今年はホーム戦は20試合、アウェイは5試合の計25試合見てきました。4/29のレノファ山口戦以外は全て(途中観戦も含め)見られたことは、私としてはすごくうれしかったですね。勝ち負けは別にして。一方アウェイはことごとく勝てなかった(爆)。私が疫病神になっているんじゃないかと思えてならないんですよ(汗)。ちなみに、1分4敗です。一緒に見ていたファン・サポーターの皆様申し訳ありませんでした(泣)。
今日を迎えるまで、色々と苦しい中で戦ってきました。一時は5位まで立ったのに、梅雨時(6/26)から8連敗(途中4分を入れた状態で。引き分け無しなら7連敗)してズルズルと下位に降格。遂には第38節で最下位に沈むという窮地も味わいました。そこから怒涛の残留力を発揮し、何とか20位にぶら下がっている状況でした。
下位チームとの勝ち点差は2。とにかく、勝つ以外は相手の動向で結末が変わるというまさに窮地の中の窮地。下部降格の歴史が過去6年間あった中、岐阜は5回それを経験している『常連』ですが、最終節までもつれる事態は無く、かつ下部2チームどちらもJ2ライセンスを取得している、つまり入れ替え戦の可能性も持っている事態は初めてだったのです(実は2012年・2013年に入れ替え戦の可能性があったものの、運よく下部のチームにJ2ライセンスが下りていなかったため、残留している)。

前にも書いてますが、味スタの悲劇以降、勝っていません。そこに今年はホームとの相性が最悪。ここまで5勝3分12敗で、やっと連勝している(ザスパクサツ群馬と横浜FCとの試合)のです。普通の3連勝も厳しい中、ホーム3連勝も結構高いミッションです。あまつさえ、アウェイからホームで勝った試合は3/26の水戸ホーリーホック戦までないという事態。前節がアウェイだったので、嫌な予感がピリピリ感じられました。
勝つためには、選手やスタッフだけでなく、ファン・サポーター全員が勝利を願うしかなかったのです。

だから、私も朝早くに家を出て、午前10時前には会場に着きました。今年はこの試合で最後にしてほしい。入れ替え戦なんてなってほしくない。もちろんJ3降格なんてまっぴらごめん。勝って帰ろう、勝ってセレモニーを迎えたい。その一心でした。

関市のホームタウンデーでもあったので、関のうなぎを食いたかったのだよ(ギャハ)!
過去2年間、売っていたのに売り切れで買いそびれた(去年は行けなかったんじゃなかったのかなぁ)。だからこそ、今年はいち早く向かって食ってやる・・・と思ったら。
ま~た売り切れかよ(泣)!

今年はきちんと最初の段階で手に入れたのだよ。10時半過ぎに売り出しが開始されたので、ほぼそれと同時に買ったのでした。
今回の商品は、関市にある角丸という店のもの。

2切れで1000円でも、国産なら文句ない。
実は、うなぎはこれからの時期が旬。身は歯応えがあって旨味もたっぷりでした。外はパリッとして中はふかっとしてましたし。また来年も食いたいねぇ。

ありがとうgol.ジャパン。またチョリパンが食いたかったよ・・・。

最初は、「ぷりぷり牛ホルモン味噌焼うどん」。最初は焼きそばで売ろうと思ったんだって。ガムテープで必死に隠していたよ(笑)。
味噌だれが甘辛くてうどんやホルモンにしっくり来ていましたわ。でも一番は野菜、特にもやしの多さ。このたれに一番合っていたんだよねぇ。

・・・味は普通のカレーうどんだったわ(苦笑)。でも美味しいよ。ホント。

その流れで前半23分、東京Vに先制点。常澤聡選手が東京Vの選手と顔面から接触したのにノーホイッスルで得点という実に運の悪いプレーは、熊本戦のそれを見ていたかのようで、非常に後味が悪いものでした。まさか、このままズルズル引きずらないかと肝を冷やしたものです。
しかし今日の岐阜は違った!前半28分にレオミネイロ選手が同点弾を放ち、すぐに追いつきました。ただ、敵もさるもの。軽快なパス回しで岐阜を翻弄し、前半33分に再び突き放します。お前達はJ2にいてはいけないのだとばかりに。
それでも、岐阜はこの試合で生まれ変わるんだとばかりに勇猛果敢に攻め、わずか3分後に難波宏明選手が放ったシュートをキーパーがこぼし、それを風間宏矢選手がフォローアップして再び同点に追い付きます。
そして運命の後半。劇的な展開が待っていました。
後半7(52)分、レオミネイロ選手のシュートを難波選手がフォローアップして逆転!さらに後半18(63)分、今度は難波選手が一気にゴールまで駆け抜けてダメ押し弾!
味スタの悲劇を一番知っているであろう難波選手が、この試合2得点を挙げました。ハットトリックとはいかなかったものの、不調にあえいでいた難波選手は、この試合で伝説になったのです!
ちなみに、今日も田中パウロ淳一選手のプレイが光っていたのですが、スタンドプレー(決めポーズをファン・サポーター達の前で披露)を働いて、審判に怒られていました(笑)。
最終盤で岡根直哉選手が2枚目のイエローカードを食らい退場となったため、岐阜は10人でしのがなければならなかったのですが、冷静に対処し、無事にタイムアップ。
4-2で逆転勝ち!これにより岐阜はJ2残留を自力で決めたのです。そして、名古屋グランパスエイトと初めてリーグ戦で直接対決(名岐ダービー)を迎えることになりました!
今日は全て同時刻で試合が始まったので、テレビ放送などで他の試合結果が入ってきました。
ギラヴァンツ北九州はモンテディオ山形に完敗。そしてツエーゲン金沢は優勝の掛かっていた北海道コンサドーレ札幌に引き分けと善戦しました。勝ってよかったものの、引き分けないしは負けても紙一重の状態で残留していたのですね。ああ、サッカーは怖い。

この後、サンクスセレモニーが行われ、岐阜のジュニアからセカンドチーム(FC岐阜SECOND)まで選手が勢揃い。トップチームの選手達と一緒に記念撮影に収まるという、いつもの、のどかな風景が見られました。
・・・田中パウロ淳一選手がバナナかぶってウケを狙ってた以外は(ギャハ)。オマエ、何してんねん(ニヤニヤ)!

この時、レオミネイロ選手は行かなきゃよかったと後悔していなきゃいいけどと思うほどにもみくちゃにされていました。チーム残留の立役者として、2016日本特陶業賞(シーズンMVP)に選ばれていましたからね。
本当にレオミネイロ選手には攻守で助けられました。正直、最初の頃は大丈夫なのかと心配しました。でも、1年でチームに馴染み、2年目の今年はチームの軸として大活躍。恐らく皆の信頼を得ていたのではないかと思いますし、今年やって来たブラジル人選手の世話役的な役割も果たしていたのではないかと思います。
何でこんないい選手が期限付き移籍選手なのか、本当にわかりません。恐らくですが、岐阜の本当の一員になるために、役職関係なく尽くしてくれたのでしょう。
だから宮田博之社長をはじめ、フロントにお願いです。何としてでもレオミネイロ選手を『正社員登用』して下さい。今の岐阜には彼が必要です。ナザリトの悲劇を繰り返してはならないのです!
繰り返しますが、今年の岐阜は一時5位まで上がったほど実力を上げていたのに、最終的には残留ギリギリの20位でした。去年と同じですけど、内容は去年より遥かに悪いです。言いたいことは山ほどあるでしょう。
でも、終わり良ければ総て良しという言葉があります。今はよくやったとほめてあげるべきでしょう。総括するのは、その後でもいいです。一度落ち着いてから、今シーズンを振り返り、反省すべきところは反省しましょう。
来年は名古屋がJ2にやって来ます。J2では強豪になるアビスパ福岡と湘南ベルマーレを引き連れて。
昇格関係では、札幌と清水エスパルスがJ1復帰に。松本山雅FC・セレッソ大阪・京都サンガFC・ファジアーノ岡山が昇格プレーオフに進みます。個人的には、松本が頭一つ抜けたかなという感じですけれども、岡山がひっかき回してくれないかと期待しています。
一方で、岐阜が残留を決めたことで、北九州と金沢に絞られた降格争いは、先述の通り、北九州が山形に完敗したため、最下位となりJ3降格になりました。大分同様まさかの降格とも言えるでしょう。しかも新スタジアムが来年から使用できるようになる中での降格。何かしらの騒動が起こらないか心配です。
金沢はJ3の2位になった栃木SCとJ2・J3入れ替え戦を戦うことになりました。金沢はJ3経験があるとはいえ、入れ替え戦は初めて。対する栃木も自動降格でJ3にやって来たので、入れ替え戦は初めてになります。暗中模索の中でやることでしょうから、双方五分のがっぷり四つになりそうです。
激しかった今年のJ2が終わりました。来年は、いや来年こそは残留で一喜一憂するのではなく、昇格プレーオフに進めるか否かで一喜一憂したいものです。
ではまた来年、ホーム自由席改めホーム・ゴール裏自由席で、またはメイン自由席で。もしくはアウェイで。

