日清食品のカップ麺、色々ありますけど、うどんとそばなら、「どん兵衛」を思い浮かべる人が多いんじゃないのでしょうか。
地域によって味が違うのは有名ですけど、今回「日清の利きどん兵衛」と銘打って、さらに細かく分けてきました。今回は、信州そばになる「日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 信州」(上)と博多うどんになる「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多」(下)が登場。再現度も含め、どんな感じになるのでしょうか。
「日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 信州」は、かつおだしの濃いつゆが関東のそれよりもあるものだから、ちょっと驚いた。それでも角が取れて丸みを帯びた味わいで、甘さのようなものもあったから、これはこれでいいんじゃないかと。
ちなみに、戻し時間は5分と、普段のそばよりも長め。思っていた以上に長い戻し時間だなと思ったんですけど、麺はもっちりしていて、これもこれでいいですね。濃い目のそばつゆにもっちり太めの麺。とてもよく合いました。
「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多」は、あごだしのつゆに揚げに沁みていた甘めの味わいが溶け出して、いい風味になりました。あごだしそのものも焼いてあることもあり、少し香ばしい風味が付いていたようにも。ただ、戻し時間は7分と、「最強どん兵衛」と同じなんですね。もっと言うと、それで戻した麺は、もっちりしているからなのか、コシの無い柔さがあまり感じられない。あの柔さは、カップ麺で出すのは難しいかなぁ・・・。
個人的には、どっちも美味しかったけど、信州の方が一枚上手だったと思います。
このシリーズ、もっとやってほしいですね。次は何が出てくるのでしょうか。