ讃岐戦から連戦に突入し、この日の試合で連戦最終戦となりました。以下その流れ(左から、日時・対戦相手・ホーム(H)ないしはアウェイ(A)・勝敗)。


3/10 讃岐 H ○
3/13 大宮 H ●※ルヴァンカップ
3/16 大阪 A △
3/20 今治 A ○
3/24 盛岡 H ← New


この間に負けたのは、ルヴァンカップのみで、リーグ戦はアウェイの大宮アルディージャ戦(ルヴァンカップで負けたのも大宮)以来負けていません。特にホームでずば抜けて強いのが特徴で、福島ユナイテッドFC戦と讃岐戦で4点挙げて勝利しています。懸念されたアウェイでの試合運びも、FC今治戦でクリーンシートを果たしていることから、何とかなるのかなと思っています。ともあれ、この試合が終われば、しばらくの間1週間ごとに試合が回ってくる通常日程に戻ります。ここで思いっ切り飛ばしても休めるので、悔いの無い試合運びをしてほしいものです。


KYG03_20240324_171718745この日、盛岡は選手バスで来場していたようです。
・・・まさか盛岡からダイレクトで来たのかと思ったのですけど、そういえば、3/20はアウェイでサンプロアルウィンで松本山雅FCと戦ってたんだよね。そうなると、どこかで練習場所を確保してミニキャンプのような格好で試合に臨んでいたんでしょう。どちらにしても大変な中来てくれてありがとうございます。



KYG03_20240324_125057838こちらは、日本タクシーのラッピングタクシー。今年も日本タクシーで行ってくれるそうです。ありがとうございます。
何でも経済産業省から賞をもらったそうで。2024年問題で大変な中ですが、岐阜県内の公共交通の一端として頑張ってもらいたいですね。



KYG03_20240324_114358550今回は、丼フェスと題して、様々な丼がミニサイズではありましたが提供されていました。もちろん今回紹介する丼は通常サイズでの提供もあったため、気に行ったら通常サイズという流れもあったかもしれません。またミニサイズなので、色々な丼を食べたという人もいらっしゃったかも。


そんな丼フェスの最初は、中華料理しょうりゅうの「岐阜県産豚バラ軟骨のとろ肉丼」
岐阜県産豚のボーノポークのバラ軟骨が入っている贅沢な一品になりました。



もう、ホロホロやね(ニヤニヤ)。長いこと煮込まれているからなのか、肉が箸でスッと切れてしまうし、口の中ですぐ無くなった。一緒に掛かっていたタレもコク深い仕上がりになっていて、ご飯に合いますね。


KYG03_20240324_114738211もう一つは、グーテライゼの「どて丼」
もう何も言わなくてもいい(ギャハ)。東海地方ではお馴染みの丼ですね。



まず甘渋な味噌の味が何よりいい。そして、その味をまとったもつやごぼうが美味い。これ以上私は何を言えばいいのだ(爆)!


KYG03_20240324_115544135なお、今回普段は通常サイズでしか販売していないものもミニサイズで供されておりました。なので、久しぶりに養老ランドの「ホホ肉丼」をチョイスコストの関係でミックスベジタブルになったというけど、私は彩りがよくていいんじゃないのと思いますがね・・・。安っぽく見られるのが嫌なのかしら。



KYG03_20240324_130538438中華料理しょうりゅうからは、今回の丼フェスとは関係なく、こちらも買ってきました。それが、「スモークチキン」
目の前のホットプレートでジュージュー焼かれたら、そりゃ買わな(ニヤニヤ)。



味は、スモーキーさが肉にまとわれて、香ばしい風味が付いていました肉汁たっぷりだったし、何より肉が柔らかいですね。


KYG03_20240324_160057361春は出会いの季節でもあり別れの季節でもあります。
Radio80時代(現在のエフエム岐阜)から岐阜の応援番組を長年務めてきた西村知穂さんが、「FC岐阜 Road to Dream」の終了と共に引退となりました。もちろん、この先もタレントとして様々な番組に出演されると思いますし、これからも岐阜を応援してくれると思います。JFL時代から見つめてくれている方なので、今後も何かあった時には、必ず駆けつけてくれると思いますから、心よりお待ちしております。
なお、同じ時間帯で4月から「FC岐阜 TALKスタジアム」という名称でリニューアル山本衿奈さんが担当します。






KYG03_20240324_165905320試合は、スタメンはほぼ同じでしたが、左上にこのシーズン初スタメンの上野輝人選手を据えてきました。それに伴って右上は荒木大吾選手になっています。リザーブに関しては、河波櫻士選手が復帰し、文仁柱(ムン・インジュ)選手が北朝鮮代表から帰ってきました本来なら3/26の試合にも同行することになっていたのでしょうけど、北朝鮮が平壌での開催を拒んだため、没収試合になる可能性が高まりました既に代表も解散となっていることから、早い段階での復帰になったのでしょう。本当なら3/31の松本山雅戦か4月になるまで出られなかったでしょうから・・・。


結果的(前日は晴れの予報、当日は曇りの予報だった)に雨の中での試合になったのですが、今回も岐阜は電光石火のごとく先制点を挙げていきます
前半6分、青木拓矢選手のロングボールは敵に阻まれる格好になるものの、すぐに田口裕也選手が回収すると、またすぐにバックパス、しかもヒールでフリックするという芸当を見せた。そのボールを待ってましたとばかりに藤岡選手が捉え、思いっ切り蹴り込んだ!前節のうっ憤を晴らすかのような鮮やかなシュートでしたが、自分で蹴る選択をせずに藤岡選手に、しかもフリックという芸当を見せた田口選手にもあっぱれです。あんなことできるなんてホントすげー!なかなか普通はできません。
その後も攻める岐阜でしたけど、なかなか追加点が奪えない。盛岡もここまで勝っていないので、勝ちに飢えていることあって、必死になって守っているんですよ。そんな中でも左から上野選手が切り込んできて、チャンスメイクできていたのが素晴らしかったです。プレシーズンマッチではイマイチだった、ルヴァンカップではよい方向の兆しが見えてきたので、スリッピーなピッチで勇気を持って走ったことは、今後の自信になるのかなと。
結果的には盛岡が先述の通り勝ちに飢えていたこともあって攻撃的になったことから、前半奪えたのは1点だけでしたけれども、後半になってガラッと大きく動きます。
主導権が盛岡に移りそうになっていた中で迎えた後半11(56)分に荒木選手がペナルティエリアでもみ合いの末に出た球が、盛岡の選手のハンドを誘う結果になり、後半13(58)分PKに。キッカーになった藤岡選手が冷静に決めてくれました。
さらに後半24(69)分、途中出場の西谷亮選手からのパスを藤岡選手が受け取ると、少し右に動いたところからミドルシュートを放ってきた。そのシュートは雨で水を含んだピッチでも勢いが死なずに跳ねていき、キーパーの右側とゴールマウスの右隅の間、ものすごく狭かろう所に打ち込みました。これで、PKの1点があったとはいえ、藤岡選手は再びハットトリックを決めたのです。
2022年の時のハットトリックは、結果的に負け戦になったので、今回は状況が違うとはいえ、味スタの悲劇を知っている人間にとっては、この後何か起こらないか心配になってもきます。
その懸念は、最終盤に発生したオウンゴールだけで済んでよかったとほっとする・・・のもいかんのですけどね(苦笑)。あれは半分仕方ないとはいえ、守備陣は気を抜いてはいけないという教訓になりましたよ。とにかく自責点だけで抑えて勝った。ハットトリックで勝ったよ、ウチ(爆)。



KYG03_20240324_170234212今回のMOMは間違いなく藤岡選手でしょう。
2度目のハットトリックは、勝利に酔う形で達成できたこと。何よりこれからフォワードの争いが激化するであろうことから、メインは俺だと気迫を見せてくれました田口選手にもいい刺激になってくれるのではと思います。
今回3点挙げたことで、得点数でトップに立ったとのこと。このまま突き進んで、自身初の得点王になってほしいですね。



これで5連戦を3勝1分1敗、リーグ戦は4勝1分1敗で3位に就けています。首位の大宮とアスルクラロ沼津との差は得失点差の1だけ。得点数では1番なので、だからこそオウンゴールが悔やまれる(泣)。しかしながら、春になる直前の時期とはいえ、首位との争いができる位置にいることは、今まで無かったパターンこの好調さを維持できれば、コンディションのキツくなる夏場の貯金にもなってくれるのではないかと思うし、夏場に自信として現れてくるのではとも期待しています。選手層も厚いので、厳しい時期も何とか乗り越えられるのではないかとも思いますし。

そんな激動の2・3月最後の試合は、松本山雅戦現状下にいるとはいえ、侮りがたい相手で、松本山雅のホームゆえに一筋縄ではいかないと思います。サンプロアルウィンでは2013年以来勝っていないので、2・3月を締め、4月以降もこの好調さを維持していくためにも、10年以上ぶりの勝利を掴みたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2020年09月02日

FC岐阜観戦記2020 第6節 たった一つのプレーでガラッと変わる

FC岐阜、今日はY.S.C.C.横浜との一戦になりました。
Y.S.C.C.は、神奈川県横浜市にある3つ目のJリーグチームで、元々は横浜市中区にあったクラブが後に全日空の資本参加で日本サッカーリーグ1部に昇格した全日空横浜サッカークラブになりました。その際、全日空横浜のOBやスタッフが、全日空に依存したクラブ運営に疑問を抱き、地域に根差したサッカークラブ作り組織したサッカークラブをと設立したのが、横浜スポーツクラブで、現在のY.S.C.C.になっていきます。つまり、後にJリーグ入りし、消滅(正確には横浜マリノスと合併)した横浜フリューゲルスの遠戚にあたるわけです。

Y.S.C.C.は2011年にJFLに昇格し、そのままアマチュアクラブで行くのかと思われましたが、2013年のJ3創設に際して参加を表明その年のシーズンオフにJ3参入が承認され、現在に至ります。その際、クラブ名に地域名が入っていないということで、略称でのチーム名で登録していた『Y.S.C.C.』を『Y.S.C.C.横浜』としたのです。
なお、Y.S.C.C.とは横浜サッカー&カルチャークラブの略で、イメージ的にはKBS京都(KBSは京都放送の略)と同じ語呂だと思います。


さて、この試合を迎えるまでの間の岐阜はというと、とんでもない事態になりました。
ホームのいわてグルージャ盛岡戦の後はアウェイ2連戦でしたが、SC相模原には完敗といってもいい内容窮地に陥った中で迎えた福島ユナイテッドFC戦は、前半で圧倒的な展開を見せていたものの、ハーフタイム中に轟いた雷がきっかけで雷雨になり、そのまま中止が決まりました。この日取りも今日決まったのですが、それは後程。
そして気持ちを切り替えて臨もうと、ホームに戻って来て首位のブラウブリッツ秋田戦を迎えたものの、試合開始直前にまたもや雷雨。1時間半延ばしたものの、中止になりました。

この間、実に1試合半試合が無かったことになります。一方でY.S.C.C.はきっちり日程をこなしているので、中2日となります。はっきり言ってしまえば、この試合を落とすようなら、今年のJ2復帰は無理でしょう。もっと言えば、普通に勝つのではなく、圧倒的に勝たないといけないと少なくともサポーターからは思われるでしょう。J3に入ってからも順位は下から数えた方が早く、参入年から3年間最下位にもなったほどです。当時寄せ集めと言われたJリーグ選抜U-22やU-23チームよりも弱かったと暴力的に言えばそうなります。ここ最近は、最下位になるようなことは無くなったものの、まだまだというふうでしょうか。


SHV47_0307というわけで、この試合は平日に組まれたナイトマッチになったわけですけど、1505人来ていたのですから、何だかんだでよくやってると思うよ。
その華を添えるかのように、今日は特別メニューが多かった。その中の一つを紹介します。

こちらは、グーテライゼの「どて丼」飛騨牛のすじ肉が入ったものです。
・・・ネギに隠れているのですけれども、コイツには卵(温泉卵のようなもの)が入ってたよ(泣)。



味としては、すじ肉が柔らかく仕上がっていて、一緒に入ってたごぼうもあくがしっかり抜いてあって、かつ味噌がしみ込んでおり、美味い。ただ、少々薄味だったかなというのともっとどての味噌はたっぷり掛けてくれないと、ご飯に絡まない(苦笑)。惜しい、実に惜しい。


SHV47_0309さて、岐阜の秘密兵器とも言える町田ブライト選手が先発に名を連ねたこの試合、序盤は岐阜がY.S.C.C.を圧倒しているともとれるふうでした。前半6分には粟飯原尚平選手のクロスを川西翔太選手がペナルティエリアで受け取り、その後は独壇場。個人技でY.S.C.C.の守備陣を翻弄し、労せず先制点をゲットします。
その後も実に岐阜がいい流れで試合を流します。Y.S.C.C.は何をするにもワンテンポ遅い感じ、つまりは格の違いを思わせるようなプレーに。岐阜もJ2にいた頃、下位に沈んでいたチームなので、上位にいるチームには、今回のように翻弄されるわ攻守のテンポがイマイチ遅いわとなっていたなぁと感じておりました。
しかし、格の違いを見せていたはずの岐阜は、前半36分に与えたファウルをきっかけに一気に流れを失ってしまうのです。しかもその2分後(実際はほぼ同じ時間のはずだが、公式ではそうなっている)に行われたフリーキック、見事に岐阜が築いた壁を越えてゴールマウスに吸い込まれてしまいました。もうお見事過ぎて拍手が沸いたわ(苦笑)。
このワンプレーで流れはY.S.C.C.に傾き、岐阜は浮足立ちます。相変わらずテンポは悪いのに、ことごとくゴール前にボールを運ばれるのよ・・・。

このままではまずいと思ったのか、ゼムノビッチ・ズドラブコ監督は、町田選手から石川大地選手に、三島頌平選手から高崎寛之選手に交代します。今回は、この交代がズバリ的中となったのです。
まずは後半21(66)分、左サイドから上がってきた橋本和選手の強烈なクロスを受け取ったのが、石川選手!まるで飛び込むようなジャンピングヘッドで逆転します。しかし、橋本選手のクロスが強烈過ぎたのか、吹き飛ばされそうになったぞ(爆)。
さらに後半29(74)分には、柳澤亘選手のクロスを受け取った高崎選手がドンピシャで合わせたヘディングで追加点を挙げます。このようなクロスで得点が取れる時というのは、非常に調子のいい証拠ですけど、やはり交代というワンプレーがきっかけになってイケドンになってくれるんですよね。この時の岐阜は再びノリのいい状態になっていたのです。

しかし、再びY.S.C.C.が反転攻勢に。こちらも途中交代だった宮本拓弥選手に決められて、また1点差に。またY.S.C.C.に流れが傾き始めます。
ただ、最後は岐阜が何とか意地を見せて守り切り、3-2で勝利。ホームの無敗記録を6に伸ばしました。



勝ってよかった。確かに勝ってよかった。ただ、先程述べた圧倒的ではなかったのが誠に残念です。本来なら3-0ないしは3-1で収めていればOKだったのですけど、気の緩みで取られたと言っていい2点目が蛇足になっています。これはちょっとJ3を甘く見過ぎていないかと心配になってきました。しかも過密日程ではなかった試合勘というのもあるので一概に言えないですけど、1週間以上試合が無かったので、もっと余裕で戦えたんじゃないのかと。前半(特に序盤)のあの動きを90分できないと、J3は厳しいぞ・・・。


とりあえず勝ち点と得失点差のプラスを1つ増やして、次の試合を迎えます。

次の相手はアスルクラロ沼津です。もし観客が入って、かつコロナ禍でなければ、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチ(アニサカ)だった可能性があっただけに、残念至極です。まぁ、アニサカだと仮定すると、御前試合になったのと同じレベルになるかもしれないので、異常な強さを発揮してくるかもしれません。去年・一昨年見た試合が、その御前試合でしたけど、ホントに怖いぞ・・・。

そして次の試合が、何と9/9に福島と後半部分を再開試合として行うことになりました。場所はさすがに変更となり、郡山市にある郡山西部サッカー場から、福島市にあるとうほう・みんなのスタジアムとなります。芝の状態が悪いと伺っておりますけど、大丈夫なのかしら。それ以前に台風襲来の方が怖い・・・。

さらに次の試合もアウェイ、ヴァンラーレ八戸戦になります。つまり、アウェイ3連戦。Jリーグの規定ではないのですけど、公平性の観点から日程くん(Jリーグの試合をマッチングするシステム)が組まないように設定されている条件なんですよね。ワイらJ3の1年目やぞ。こんな酷を受けなアカンのですか・・・(泣)。

今回のようなケースだと、一旦ホームに戻ってからアウェイに向かう(この場合、沼津→福島→八戸なので、岐阜→沼津→岐阜→名古屋→仙台→福島→仙台→名古屋→岐阜→名古屋→青森→八戸→青森→名古屋→岐阜)のは、非効率かつ経費も掛かるんですよ。そうなると道中で練習できるようにして移動を繰り返すというジプシー的なものになるとも言われています。


この3連戦を経て、やっとホームになります。その相手はAC長野パルセイロ当初の開幕戦の相手だったチームです。そしてトップ・オブ・北アルプスの盟主になるべく大事な一戦になるでしょう。


厳しい日程が続くけど、ここを乗り切れば、J2復帰が見えてきます。気を抜かず乗り越えていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2017年10月14日

FC岐阜観戦記2017 第19節 チョンボチョンボ、またチョンボ・・・

FC岐阜、今日は徳島ヴォルティスとの一戦になりました。
岐阜はアビスパ福岡戦以降、勝ちを得ていません。しかも名古屋グランパス戦以降は大量失点を喫しています6点→3点と失点は減っている(得点は2点→3点と増加)ので、あとは点を取れれば何とかなるのかなと思っております。


ちなみに、明日湘南ベルマーレが勝って、V・ファーレン長崎が負けると、湘南の昇格が決まります。逆に、ザスパクサツ群馬が負ける、ないしは勝ってもカマタマーレ讃岐が勝つと降格確実になってしまうわけです。選挙の当選確実じゃないですけど、降格にならないのは、J3の動向次第だからですね。ただ、ブラウブリッツ秋田とアスルクラロ沼津が往時の勢いを失っているだけに、これからはJ3の動向でやきもきしなければならないというのも、辛いですわね・・・。まぁ、今年は運よく岐阜は巻き込まれていませんが、明日は我が身。気を引き締めていきたいところです。

逆に徳島は、昇格を掛けた争いの中にいるわけで。何としても昇格プレーオフ圏内の6位に留まりたいのではないかと思います。久しぶりのJ1昇格に徳島は燃えております。ちなみに、今年の魅力度ランキングは46位だって。「ケンミンショー」でいじられそう(笑)。


SHV32_1532そんな長良川にも秋の気配が漂ってきました。
屋台村に「どて丼」が登場すると、寒い季節の準備かなぁと思ってしまう。「どて煮」もあるよ。
どては、美濃加茂市で育てられた「はちや豚」を、米は白川町のコシヒカリを使用しています
・・・また取り上げているかもしれないけど、まあいいや(爆)。



味噌の味わい、濃い味噌が名古屋人にはたまらない(笑)。岐阜の人間にも、このどては美味しいと思うはず。あ、大根もいい味の染み具合でした。


SHV32_1533もう一つ、いつもたこ焼きを売っている屋台には、「韓国焼肉風丼」なるものを売っていました



こちらは、肉の甘辛な味付けがサイコーコチュジャンの辛味とキムチの辛味がアクセントになって、ご飯もっと欲しかった(笑)。


SHV32_1535久しぶりの勝利を賭けたこの試合、結論から言うと最悪だった(泣)。
パスが繋がらない、回らない。そして繋がってもボールを取りこぼしてしまう敵に読まれている感もあるけど、誰もいないところにポンポンボールを回しても何にもならんでしょう
序盤が特に酷かった。この序盤の酷さで、岐阜のイレブンは成す術なしと思ってしまったのか、相手の守備が破れない。ボール回りがよくなった頃には、時既に遅し。敵の猛攻がビクトル選手に襲い掛かってきたのでした。
しのぎにしのいだものの、後半に入ってビクトル選手が飛び出してしまう悪い癖がきっかけになって遂に失点に。その後は、ビクトル選手がまたしのぎにしのいだものの、最終盤でフリーキックを決められて万事休す
今日のような入りの悪い試合では、消極的になってしまうのは嫌だけど、ダメだと感じたなら引きに引いて0-0に持ち込んだほうがよかったのに・・・。中途半端な攻守で0-2に終わってしまいました。



何にもいいところの無い岐阜は、次もホームで東京ヴェルディ戦。こんなチョンボだらけの試合で大丈夫なのかね・・・。ビクトル選手以外だと大本祐槻選手がよかったかなと思ったものの、彼もドリブルでチョンボしてるんだよなぁ。
あと気になるのは、試合終了後倒れ込んだまま動けなくなった小野悠斗選手。今年大活躍しているので、アカンとなったら彼の代わりを探すのは大変だぞ・・・。永島悠史選手を据えるのか、それとも久しぶりにヘニキ選手かクリスチャン選手を招集するのかねぇ?


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(2)

2015年06月28日

FC岐阜観戦記2015 第11節 双方決め手なし

今日、FC岐阜はザスパクサツ群馬との一戦を迎えました。しかし、ザスパクサツ・・・って言いにくいなぁ(苦笑)。


そういえば、FC岐阜は勝てないと思ったジュビロ磐田に大逆転勝利を収めています。いやぁ、ホントよく頑張りましたよ。正にタナボタ、ジャイアントキリングな勝利を収め、ここでさらにステップアップといきたいところですが、はてさてどうなんでしょうか。


ちなみに今日は、岐阜市民総力戦ということで、先着5000人の岐阜市民が無料招待ということになったからなのか、マイナーカード(苦笑)なのに、たくさん来場していました。とはいっても、8517人。できることなら1万人の大台は超えたいのになぁ・・・。しかも、タダ券が無ければ3517人ということはやっぱり苦しいなぁ。


SHL23_1679そんな、岐阜市民総力戦となった今日は、岐阜市のグルメが勢揃いとなりました。
最初は、クローバーコーヒーの「どて丼」。何だか「どて丼」ばかりとか言わない(ニヤニヤ)。
中は牛すじの他、手でちぎったこんにゃくがいっぱい入っておりました



味付けは甘めでコクある味噌なのですけど、アクセントとしてしょうがが入っていて、これが結構効いています。それでも辛くなく、むしろ爽やかさが増してくれるので、この時期には特にいいのかもしれないですね。


SHL23_1680お次も同じクローバーコーヒーの「ベトコン焼そば」。あのベトコンラーメンの焼そば版です。
ベトコンというのは2つの定義があり、元は南ベトナム解放戦線(ベトコン)から来ていたのですが、当時の世相からこれではまずいと思った一部の店舗では、ベストコンディションにしてくれるという意味で使われるようになり、それが定番化しました。



味は、元々ベトコンラーメンから端を発しているので、辛い!食べただけでこうもガツンと来る辛さはそうそうないですね。なぜか一緒に添えられていたにんにくが甘いという奇跡(ギャハ)。加熱しているからだとは思うのですが、ここまで甘く感じたのは初めてかもしれない。
汁モノでない焼そばでこれですから、ラーメンになったら台湾ラーメンクラスの辛さになってしまうに違いない(汗)。


SHL23_16853番目は、るんるん食品から「牛玉焼」飛騨地方(高山)で有名な飛騨牛入りのたこ焼きです。



こちら、肉の風味が非常によくて、甘みのある肉とたこ焼きの粉モノが実にマッチしています。ソースが無くてもこれだけ頂けるのですから、実に肉の旨味を生かした料理なのかがわかります。


SHL23_1684こちらは、伊奈波商會(『會』は『会』の旧字)の「長良川サイダー」
長良川の伏流水(鏡岩水源地)から採った水を利用し、グラニュー糖でのみ甘み付けしただけのシンプルなもの
ちなみに、この写真は、フェイスブックにでも何でも挙げて宣伝してねという主人のご厚意で使わせてもらいます



こちらは、甘みがグラニュー糖のみということもあって、実にすっきりとした甘さに仕上がっています。ベタ付いた甘さはまるでなく、水もいいからなのか、とても飲みやすいものになっております。これはオススメです。


SHL23_1686さて、アウェイの群馬サポーターは、去年もそうですけど、かなり少ないアウェイ席全体で100人いるかどうかの数。
そんな彼ら、少ないのにすごく響いていましたよ。
そして、去年も見掛けた「J1昇格」ののぼり去年は「おまえらその前に財務大丈夫なのか(笑)」というふうで見てましたが、今年は笑えない(汗)。うちも赤字なんですけど、後ろにはJ3の影がちらちらとちらついているわけですから・・・。
あ、一緒に来ていた湯もみ娘姿のサポーター、やる気出して応援してやれ(ギャハ)。もっと腰を使って湯もみ棒振る!



SHL23_1687対して、岐阜サポーターは、今日が岐阜市民総力戦ということもあって、気合十分バック自由席全体を使って、巨大フラッグがお目見えしました。去年もそうでしたけど、圧巻ですわ。しかも今年は声援がより力強さを増してますし。



SHL23_1694そんな気合の入ったサポーター達とは裏腹に、試合は双方決め手なしな展開。しかし、前半21分にほんの1ピースの守備が欠けたことをきっかけに一気に攻められ、最後は江坂任(あたる)選手に決められ、先制点を献上してしまいます。

その後、後半に入ってからは岐阜が群馬に攻め入る機会が多くなり、ゴールそばまで来るものの、決まらない。ホント、ゴール枠を狙うつもりで蹴らないと。ただ打つだけではだめですよ。狙って行かなきゃ。
・・・と、嘆き節を繰り出していた後半20(65)分に縦横無尽のヘニキ選手の弾丸シュート!決まった!
・・・もう目の覚める一撃というのは、このシュートを指すのだろうと言いたくなるくらい。これで何とか引き分けに持ち込みました。


ホントは勝っててもおかしくない試合だったんだけどなぁ。まぁ、引き分けに持ち込めただけよかったというふうにしておきましょう。逆に群馬はコンディション最悪(前節は完敗している)な中でここまで持ちこめたので、次は勝てるかもしれないですね。



これでFC岐阜は7/4に行われるアウェイの一戦、ジェフユナイテッド千葉戦で前半戦が終了。いよいよ次のホームゲームから後半戦に入ります。しかも、次のホームゲームは7/8と連戦になるので、かなり苦しい折り返しになります。しかもその相手は東京ヴェルディ1969。・・・うっ、味スタの悲劇が(泣)。

この試合は平日ナイトマッチなのにもかかわらずアニサカ指定試合なので、どんだけお客が入るのか未知数。さらに半額チケット販売に突入しているので、どうなるのか事態わからない。まぁ、平日なのでチケット売り切れは無いと思うのですが、仕事が終わってから向かえるのかが心配(苦笑)。毎度そう言ってギリギリ着いているので、何とかなるかいなとは思ってますがね(ニヤニヤ)。


いよいよ折り返し、一つでも順位と勝ち点を積み上げていきましょう。


岐阜のご当地サイダー 清流の香り漂う長良川サイダー 24本入リケース
岐阜のご当地サイダー 清流の香り漂う長良川サイダー 24本入リケース



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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)

2015年05月24日

FC岐阜観戦記2015 第8節 圧倒的な差、ここに極まれり

今日、FC岐阜は大宮アルディージャと対戦しました。


SHL23_1562こちら、大宮のサポーターの皆様。明日仕事の人も多い中、ナイトマッチに来てくれるなんて、まさにサポーターの鏡ですね。まぁ、もしかすると有休もらってるかもしれないけれども(苦笑)。


そんな大宮アルディージャ、元々は電電公社の関東チームから端を発したクラブで、1999年にJ2に昇格し、2004年にJ1へ昇格しました。

しかし2005年にJ1入りして以来、10位以上に上がったことは一度もなく、常にJ2降格のギリギリのところで残留を決めるという苦しい展開を見せていました。また埼玉県にあるクラブということで、常に浦和レッズと比較され、そして常に浦和の人気の陰に隠れがちとなっていました。特にさいたま市になったことで同じ市に2つのJリーグクラブがあるということからも集客も苦しく、観客水増し事件で辛酸をなめたこともありました

そしてJ1に残って10年経った昨年、遂にJ2降格を喫することになりました。


ちなみに、先述の通り、元々電電公社から端を発したチームのため、運営会社・スポンサーはNTT東日本・NTTドコモなどからなるNTTグループ資本が入っており、スタジアムに関しては、埼玉唯一の民放ラジオ局でFMにおける首都圏聴取率ではトップリーダーを掴んでいるNACK5(エフエムナックファイブ)がスポンサードしております(そのため、試合のある日は、埼玉西武ライオンズ戦とバッティングしない限り、放送されることが多い)。結構すごいところがバックに付いているんですよ。浦和なんて基本三菱自動車だけだし、コミュニティFMでしか試合の放送は聞けないんだし(爆)。

そんなこともあり、1年でJ1に復帰するんだとばかり(これは浦和がJ2に落ちた際、1年で復帰したという経歴があるからかもしれない)、J2ではほとんど負けなしJ1昇格にもたついているジュビロ磐田・ジェフ千葉などを尻目に、上位をキープしております(恐らく、ツエーゲン金沢が健闘しているのが、大宮にとっては想定外なのかも)。前に書きましたけれども、J1では下位の常連でも、10年もの長きにわたりJ1に残った底力を舐めてかかれないわけで、今年の成績がその証拠でもあります。ただ、前回はジュビロ磐田戦で『J2先輩』の格を見せる試合となり、引き分けになりましたけれども、負けにはならなかったので、そういった点では大宮の底力は健在ですね。



対する岐阜はというと、前々回の愛媛FCで快勝し、アウェイで挑んだロアッソ熊本戦では先制されながらも、すぐに岡根選手のシュートで追い付き、難波選手のPKで逆転し、今季初の連勝となりました。そういった点では、いい形で大宮戦を迎えられることになりました。
ただ、連勝の『代償』は大きく、この試合はチームの要の一人であるヘニキ選手と守備の切り札である阿部選手がイエローカード累積4枚で出場停止となってしまいました。特にヘニキ選手がいないのは痛い縦横無尽に動き回る彼の存在は、大宮の攻撃を振り回せると思っていただけに、残念でならないと同時に大丈夫なのかと思っておりました。今思えば、彼がいないことは試合を決してしまう事態だったのかもしれません。


SHL23_1557ところで、ホーム第4節(栃木SC戦)で、餃子道のどて煮を紹介した際、「丼飯で欲しかった」と書いたのですが、ここ読んでるな(ニヤニヤ)。丼飯(どて丼)が売られておりました(ギャハ)。待ってたよ。
・・・これが美味くないわけないじゃん!ここでコメントしませんけど、書くとしたら美味かったとしか書きませんけど、これを食わずに長良川から帰るなと言ってやりたい(笑)。また売ってら買うかもしれないレベルなり。



SHL23_1564この日は、難波選手もお休みでしたが、完全休暇ではなくリザーブで残るというふうでした。試合に出るかなと思っていたものの、結局は完全休暇に近い形となりました。

しかし、ウォーミングアップを見ている限り、他の選手と動きが違う。ほとんど手を抜いていないですよ。こりゃ若手が見本にしないといけないとラモス監督が言うわけだ
動画にも収めていますが、さすがにどうかなと思って公開はしませんけど、写真だけでも見てすごいなとわかってもらえれば、これ幸いなりと。



SHL23_1570で、試合なんですが、スコアを見てわかる通り、0-5と実力の差がはっきりと出ました。ワンサイドと書いてしまえばそれまでなのかな。

岐阜はボールをためてパス回しでチャンスを伺うというプレイスタイルはできていた。相手をそれでかき回して、その隙を突いて点を取るという、どちらかというと堅守速攻型の展開にしたかったんだろうと思うんです。
ただ、敵もさる者で、岐阜の1枚も2枚も上だったんですわ。きっちりガードし、必ず複数人で囲んでボールを奪う奪ったボールは確実に味方のいるところに(オフサイドにならないよう細心の注意を払って)飛ばす。そして確実にシュートを打つ失敗したらフォロワーがいて、これでもかと打ち込む。サッカーの基本なのかもしれないですけど、それがちゃんとできている。個人技もチームプレーもちゃんとできているわけです。
しかも、岐阜は複数人いたのに、誰もボールを取りに行かないボールをなすがままに流して、相手のところに送ってしまっている感がありました。フォロワーの動きにも対応できていない、きめの粗いザル状態でした。ここにヘニキ選手がいれば、阿部選手がいれば・・・と思うシーンが何度あったことか。実力の差以上に何かが足りない、残念至極な試合でした。

ちなみに、この試合では鈴木潤選手(特別指定選手。中京大学在学)が初登場。まだまだな部分もあったものの、厳しい試合の中よくやったかなと。



SHL23_1558さぁ、これで連勝が止まった岐阜は、最悪の形の中で水戸ホーリーホックとの対戦を迎えることになりました
そして、この試合はアニサカ3戦目(岐阜の試合は2試合目)4/25の東京ヴェルディ戦のような無様な戦いはできません。勝てる相手だと思うので、引きずらずに前を向いて戦いましょう。幸いなことにまだ降格圏内には落ちていないのですから。



次戦から巻き返しだ!FC岐阜!


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)