今年も名鉄百貨店で全国逸品うまいものまつりが開催の時期になりました。もう最終盤に取り上げるのも申し訳ないと思いますけど、これをやらないと2月が来たと思えない(苦笑)。とはいえ、毎回紹介できるレベルのものがあるのかと言われると、なかなか難しい。今回もひねり出して紹介していきます(笑)。
一つは、北海道にある味噌専門 札幌みそのの「炙り豚盛り味噌らーめん」。
・・・以前に紹介しているような感じなんですけど、初めての登場のよう。ちなみに、このイベントでは初登場です。
こちらは、コク深い味噌の風味が口の中全体に広がっていくんですけど、ここにしょうがを混ぜると、味がすっきりするばかりでなく、味にキレが増すんですね。しょうがの風味で、もう一段階高いところに向かっていくわけですよ。
そこに炙られた豚チャーシューの香ばしい味わいと脂の乗った味わいが味噌のコク深さをさらに強調します。きくらげ・メンマ・ねぎなどの具材は箸休めに丁度いいし、麺は縮れ麺になっていて、スープに絡みやすいけど、短めの作りになっているので、麺から汁がはねてしまうことも少ない。スパゲティの麺が短いのと同じ感覚なんでしょうかね(逆にフォークに巻き辛くなる欠点はあるが)。
もう一つは、福岡県にあるとり酒場 博多華善の「なんこつからあげ」。前に「とりかわ巻き巻き」を紹介しているのですが、それ以外の商品を取り上げるのは初めてかな。
今回揚げたてを頂いたので、すぐに食べた(爆)。
なんこつとは言っているものの、鶏肉が結構付いていて、なんこつと名乗るのは、いい意味で詐称だと感じるくらいの肉の乗り具合。ゆえに、ジューシーさのある部位とあっさりとしている部位とが混載しているので、味の変化も十分に楽しめます。そこになんこつのコリコリとした食感が合わさって、何とも言えない美味さを感じてしまいました。なんこつそのものは味の無いものなので、食感を楽しむものだと割り切って下さい。だからこそ、肉の味わいが楽しめるようにもなるんですね。
この催しは、明日(2/13)までの開催になります。来年のために覚えて置くもよし、地元にある店だという方なら、一度お試し頂きたいと思います。