さて、今期は16本見ていますが、続きものが多いなという印象と、期待に反してあまり面白いと膝ポンできるような作品は少なかったなと思います。かさだけ多くて水ぽっい味な感じでしょうか。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。
というわけで、今回のベストは「はたらく勇者さま!」。冬の「琴浦さん」同様、今回ぶっちぎりで面白かったと言える作品でしょう。
テンポのよさ、間の取り方の上手さ、そしてカルチャーギャップとカルチャーショックが強烈に描かれていて、かつ魔王と勇者がその世界に戸惑いながらも順応している姿が何とも滑稽。ちょっとしたシットコムとも取れるふうになっています。もちろんシリアスなモードもあるので、作品としての見どころはしっかりと持たせています。
2位は「よんでますよ、アザゼルさん。Z」。
この作品は続きものになるので、正直その点での評価をどう見るかで悩んだんですが、相変わらずエロ・グロ・ナンセンスのギャグが突き抜けているので、この地位に来ています。このセンスが付いて来れない人にはオススメできません(ギャハ)。
3位は「革命機ヴァルヴレイヴ」。
第1話でここまで見せるアニメは珍しい。しかも意外にも熱血アニメ的な要素を持たせた(状況が状況ゆえにそうなったとも言える)作品でもあります。色々な謎を持たせて次回に引っ張ろうとする流れも上手く、今後の展開次第ではかなり面白くなりそうですね。サンライズ製作ゆえに、ガンダムシリーズの匂いもしますけれども、ロボットものが好きな人複雑な人間関係が好きな人にはオススメです。
次点は「デート・ア・ライブ」。
真面目にやってるつもりが、フィルターが掛かって不真面目(コメディ)に見える・・・というギャグ的な要素を持たせたアニメにはよくある手法です。この作品もコメディ要素が強く、敵同士の女子が主人公を巡って駆け引きを繰り広げるという、よくありがちながらも勘違いと組織の『誘導』で上手いこと新鮮さを維持してくれています。この作品も今後の展開次第で面白くなりそうですね。
次回はワースト3の作品を紹介していきます。

